イギリス(UK)の世界遺産でもある全長約153kmの美しすぎる「ドーセットと東デヴォン海岸」の紹介や、イギリスへ行く安い直行便、気候、治安、観光情報をまとめました。

 

 

ロンドンからドーセットと東デヴォン海岸にはレンタカーがおすすめ。

 

車は右ハンドル、左側走行で日本と同じで運転しやすいです。

 

イギリス観光をぜひお楽しみください。

 

日本からイギリスへ直行便の飛行機で安く行くには

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イギリスのロンドン、マンチェスター、エディンバラ、バーミンガムへ行く直行便経由便を紹介します。

 

飛行機でロンドンへ

 

 

・飛行機(直行便)で成田からロンドンまで約12~13時間ほどかかります。

 

・飛行機(香港を経由)で成田からロンドンまで約20~22時間ほどかかります。

 

 

飛行機で香港を経由する便は、直行便より安い価格(約4~5万円ほど)になりますが、移動時間は他国の香港に立ち寄る(トランジット)ため、移動時間が約10時間ほども長くなってしまいます。

 

 

なので、早くロンドンに着きたい場合は直行便で、時間がかかっても旅費を安くしたい場合は経由便(香港経由)がおすすめになりますネ。

 

 

飛行機でマンチェスターへ

 

・日本からマンチェスターへの直行便はありません。

 

・KLMオランダ航空の経由便(アムステルダム経由)で約14~15時間ほど

 

・キャセイパシフィック航空の経由便(香港経由)で行き(往路)は約21~23時間ほど、帰り(復路)は約16~18時間ほど

 

 

なので、KLMオランダ航空のほうが約5~6時間ほど早く着くことができます。(料金はキャセイパシフィック航空より約4~5万円ほど高くなります)

 

 

飛行機でエディンバラへ

 

 

・日本からエディンバラへの直行便はありません。

・ブリティッシュ・エアウェイズの経由便(ロンドン経由)で約15時間半~16時間ほど

 

・トルコ航空の経由便(イスタンブール経由)で、行き(往路)は約23時間、、帰り(復路)は約18時間ほど。(料金はトルコ航空より約2万円ほど高くなります)

 

 

飛行機でバーミンガムへ

 

・日本からバーミンガムへの直行便はありません。

 

・スカンジナビア航空の経由便(コペンハーゲン経由)で約15時間ほど

 

・エールフランスの経由便(パリ経由)で約17時間ほど

 

 

スカンジナビア航空よりエールフランスを利用すると少し時間が長くかかりますが、料金は約2万円ほど安いです。

 

 

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日本から「ドーセットと東デヴォン海岸」への行き方

ロンドンから「ドーセットと東デヴォン海岸」へ行くおすすめの方法を2つ紹介します。

 

どちらもかかる時間は同じで約3時間です。

 

 

1.ロンドンからレンタカーで行く(所要時間約3時間です)

 

2.ロンドンから途中まで電車で行く(所要時間約3時間です)

 

 

ロンドンの「Waterloo駅」から「Southwest Trainの特急電車」で約2時間かけて「Bournemouth 」へ行き、そこからレンタカーを借りて約1時間で着きます。

 

 

イギリスでの運転は、日本と同じで右ハンドル左側通行なので安心ですよ。

 

ハワイやアメリカでは、左ハンドルで右車線ですから初めての人は、運転感覚がぜんぜん違うので怖く感じますからネ。

 

 

レンタカーを借りるのに必要なものは、「日本の運転免許証」と「国外運転免許証」です。

 

 

国外運転免許証は日本の運転免許証があれば手続きだけで即日発行されます。

 

 

イギリスの高速道路は、ほとんどが無料なので助かりますよ。

 

レンタカーの料金はこちらで確認してみてくださいネ。

 

 

「ドーセットと東デヴォン海岸」は世界遺産

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世界遺産の「ドーセットと東デヴォン海岸」は、イギリス南部のドーセット州とデヴォン州にあります。

 

エクスマスからスタットランドに続く、イギリス海峡に面した海岸で美しすぎる海岸線です。

 

 

海岸線は約153km総面積2,550haの世界自然遺産

 

2001年にイギリス南部のジュラシック・コーストが『ドーセットと東デヴォン海岸』として世界遺産(総面積2,550haの世界自然遺産)として登録されました。

 

海岸は約153㎞あります。

 

