「主治医が見つかる診療所」(2020年5月28日)で放送された、肺を若返らせる簡単な方法を紹介します。
肺を若返らせて元気にすると、代謝と免疫力が高まります。
代謝や免疫力が高まれば、感染症やその他の病気にもかかりにくくなります。
簡単なトレーニングを実践することで、肺を元気にすることができますので、ぜひお試しくださいネ。
目次
肺年齢を若返らせる方法
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鼻歌
肺年齢を若返らせる方法でおススメなのがなんと鼻歌なんです。そして大事なことは息を吐ききること。
奥仲先生は童謡の『海』を鼻歌で披露されました。
ポイントは一息でなるべく長く歌うこと。
「ちょっとあなたもやってみてくださいネ。」
鼻歌で「海は広いな」を5秒、「大きいな」を5秒 合わせて10秒でゆっくり歌いきれたら、あなたの肺年齢は30~40代!
鼻歌(鼻で息を出しながら)で一息で歌いきってくださいネ。
息継ぎは無しですよ。
「実際に歌ってみたんですけど、10秒間の鼻歌でもかなり長く感じました。」
いつでもどこでもできる鼻歌呼吸でトレーニングして、肺年齢を若返らせましょう。
口すぼめ呼吸
石原先生のおすすめ「口すぼめ呼吸」+「腹式呼吸」の方法です。
口すぼめ呼吸の方法
1.2秒かけ鼻から息を吸います。
2.6秒かけ口から息を細く長く吐きます。
1.2.を10回ぐらいするのがおすすめ。
口をすぼめると、吐く息に圧力がかかり、空気の通り道の気道が広がるので呼吸が楽になります。
「口笛を吹く感じでするとうまくできました。」
口すぼめ呼吸+腹式呼吸の方法
1.お腹に空気が貯まるようにイメージして鼻から息を吸い、お腹を膨らませます。
2.口をすぼめながら息を吐きます。
石原先生がおすすめの「口すぼめ呼吸」+「腹式呼吸」です。
おなかに溜まった空気を出すようイメージしてお腹を引っ込めます。
1日5回程度行うと呼吸筋を鍛えるのに効果的とのこと。
シャボン玉トレーニングの方法
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1.吸うより吐くことがポイントです。
2.吐くときは時間をかけてゆっくりです。
3.適度な負荷をかけながら行います。
シャボン玉も口すぼめ呼吸で、肺を若返らせる呼吸筋トレーニングになるそうです。
鼻で息を吸い口からゆっくり息を長く吐いて、シャボン玉をできるだけ大きく膨らませてください。
シャボン玉なんて長年したことがなかったのですが、童心にかえって楽しいですネ。
遊び感覚でやってみてくださいネ。
海女さんの『磯笛』呼吸法
海女さん(千葉県南房総市の海女さん)の録画が紹介されたんですが、海中で肺に負荷をかけて働いている「海女」さんの肺年齢は実年齢より若いことがわかりました。
そして、なんと実年齢よりも-20歳の方もいました。
海女さんの肺年齢が若い理由は、海の中で自然に肺を動かす呼吸筋が鍛えられているからです。
海中から出てきた海女さんは「ピュー」というような音を出して呼吸をしていました。
息を吐くとき、『磯笛』という伝統的な呼吸法で呼吸をしていたのです。
口をすぼめながら息を吐くのです。
磯笛をすると、自然と呼吸が楽になると言われていました。
口すぼめ呼吸と腹式呼吸、そしてシャボン玉も膨らませて、肺年齢を若返らせましょう。
「巻き肩」改善&大胸筋ストレッチの方法
現代人は浅い呼吸になりがちで肺年齢が実年齢よりも上に。
その原因のひとつとして、「巻き肩」なんです。
スマホやパソコンの長時間の使用や運動不足などで、知らないうちに巻き肩になっている人も多いようです。
高平医師によると巻き肩を改善すれば代謝がアップし内面も若返るとのこと。
巻き肩を改善して肺も元気にしましょう。
巻き肩チェック方法
リラックスして立ち“手の甲が前を向き中指まで見える”と巻き肩の可能性が高いです。
巻き肩改善ストレッチの方法
