あなたは文字を書く時や、箸を持つ時などは、右手と左手、どちらを使っていますか?

 

「両手を均等に使っているよ!」という方は少ないと思います。

 

何かの動作をする際に、ほとんどを「まずは利き手」を使って生活をしていくと思います。

 

実は、この片側だけを使い続けている生活は、身体の健康にも、脳にとっても、あまり良くない状況なのです。

 

 

片側だけを使うと、『脳』も『姿勢』も偏る?

 

 

この片側だけを多く使う生活は、日常では当たり前の動作ですよネ。

 

右利きなら右手、 左利きなら左手ばかり使うと思います。

 

ただ、実はこの片側動作は、大きな問題に発展する可能性もあるのです。

 

逆利き手のトレーニングもした方が良いのです。

スポンサーリンク




 

利き手ばかり使うと腰や膝、首の痛みなどが出やすい?

 

 

まず、身体的な面で言うと、姿勢が傾き、骨格に歪みが発生してしまいます。

 

すると、年齢を重ねるごとに、腰や膝、首の痛みなどを生じがちになってしまうのです。

 

 

場合によっては、単に痛むだけではなく、神経が圧迫されてしまい、麻痺が起きてしまう可能性もあります。

 

 

脳にも差が出る!?

 

次に、脳のはたらきの面で言うと、活発に使われている脳とそうでない脳の差がでてきます。

 

右脳は?

 

右脳は、「創造的な発想が豊かな脳」です。

 

感覚の脳とも言われており、ひらめきが生まれる部分で感情も支配していると言われています。

 

右脳が発展することにより絵を描く・音楽を聴く・演奏するなど芸術的な思考ができるのです。

 

 

左脳は?

 

一方、左脳は、「論理的思考が得意な脳」です。

 

言語の脳とも言われており、本を読む・文章を書く・言葉を話すという能力を司っていますので、理性を支配していると言われています。

 

左脳が発展することにより、言語による判断ができたり、計算をして分析したりなどの論理的な思考ができるのです。

 

 

脳は両方使うのが良い

 

そのため、どちらか一方だけを多く使うのではなく、両方の脳を「意識」して使ってあげることが身体的な健康面でも、脳のはたらきをアップさせるためにも大切なのです。

 

 

右脳と左脳を刺激する逆利き手トレーニング

 

 

能力アップのために両方の脳を上手に使うトレーニングを紹介します。

スポンサーリンク




 

指・腕・足を「逆に!」組むだけトレーニング

 

 

逆利き手トレーニングのキーワードは、指・腕・足を「逆に!」です。

 

右側の動作は左脳を刺激し、左側の動作は右脳を刺激すると 考えられています。

 

いつもとは「逆」の動作をして、脳を刺激することで効果が期待できます。

 

 

脳力アップ逆利き手トレーニングやり方

 

 

脳力アップ効果が期待できる簡単なトレーニングです。

 

1.「指組み」

お祈りをするように指を組みます。

 

右手の親指が手前にきたら、左手の親指が手前にくるように(左手の親指が手前にきたら、右手の親指が手前にくるように)組み直してください。

 

そのまま、軽く力を入れながら10秒間キープして、パッと解放します。

 

 

2.「腕組み」

両腕を組みます。

 

右腕が上にきていたら、左腕が上になるように組み直してください。

 

これも、指組みと同様、その状態で10秒間キープしてパッと解放します。

 

 

3.「足組み」

椅子に座って足を組みます。

 

右足が上にきていたら左足を上にします。

 

こちらも、5秒間キープしてパッと解放し、それぞれ左右交互に5回ずつ行います。

 

★このトレーニングをするときの椅子の座り方は、こちらの記事をチェックしてくださいネ。(記事のタイトルで“あれっ”と思われるかも知れませんが、座り方も説明しています。)

『お腹周りの引き締め筋トレしない方法※3秒でマイナス3㎝!?』

 

 

この1~3を、朝起きた時に取り入れてみてください。

 

 

普段のクセは、左右どちらかに決まっていますので、最初は組み直すと不自然な感じがするかと思いますが、脳を均等に活性化させるためにも、「逆に!」をやってみてください。

 

 

活動前の「朝」に取り入れることが理想ですが、もし、朝の時間があまり取れないという方は、日中や夜の時間でももちろんOKです。

スポンサーリンク




 

まとめ

 

身体の健康のためにも、そして、“脳力”アップ効果に期待できる、「逆に!」トレーニングを取り入れて、毎日快適に、そして今後も快適な生活を手に入れていきましょう。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。