日本なら大阪駅から山陽本線で熊山駅(岡山県、152.5km)、東京駅からなら常磐線で日立駅(茨城県、152.7km)あたりになるのでかなり長い海岸線ですネ。

 

 

歩いて移動できるので、美しすぎる絶景の海岸線をしっかり堪能できます。

 

「ダードル・ドア」の天然橋がドーセットと東デヴォン海岸で一番有名な場所です。

 

写真のように奇岩ですが「恐竜が海に頭を突っ込んでるように見えませんか?」

 

出典:Pawel Bulejak/shutterstock
 

ドーセットと東デヴォン海岸は地質学上の貴重な地域

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化石や恐竜、歴史に興味のある方なら「デヴォン」という名でピンときたかもしれませんネ。

 

「そうなんです!」

 

地質年代で「デヴォン紀」は、このデヴォンという地名に由来してるんです。

 

・デヴォン紀(デボン紀):約4億1600万年前~約3億5920万年前の時期

 

 

古代のロマン・化石

 

 

“イクチオサウルス”という恐竜や多様な化石が発掘された場所です。

 

地質学上の変化などを知ることができる貴重な地域であることが評価されて世界遺産に登録されました。

 

 

恐竜が生きたのは中生代(三畳紀・ジュラ紀・白亜紀)とされていて、約2億5000万年から約6500万年前になります。

 

 

・三畳紀:約2億5000万年前~約2億1200万年前の時期

・ジュラ紀:約2億1200万年前~約1億4300万年前の時期

・白亜紀:約1億4300万年前~約6500万年前の時期

 

 

恐竜の誕生は三畳紀と言われていて白亜紀には絶滅しました。

 

ジュラ紀は恐竜の繁栄期で地球をわがもの顔で歩いていたことでしょうネ。

 

 

ジュラシック・コーストでは、中生代(三畳紀・ジュラ紀・白亜紀)の地層を直接見ることができます。

 

化石も自分で見つけることもできるので、化石ファンの人はワクワクするのではないでしょうか。

 

ジュラ紀のアンモナイトの化石も見れます。

 

 

イギリス南部の治安

ヨーロッパではイギリスの治安が良いように感じますが、ロンドン(南部にあたりますネ)は、人種もいろいろな人たちが暮らしていますので要注意。

 

テロも発生していますし、観光客が多くスリや置き引きなども多いので注意してください。

 

一方、ロンドンよりもっと南部は治安が良いと感じます。

 

ただし、油断すると日本人は特に狙われやすいのでしっかり注意してください。

 

スマホや財布をお尻のポケットに入れたりしないようしましょう。

 

 

海外旅行は治安にも注意が必要ですが、健康にも注意しなくてはダメですネ。

 

体調管理についてこちらの記事で紹介していますので、ぜひご覧になってくださいネ。

≫≫『海外旅行の体調管理の注意点※行く前にすることは?到着してからは?』

 

 

 

イギリス南部の気候

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ロンドンの緯度は北緯51度で東京の緯度はだいたい40度です。

 

イギリスが高緯度にあるのに冬でも比較的暖かいのは、偏西風と北大西洋海流(暖流)の北上が影響しています。

 

イギリスの夏は日本ほど暑くなくてほぼ20度くらいです。

 

最近は30度を超えることもありますが、日本のように猛暑日になることは少ないです。

 

イギリスの冬はかなり寒くて雪もよく降りますので要注意ですネ。

 

 

イギリス南部の冬ですが、雪はほとんど降りませんし、氷点下になることもあまりありません。

 

イギリスは“にわか雨”が多いので「折りたたみ傘」を持っていると安心です。

 

 

ただ、日本のように土砂降りとかゲリラ豪雨とか雷が鳴るということはほとんどありません。

 

 

イギリス南部は気候だけでなく、物価も比較的安めで住みやすい所といえます。

 

また、オックスフォード大学や有名人が移住するBrightonなど観光地も多いのでおすすめ。

 

 

イギリスとは?イギリス国はない?

