日光浴は健康に良いといいますが、紫外線による肌のダメージを気にしている方も多いのではないでしょうか?
日光と上手に付き合うことは、無理せず健康を維持することにつながります。
日光浴のメリット・デメリットを知って体に良い日光浴をしましょう。
目次
日光浴のメリット
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日光浴とはその名のとおり日光(=太陽光)を身体に浴びることを指します。
まず日光浴のメリットについて知っておきましょう。
ビタミンDが生成される
人は日光浴で紫外線に当たるとビタミンDを生成することができます。
体内のビタミン D の半分は紫外線を浴びることで得ています。
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し骨を丈夫にしたり、免疫機能に関わるなど健康な身体を維持するために欠かせない成分です。
ビタミンDは、ガンやアレルギーを抑制する働きがあります。
がんの抑制
ビタミンDは、乳がんや大腸がんを抑制する力が高いのです。
アレルギーの抑制
ビタミンDは、花粉症などアレルギーを抑制する働きがあります。
体内時計をリセット・睡眠の質を向上
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人の体内時計は光を浴びたり暗さを感じることで調整されます。
そのため、日光浴をすることで体内時計を調整し、健康的な生活リズムへと整えてくれます。
睡眠の深さを決めるメラトニンが分泌され睡眠の質の向上になります。
15時間後になるため睡眠の向上には日光浴を朝するのがポイントです。
身体を温める
太陽の光は紫外線だけでなく赤外線が含まれています。
太陽の熱により体温が低めの方や手足が冷えやすいという方でも無理なく身体を温めることができます。
血流が良くなることで基礎代謝促進が期待できます。
皮膚疾患の抑制
紫外線は悪い作用ばかりでなく、皮膚の異常な免疫反応を抑制する作用があり、乾癬(かんせん)やアトピーなどの皮膚疾患が改善しやすくなります。
幸せホルモンの分泌
幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンというホルモンが分泌され、幸せや安心感を感じさせてくれます。
「うつ」の予防
冬場に「冬季うつ病」の発症が多いのですが、これは冬の日照量が少ないことでビタミンD不足も一因と言われています。
日光浴のデメリット
日光浴のデメリットは、急性と慢性の2つに分けれます。
急性の症状
強い日差しを受けることで皮膚が軽いやけどを負った状態になります。
そして、赤み、かゆみなどの炎症が起こります。
炎症後に約半年ほど色素沈着が残ります。
夏場など海水浴に出かけて急に強い日差し(紫外線)を長時間受けることで肌がダメージを受けてしまいます。
皮膚がヒリヒリと痛み眠れなかった体験ありませんか。
このような急性反応を繰り返すと、将来皮膚がんのリスクが高まりますので注意しましょう。
慢性の症状
紫外線を長時間浴びると紫外線によるしみ、くすみ、しわ、たるみなどの光老化による皮膚障害が起ることがあります。
アメリカのトラックの長距離ドライバーが、顔の片方ばかりに紫外線を長年受け続けたところ、紫外線を浴び続けた片方の顔はシワとたるみで酷い状態になりました。
その写真を見たときとても驚きました。
健康に良い「日光浴」と健康障害を起こす「日焼け」
健康に良い日光浴:皮膚が急に反応を起こさない程度の紫外線を少しずつ浴びることです。
健康障害を起こす日焼け:皮膚が急に反応を起こすものが健康障害を起こす日焼けといえます。
日光浴の方法
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では、実際に日光浴とはどのように行えばいいのでしょうか?
日光浴の方法について簡単にご紹介します。
タイミングはいつがいいの?
日光浴をするタイミングは、午前中の早い時間がおすすめです。
この時間に行うことで、体内時計を整えるはたらきが期待できます。
場所はどこがいいの?
日光浴は日陰や木陰でも十分効果が期待できます。
ただし、紫外線はガラス越しでは遮られてしまうこともあるため、日光浴は室内の窓際などではなく、なるべく外に出て行うことが効果的です。
室内でする場合は窓を開けましょう。
時間はどのくらいがいいの?
夏なら木陰で15~30分、冬なら1時間を目安にしましょう。
なお、日光浴の健康効果を得たい場合は、日焼け止めを使わないのが基本です。
ただし、手や足だけでもある程度効果がありますので、日焼けをしたくない顔や首などには日焼け止めを塗り、しっかりとUVケアをしましょう。
「手のひら」だけの日光浴でも効果が期待できると「主治医が見つかる診療所」でも放送されていたので、日焼けが気になる方はお試しくださいネ。
また、日光の影響を受けやすい薬剤を使用していたり、疾患を持っている場合は、医師の指示に従うようにしましょう。
まとめ
日光浴は身近にできるとても簡単な健康法のひとつです。
日光浴を上手にすれば、デメリットよりメリットの方がとても多いです。
これからの時期は熱中症に気を付けつつ、ぜひ日光浴をしてみてくださいネ。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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