お昼ご飯を食べた後、ついつい眠くなってしまうことはありませんか?

 

眠気に襲われると、仕事に集中できなくなってミスの原因につながってしまったり、効率が悪くなってしまいます。

 

昼食後1~2時間、この眠気と闘い続けている方も実は多いのです。

 

昼食後に眠くならない方法をご紹介します。

 

 

昼食後に眠くならない方法

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一度眠気に襲われてしまうと、なかなか打ち勝つことは難しいものです。

 

だからこそ、この眠気を最小限にするため、食事をする段階から、しっかりと対策を行う必要があります。

 

 

昼食後の眠気を予防する方法をご紹介しますので、早速今日から試してみてくださいネ。

 

 

① 食前にコップ1杯の水を飲み、ゆっくり食事をする

 

 

昼食後に眠くならない方法の一つ目は食前に水を飲むことです。

 

食前に水を飲むことで、「胃結腸反射(いけっちょうはんしゃ)」が起きます。

 

これは、「食べ物が入ってくるから、腸を活発にしよう!」という脳から腸への伝達で、適度に副交感神経を刺激することができます。

 

 

交感神経から副交感神経に急激にバランスが切り替わることも、食後の眠気がおこる要因のひとつです。

 

そのため、まず水を飲み、ゆっくりと時間をかけて食事をすることで、この切り替えをゆるやかにして、副交感神経が急上昇することを抑えます。

 

 

② ゆっくり腹八分目

 

 

たくさん食べると、より多くの血液が消化器官で必要になり、消化にもより長い時間がかかります。

 

 

眠気を最小限に抑えるためにも、食べ過ぎず、腹八分目で抑えることが大切です。

 

限られた昼休みに摂る昼食は、どうしても急いで食べることになり、食べ過ぎてしまいますネ。

 

 

「ゆっくり」「腹八分目」は、血糖値の急上昇(血糖値スパイク)を抑え、生活習慣病の予防にもつながります。

 

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ぜひ、今日からこの2つの方法を試して、昼食後の眠気に負けず、1日をしっかりと有効活用してくださいネ。

 

 

昼食後に眠くならないためだけでなく、健康つくりのためにも、「ゆっくり」と「腹八分目」を心がけましょう。

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昼食後の眠気はなぜ起きるのか?

 

 

昼食後のあの異常な眠気は、なぜ起きるのでしょうか?

 

 

脳の血流が減少

 

 

様々な要因がありますがその一つに、食後は血液が消化器官に集中し、脳の血流が減少するから、ということが挙げられます。

 

インスリンの働きで低血糖のような状態

 

 

米やパン、麺類など吸収の良い糖質を摂ると血糖値が急上昇することがあります。

 

この血糖値スパイク状態を抑えるために、インスリンが膵臓からたくさん分泌され、血糖値を下げようとします。

 

 

そうなると、今度は低血糖の状態をつくることにもなり、眠気の原因になることもあります。

 

 

自律神経のバランス

 

 

そして、もう一つ大きく関わっているのが自律神経のバランスです。

 

 

「交感神経」と「副交感神経」という相反するふたつの神経がいつもシーソーのような関係でどちらかが優位にはたらいています。

 

 

交感神経が優位なときは、身体はアクティブになります。

 

副交感神経が優位なときは身体はリラックスします。

 

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交感神経が優位なとき

 

 

「食べる」という行動の中には、「噛む」という動作があります。

 

この「噛む」動作は、脳に刺激を与え、交感神経をグンと優位にします。

食事の真っ最中に眠くなる、ということはあまりありませんよネ。

 

 

副交感神経が優位なとき

 

 

でもその後、食事が終わり、消化が始まると、今度は副交感神経が急激に優位になります。

 

胃や腸がよく動くためには、身体はリラックス状態である必要があります。

 

そのため、副交感神経が優位になって、あの眠気が私たちを襲っているのです…。

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まとめ

 

食後に眠くなるのは、糖尿病が原因ということもあります。

 

昼食後に眠くならない方法を試されても、改善しない場合は、医師の診断を早めに受けることも大切なことですネ。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。