イギリスは連合国なんです。

 

イングランドウェールズスコットランド北アイルランドの4つの国でイギリス(UK)は構成されています。

 

 

日本人が言う“イギリス”の正式国名はこちらです。

 

【the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland】

 

日本語で『グレートブリテン及び北アイルランド連合王国』といいます。

 

略称はUK=United KingdomもしくはGreat Britainです。

 

 

日本で「イギリス」と呼ばれるのは通称で、ポルトガル語の「イングレス」やオランダ語の「エンゲレス」がなまったという説が有力ですネ。

 

 

つまり、日本人が呼んでいる「イギリス」という国はないのです。

 

日本では「イギリス」と言うのがが一般的なのでここまで、イギリスと言って記事を書いてきましたが正式には違うんですネ。

 

 

イギリス(UK)の国旗(ユニオンジャック)も、イングランド・スコットランド・北アイルランドの旗をあわせたものです。(ウェールズはイングランドに併合されているため、含まれていません。

 

 

イギリスや外国に旅行するときは、イギリスのことを『UK』と言いましょう。

 

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イギリス(UK)の観光情報

 

 

見ておきたい建物や博物館系の観光名所などを紹介します。

 

イギリスの有名な博物館では、世界中の美術品や貴重品を見ることができます。

 

 

バッキンガム宮殿

 

バッキンガム宮殿はロンドンで最も有名な観光名所。

エリザベス女王の邸宅で王室の宮殿です。

4月~7月には近衛兵がするパレードを見ることができます。

 

ロンドン塔

 

ロンドン塔はテムズ川の岸辺、イーストエンドに建つ中世からある城砦。

かつては位の高い人たちが幽閉されていた城砦です。

今も当時の面影を残す牢獄や拷問器具が展示されています。

 

グリニッジ天文台

 

グリニッジ天文台は、1675年にイングランド国王チャールズ2世が設立。

 

博物館の内部には子午線のラインがあり、訪れた人たちの撮影スポットとなっています。

天文台は丘の上にあり、ロンドン市街が一望できる絶景ポイント。

 

 

ウィンザー城

 

ウィンザー城は、テムズ川南岸に建てられたイギリス王室が所有する公邸。

王室の居城としては世界最大規模で最も古いと言われています。

近衛兵交代の儀式も見ることができます。

 

 

ロンドン・アイ

 

ロンドン・アイはヨーロッパで最も高い観覧車で高さ135メートル。

天気がよければ40キロメートル先まで見え、ヒースロー空港やウィンザー城も見えます。

 

 

ビッグ・ベン (エリザベス・タワー)

 

 

ビッグ・ベンは、人気の時計台でイギリスを象徴する史跡。

時計台の高さは96.3メートル、鐘の直径は2.9メートルあります。

正式名称はエリザベス・タワー。

ロンドン・アイと近いので歩いて行けます。

 

 

タワー・ブリッジ

 

タワー・ブリッジは、テムズ川にかかる蒸気機関を用いた架道橋。(現在は開橋の際は電力が使用されています)

 

 

橋の長さは244メートル、左右のゴシック様式のタワーの高さは65メートル。

有名な民謡「ロンドン橋落ちた」の「ロンドン橋」はこのタワー・ブリッジのすぐ近くで上流にあります。

 

 

リーズ城

 

リーズ城は「世界一愛らしい」と言われた名城。

レストランや宿泊施設もあります。

900年前につくられた歴史あるお城に泊まれるのは嬉しいですよネ。

お城の周りの堀でゴンドラや大きな庭を使った迷路や鷹狩なども楽しめます。

 

 

セブンシスターズ

 

セブンシスターズは、丘が削り取られてできた絶景の白い崖。

 

ベールをかぶったシスターに見えるので「セブンシスターズ」の名前がつきました。

 

インスタ映えしますが、崖上のフットパスから体を乗り出して自撮りするのはとても危険なのでやめましょう。

 

崖の断面が真っ白に見えるのは、石灰でできているからでもろいんです。

 

 

大英博物館

 

世界最大の博物館のひとつです。

美術品、発掘品、書籍など約800万点が収蔵されています。

入館料は無料。

 

 

ローマ浴場博物館

 

バース市内中心部に残るローマ時代の公衆浴場遺跡です。

ローマン・バスの名前でもよく知られています。

今も天然温泉が湧き出ていて飲むことができます。

 

 

ヴィクトリア&アルバート博物館

 

ヴィクトリア&アルバート博物館は、国立博物館。

現代美術、古代美術、ファッション、装飾品、工芸品など約500万点を収蔵。

 

中世の豪華なドレスや最新の洋服も展示されている「ファッション」の部屋が人気です。

 

 

まとめ

 

夜、ロンドンにあるヒースロー空港に着いたことがあります。


徐々に飛行機の高度が下がってくると小さな島々の灯りがたくさん見えてとてもきれいでした。

 

旅は思い出の貯金ですネ。

 

あなたのイギリス(UK)旅行が、どうぞ楽しい旅になりますように。

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。