餅の好きな方は多いと思いますがのどに詰まる危険もあります。

 

とくにご高齢の方や嚥下に不安がある方は注意が必要ですネ。

 

そこで、のどに詰まりにくい餅を見つけましたのでレビューします。

 

餅がのどに詰まる不安がある方は参考にしてみてくださいネ。

 

毎年1月は高齢者の餅の窒息事故が急増しています。

 

餅がのどに詰まったときの対処法もご紹介します。

 

 

 

のどに詰まりにくい餅のレビュー

 

 

のどに詰まりにくい餅を3種類見つけましたのでレビューします。

 

こちらの3種類が、今回見つけたご高齢者や嚥下(えんげ)に不安な方におすすめのお餅です。

 

①「高齢者白丸小餅」

 

 

 

②「やわらか福餅」

 

 

 

③「さっくりお餅」

 

 

 

 

①のどに詰まりにくい餅「高齢者白丸小餅」レビュー

 

 

「嚥下障害のある父のため購入しましたが、むせることなく食べれました。」

 

「餅の味は普通の餅と同じ感じです。」

 

「家族で同じお餅を食べれるのがいい。」

 

「常時使用する介護食として再注文したいです。」

 

 

嚥下(えんげ)とは、口の中で噛み砕いた食事を飲みこみやすい大きさにまとめ喉の奥へ飲みこみ、食道から胃へ送り込むことをいいます。

 

 

特徴

 

「高齢者白丸小餅」は“ひるぜん農園″が作っている白丸の小餅です。

 

嚥下に不安のある方や弱くなった高齢者が、食べやすいように作られた餅です。

 

粘り(コシ)を軽減してあります。

 

歯ぐきでつぶせるやわらかい餅です。

 

通常の丸餅は約40グラム程度の大きさですが、ひるぜん農園のおすすめのどに詰まりにくい餅は、約20グラムで小さいです。

 

さらに餅に小さい切れ目がありますので、小さく切って食べやすいです。

 

 

②のどに詰まりにくい餅「やわらか福餅」レビュー

 

 

「ツルツルしているので、口の中で粘付きにくく、噛むともちもちしているので、食べやすく、とてもおいしかったです。」

 

 

「水はすべてトロミをつけたり、柔らかめのご飯を咳しながら2時間程かけて食べるレベルに嚥下機能が低下している父がおいしいと言って調子よく食べることができました。」

 

「嚥下・咀嚼力の低下している高齢者が問題なく食べれて喜んでくれました。」

 

 

特徴

 

ねばりやべたつきが少なく、歯にくっつきにくい餅です。

 

かみ切りやすく、食べやすい新しい感覚の餅です。

 

煮込みや、焼く、ゆでるなどあらゆる調理方法が可能です。

 

キッセイ薬品工業株式会社が作っている餅です。

 

 

③のどに詰まりにくい餅「さっくりお餅」レビュー

 

 

「もち感がないので少し物足りないかも。」

 

「餅をのどに詰まらせたことがある父がさっくりお餅は雑煮にして食べることができました。」

 

「もち粉で作られていてご飯をつぶして団子にした感じのお餅です。」

 

「歯が一本もない家族のために買いましたが食べれました。」

 

「調理してもドロドロしなくて焼きめをつけて盛り付けするととても綺麗でした。」

 

「要介護5の母が食べれました。」

 

 

特徴

 

歯茎でつぶせる柔らかさです。

 

冷凍で賞味期限が15ヶ月で長期保存が可能です。

 

 

のどに餅が詰まったときの対処方法

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まず、のどに詰まらせた人が、声をだせない、うなずくのがやっと、という状態は、「窒息」事故と判断してためらわず119番に電話して救急車を呼びます。

 

※一刻を争う危険な状態なので緊急を要します。

 

心停止や呼吸停止などで脳への酸素供給が絶たれると、再び心臓を動かすことができても植物状態になる場合があります。

 

 

意識がある場合

 

本人に意識がある場合は、「咳」と叫び強く「咳」をさせましょう。

 

咳ができない、咳が弱くなってきた状態ならこちらの方法をやってみましょう。

 

 

背部叩打法(背中を叩きます)

 

 

立つか座った状態で腰を折って前屈みになり、顔を低くした状態にして、相手の“肩甲骨の間″を自分の手の付け根の堅い部分で「強く」数回叩きます。

 

大人の場合は“あざ″ができるくらいの強さで叩きます。

 

横に寝た状態で行ってもOKです。

 

 

腹部突き上げ法(ハイムリック法)

 

①相手の背中から脇の下へ自分の両手を回します。

 

②片手で握り拳を作りその親指側を相手のへそより上でみぞおちより下の部分に当てます。

 

③もう一方の手で握り拳を握り、素早く手前上方(自分側)に引きつけるように圧迫して突き上げます。

 

※妊婦さんと乳児には腹部突き上げ法はしてはダメです!

※内臓を痛める危険があるので、除去できても必ず診察を受けてください。

 

 

意識がない場合

 

反応(意識)がない場合、手当てをしている途中でぐったりして意識がなくなった場合は、直ちに心肺蘇生法(胸骨圧迫と人工呼吸)をしてください。

 

※心肺蘇生法の開始が遅れないことが重要です。

 

 

餅の除去で注意すること

 

 

歯で自分の指などを傷つけることもあるので、ハンカチなど清潔な布を手に巻いて行いましょう。

 

のどの奥に餅が見えても押し込んでしまう危険があるので無理しないようにしましょう。

 

掃除機で吸引するのは不衛生と口の中を傷つける危険があるのでおすすめはできません。

 

感染防止にしっかり注意してください。

 

 

のどに餅などが詰まる場合はだいたい食道か気道の2つの場合があります。

 

可能ならどちらに詰まっているのか見極めてから対処します。

 

食道に餅が詰まっている場合は、水を飲むと通る場合があります。

 

気道にものが詰まっている場合は、強い咳で通る場合があります。

 

 

窒息のサイン

 

のどに餅などが詰まって呼吸ができないことを伝えるサインがあります。

 

両手の親指と人差し指で首をつかむしぐさをしてください。(世界共通の「窒息のサイン」と呼ばれています)

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まとめ

 

のどに詰まりにくい餅として、高齢者や嚥下に不安のある方向けのお餅をご紹介してきました。

 

また、詰まったときの対処方法もご紹介しましたので、参考にしてください。

 

 

お正月は家族みんなでお雑煮を食べたいですが、高齢者や嚥下に不安のある方がいらっしゃると心配です。

 

そんなときにはのどに詰まりにくい餅をお試しください。

 

ただし、ご紹介していますのどに詰まりにくい餅も100%詰まらないとは言えません。
危険性はあります。

 

必ずご家族の方がそばで見守りながら、食べさせてあげてください。

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。