デスクワークなどの長時間のうつむき姿勢は、肩甲骨まわりの筋肉の凝りが起こり、老け顔の原因のひとつになる可能性があります。

 

あなたは1日のうち、プライベートでスマートフォンやパソコンをどのくらい触っていますか?

 

また、それらの機器を触っている時、どんな姿勢になっていますか?

 

老け顔予防ストレッチは、肩甲骨まわりの筋肉をほぐす「バンザ~イ」と「後ろ腕組み」するだけの簡単な運動です。

 

では老け顔予防ストレッチをご紹介しますのでお試しくださいネ。

 

老け顔予防ストレッチ2種類

 

 

老け顔予防ストレッチは、「バンザ~イ」と「後ろ腕組み」をするだけのとても簡単にできる運動です。

 

まずは、背中を縦に覆っている脊柱起立筋のほぐしからスタートしてみましょう。

 

 

① 老け顔予防「バンザ~イストレッチ」

 

 

(1)足を肩幅に開き、つま先を少し斜めに向けます。

 

(2)顔を真っ直ぐに向けたまま、両腕を勢いよく振り上げて手の平を真上に向けます。

(3)両腕を勢いよく下げ、再度、両腕を振り上げます。

 

(4)(2)~(3)を1回として、30回程度行います。

 

脊柱起立筋がほぐれてきたら、次は僧帽筋をゆるめていきます。

 

 

② 老け顔予防「後ろ腕組みストレッチ」

 

 

(1)肩甲骨をギュッとよせながら、身体の後ろで手を組み、手の平を下に向けます。

 

(2)組んだ手を無理のないところまであげて、その状態で30秒~1分程度上下にずらします。

この、バンザ~イストレッチと後ろ腕組みストレッチを、一連の流れとして、1日に2~3回程取り入れてみてくださいネ。

 

 

緊張状態が続いていた肩甲骨まわりの筋肉がほぐれていき、表情筋もしっかり引き上げられるようになっていきます。

 

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老け顔になる原因!?

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スマートフォンや携帯は手元で操作することが多くなるので頭が下がり、長時間うつむいた状態になりがちです。

 

この長時間うつむいた状態は、首はもちろんのこと、肩甲骨まわりの筋肉の凝りも促進させてしまいます。

 

この凝りが進んでしまうと、結果的には「老け顔」につながってしまう可能性があるのです。

 

 

肩甲骨まわりと表情筋はつながっている

 

肩甲骨まわりの筋肉は多数ありますが、代表的な筋肉として3つあります。

 

(1)肩甲骨を大きく覆っている「僧帽筋(そうぼうきん)」

(2)僧帽筋の下層にある「脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)」

(3)肩甲骨の下部にある「広背筋(こうはいきん)」

 

こんな感じです。」

 

この肩甲骨まわりの筋肉によって、私たちは手・腕・肩を回すことができたり、前後に動かすことができているのですネ。

 

実は、表情筋は顔だけではなく頭部も全面に覆っています。

 

そして、僧帽筋ともつながっているため、下を向いた時には下垂する表情筋を僧帽筋が後ろから引き上げてくれているのです。

 

 

スマートフォンを操作しているときは、下記のようなイラストの体勢になっていることが多いかと思います。

 

 

このように、下を向いた状態が続いてしまうと、僧帽筋が硬い状態が続く(緊張状態が続く)ため、筋肉の凝りが発生してしまいます。

本来であれば、真正面を向いている時にはたらく「僧帽筋の表情筋を引き上げる力」が、デスクワークやスマートフォンの使いすぎによって凝ってしまい、十分に発揮できなくなってしまうのです。

 

 

そのため、僧帽筋がしっかりと表情筋を引き上げられるように日頃の凝りを取って、老け顔の予防をしていきましょう。

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まとめ

 

仕事をしているとどうしても長時間うつむくことが多くなりますネ。

 

スマートフォンやパソコンの使用時間を見直すのはもちろんですが、日頃からこのようなストレッチを取り入れて、しっかりと老け顔の予防していきましょう。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。