岡山県の倉敷市にある由加神社本宮(ゆがじんじゃほんぐう)に参拝しました。

 

由加神社本宮は、厄除けの神社として人気なのですが、子授けの神社としてもよく知られています。

 

子宝を願う方が「子授け神木」の“くすの木”を、3回まわって(男の子希望は右回り・女の子希望は左回り)祈願しますが、その仕方に重要なポイントがありましたのでご紹介します。

 

これから子宝祈願に行かれる方、ぜひ参考にして下さいネ。

 

重要ポイントは「子授け神木」にしっかりタッチ!

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「子授け神木」のくすの木の周りを回って、子供を授かるように祈願するのですが、重要なポイントは、“しっかり「子授け神木」をさわる”ことなんです。

 

もし、あなたが子授け祈願で参拝されたのでしたら、子授け神木のくすの木にしっかりタッチしてくださいネ。

 

 

私たちも知らなくて3回まわってお願いした後に、子授けの“お札”と“お守り”を買いました。

 

 

そのとき、宮司の服装といいますか袴をはかれた男の方に、「くすの木にしっかりさわりましたか?」と聞かれ、「しっかりなでて子授けをお願いしてください」と言われました。

 

 

私たちは、ご神木には触っていなかったので、もう一度ご神木を回ってしっかりお願いして、そしてしっかりくすの木をなでてきました。

 

 

赤ちゃんを授かるお願いのポイントは、「子授け神木」を回って祈願したら、次はしっかりご神木のくすの木をさわってお願いしましょう。

 

 

子授け神木のくすの木は、大人3人が両手を広げても届かないくらい大きく太い木で、途中から複数にわかれて高く空へ伸びています。

 

 

こちらの写真が「子授け神木」のくすの木です。

 

では次に、あなたが希望されているお子さんの性別によって回り方が違いますので説明します。

 

 

男の子を授かりたい方は右回り3回!

 

あなたが男の子を授かりたいと思われていましたら、くすの木を右回り(時計回り)に3回まわります。

 

そして、「子授け神木」をしっかりさわってください。

 

 

女の子を授かりたい方は左回り3回!

 

あなたが女の子を授かりたいと思われていましたら、左回り(反時計回り)に3回まわります。

 

そして、「子授け神木」をしっかりさわってください。

 

 

子授け神木(くすの木)の周りは舗装されている

 

 

「子授け神木」の周りには砂利が敷き詰められていますが、砂利の外側は舗装されているので歩きやすいです。

 

 

砂利が敷き詰められているので、くすの木を触るには砂利の上にのらなければなりません。

 

私たちは、最初は砂利の上にのってはダメだと思ったのでタッチすることはしませんでした。

 

 

でも、由加神社本宮の関係者の方(袴をはかれてお札を販売された方)が「くすの木に触ってください」と言われたので、安心して砂利の上にのってしっかりお願いしながらなでてくださいネ。

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「一願ゴマ木」に子授けの願いを書く

 

本宮に着くと右側にテーブルが設置されていて上に「一願ゴマ木」が置いてあります。

 

ひとつだけですが願い事が叶うとされているので、子供が授かるように「一願ゴマ木」に書いて献上しておくといいですよ。(願いごとは一つだけです)

 

一願ゴマ木の献上の“志納金”は、300円です。

 

 

「子授け神木」までの参拝順

 

御本殿で子授けの祈念と「一願ゴマ木」に願いごとを書いて献上してから、子授け神木でお願いされると良いですよ。

 

 

三十三厄除け石段・六十一厄除け石段を登る

 

まず、三十三厄除け石段を登り、そして六十一厄除け石段も登りきると由加神社本宮が前方にあります。(左方向にあるのは蓮台寺というお寺です)

 

 

六十一厄除け石段を登りきると右側に有名な日本一の「備前焼大鳥居」があります。

 

この備前焼大鳥居を通って由加神社本宮(御本殿)へ参拝します。

 

この鳥居を通ってまっすぐ行くと「子授け神木」がありますし、その途中の左に御本殿があります。

 

 

備前焼大鳥居までに2つの鳥居を通るので、合計で3つの鳥居を通ることになります。

 