1.両手でタオルを持ち頭の上に上げます。
2.両ひじを曲げられるところまで曲げます。
1.2.を繰り返します。
巻き肩の人は背中が丸まり、大胸筋が縮こまってしまいます。
改善するには、ストレッチで胸を広げることが大切です。
大胸筋ストレッチの方法
1.手を後ろで組み、息を吸い込みます。
2.10秒ほどかけてゆっくり上を向き、息を吐きながら腕を上げていきます。
※ポイントは肩甲骨を寄せるように意識します。
3.大きく2~3回呼吸します。
※手を組めない人はタオルを使ってください。
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「巻き肩」改善&「肩甲骨引寄せ」ストレッチの方法
1.両手でタオルを肩幅よりやや広めにもちます。
2.両手を頭の上に上げます。
3.両ひじを曲げて、タオルを頭の後ろに下ろします。
※ポイントは胸をなるべく張ります。
4.上げたり下げたりをゆっくり10回程度繰り返します。
肩甲骨周辺を柔らかくして、巻き肩の改善も同時にできる、タオルを使ったストレッチです。
血行が良くなっているお風呂上りに行うといいんですって。
姿勢も良くなり立ち姿も美しくなります。
肋間筋を伸ばす「脇腹ストレッチ」の方法
姫野医師おすすめの肋間筋を伸ばして肋骨を広げ、呼吸しやすくする「脇腹ストレッチ」の方法です。
脇腹ストレッチの方法
1.片方の手を頭の後ろ、反対の手を腰に当てます。
2.息を大きく吸います。
3.息を吐きながら体を横にそらし、手を頭の上に置いている方の脇腹を伸ばします。
4.左右2回ずつ、1日3回程度行います。
脇腹を伸ばすときには、肋骨と肋骨の間(肋間筋)を腰に当てた手の指で刺激するとより効果的とのこと。
肺を若返らせるアンチエイジングヨガ「123体操」の方法
川村先生が、呼吸が深くなり代謝もアップするアンチエイジングヨガを紹介されました。
太ももやお尻をたたくとアドレナリンの分泌を促し、代謝や血流がアップすると言われました。
「ダイエット効果も期待できますネ。」
アンチエイジングヨガ「123体操」の方法
1.脚を肩幅よりも少し広くして、つま先の角度は外に45度に立ちます。
2.大きく胸を張って背筋を伸ばし、ゆっくり息を吸います。
3.ゆっくり息を吐きながら尾てい骨を両脚のカカトの間に下ろします。
4.できるところまで腰を下ろしたら、両手で太ももを3回たたきます。
5.ゆっくり息を吸いながら立ち上がります。
6.最後にお尻を3回たたきます。
※1日に2~3セットがおすすめ。
太ももとお尻を叩くのがポイントです。
肺を若返らせるアンチエイジングヨガ「胸張りのポーズ」の方法
1.イスに浅く腰掛け、お腹に力を入れて背筋を伸ばします。
2.両手を首の後ろに軽く当てます。(手は組みません)
3.大きく息を吐きながら背中を丸めます。
4.5秒キープします。
5.大きく息を吸いながら上体を起こし、天井を見上げます。
※ポイントは胸を張り肩甲骨を寄せることを意識します。
6.このまま5秒キープ
※1日3回程度行います。
イスに腰掛けて簡単にできるヨガなので、いつでも実践できますネ。
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まとめ
これまで紹介してきました肺を元気にして免疫力アップの方法以外にも、簡単にできる免疫力アップの方法を主治医の先生が教えてくださいました。
「免疫をつかさどる腸内環境をよくするために、お腹を冷やさないように夏でも腹巻きなどでおなかを冷やさないようにすること」
「口の中の免疫状態を高く保つために、水分をこまめに少量ずつとることと、寝室の加湿をすることが大切」とのことでした。
しっかり実践しましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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