駐車場から歩いて由加神社本宮まで、元気な方なら10分かからないと思いますが、ほとんどの人が石段を上るのに息が上がってしまいフーフーとなります。

 

厄除けの意味がありますからきついのでしょうネ。

 

手すりを持たれたり、石段でない平らな参道もありますので、休憩しながら登ってください。

 

 

石段は右側を歩いてくださいネ。

 

 

由加神社本宮の場所

 

住所:〒711-0901 岡山県倉敷市児島由加山2852

TEL:086-477-3001

 

 

由加神社本宮  アクセス

 

 

由加神社本宮の近くになると、とても道幅が狭くなっているところがありますので、自動車で参拝される場合は、注意して運転してくださいネ。

 

自動車:瀬戸中央自動車道児島インターより約8km・約25分

自動車:瀬戸中央自動車道水島インターより約8km・約25分

タクシー:瀬戸大橋線児島駅より約7km・約20分

 

 

由加神社本宮 駐車場・トイレ

 

第一表参道駐車場:自動車約30台、バス約4台

 

正月三が日は大変な混雑になります。

この本宮に一番近い第一表参道駐車場は、満車が続き止めれないです。

この駐車場近くになると道が狭くなっているところがあり、そこは二車線ではありません。

そして一方通行ではないので対向車も来て大変です。

 

近くにできる臨時の駐車場にガードマンが誘導してくれますのでその指示に従うのが賢明です。

 

かなり歩く(500m~)ことになりますので、歩きやすい靴を履かれて参拝されることをおすすめします。

 

トイレは最初の石段の左側と「子授け神木」の近くの2ヶ所にあります。

 

 

由加神社本宮の始まり

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由加神社本宮の始まりは、天平5年(733)行基菩薩が十一面観音を祀ったことからです。

 

由加山は神仏習合の聖地でしたので、蓮台寺というお寺もそばにあります。

 

 

「両参り」って?

 

「両参り」とは、由加神社本宮とこんぴらさんの両社にお参りすることです。

 

その昔、「お伊勢さん」と「こんぴらさん」にお参りするのが人々の夢であり、願いでした。

 

諸国から多くの旅人がこんぴらさんに向かう途中、備前(岡山県の南東部)第一の霊地、ゆがさん(由加神社本宮  御本殿  大権現本社)で災難・交通・旅行安全の参詣をし、こんぴらさんへ。

 

 

そして、次第に両社(由加神社本宮とこんぴらさん)をお参りする人々が多くなり、ご利益がたくさんいただけるという「両参り」の風習が全国に知れわたりました。

 

 

由加神社本宮 ご利益

 

 

由加神社本宮では、下記のように多くのご利益がいただけます。

 

「子授け」「縁結び」「合格祈願・学業成就」「商売繁盛」「豊漁・魚供養」「正月初詣」

 

 

縁結び

 

「縁結び」で良縁を願う方はぜひお参り下さいネ。

 

縁結びの小路が拝殿の床下にあります。

 

薄暗いですが通路を行くと先に雌雄一対の獅子に両脇をかためられるようにして、小さな社殿があります。

 

そこにまつられている社殿には、縁結びの神様といわれる素盞嗚尊(すさのおのみこと)がまつられています。

 

男子は雌の「女獅子」、女子は雄の「男獅子」へお参りすると、ご利益があるといわれています。

 

 

合格祈願・学業成就

 

「合格祈願・学業成就」では、学問の神様といわれる菅原道真公 御神像がまつられています。

 

 

正月初詣

「正月初詣」では、正月三が日約30万人の参拝者でにぎわいます。

 

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まとめ

 

子宝を願われている方、由加神社本宮で「子授け神木」のくすの木でお願いしてみてください。

 

・男の子を授かりたい方は右回りに3回まわってください。

・女の子を授かりたい方は左回りに3回まわってください。

そして、大切なことは、「子授け神木」をしっかりさわってください。

 

由加神社本宮のご利益は、「子授け」「縁結び」「合格祈願・学業成就」「商売繁盛」「豊漁・魚供養」「正月初詣」とたくさんありますので、どうぞご参拝くださいネ。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。