冷え性で悩むのは冬だけじゃないですネ。

 

日照時間が長くなる、春夏でも冷え性はあります。

 

あなたも暖かくなったはずなのに手足が冷える、といったことはありませんか?

 

寒い時期と違い厚着がしにくい季節の冷え性対策は、どのようにすればいいのでしょうか?

 

そんな春夏の冷え性には、2つのタイプがありますので、タイプ別の症状と対策について紹介します。

 

春夏にも起きる冷え性2つのタイプ

スポンサーリンク




 

冬は外気温も低くなるため、冷えが気になる方は多いかと思います。

 

でも、春や夏になっても手足が冷えて困っているという方は意外と多いものです。

 

また、冷え性のタイプは大きく2つあり、効果的な対策も少しずつ異なります。

 

 

タイプ① 自律神経の乱れが原因の冷え性

 

 

比較的若い方に多く、手足だけが冷たい、平熱なのに冷えを感じるといった症状が出やすい冷え性です。

 

・手足の末端が冷たい

・不規則な生活をしている

・ほとんど運動をしない

・冷たい食べ物や飲み物を摂ることが多い

・入浴はせずシャワーのみが多い

・ストレスを感じやすい

 

上記の項目が複数当てはまる方は、自律神経のバランスが乱れることで、血行が悪くなり、その結果冷えを生じている可能性があります。

スポンサーリンク




 

タイプ② 筋肉量の減少が原因の冷え性

 

 

・体温が36℃未満のことが多い

・転びやすい、足がつりやすい

・肉、魚、乳製品をあまり食べない

・ほとんど運動をしない

・65歳以上

 

 

上記に複数当てはまる方は、痩せ気味であったり、加齢による筋肉の減少が原因で、熱を生み出す筋肉そのものが少ないために、冷えを生じている可能性があります。

 

 

タイプ別の冷え性対策

 

 

こちらでは冷え性のタイプ別の対策について簡単にご紹介します。

 

 

タイプ①の冷え性対策   身体を冷やさないようにする

 

 

特に自律神経の乱れタイプの方は、温かい飲み物を飲むようにしたり、シャワーではなくしっかりと湯船に入って身体を芯まで温めることが大切です。

 

なお、ホットの飲み物でも、カフェインが入っている場合は、利尿作用によって熱が逃げてしまうため、できるだけハーブティーといったカフェインレスのものを選ぶのがおすすめです。

 

お風呂は40℃くらいの温度に設定し、じんわり芯から温めてあげるようにしましょう。

 

 

タイプ②の冷え性対策   筋肉を減らさない、筋肉を増やす

 

 

筋肉量の減少タイプの方は、今ある筋肉を減らさないことと、少しずつ筋肉量を増やしていくことが大切です。

 

ストレッチを取り入れてみたり、座っている時間を減らすようにするなど、筋肉量を維持するように心がけてみましょう。

 

※ストレッチや運動を行う際は、無理のない範囲で行うようにしましょう。

 

また、筋肉をつくるために必要なたんぱく質、エネルギーを作り出すのに必要な炭水化物、脂質をバランス良く摂るとより効果的です。

 

スポンサーリンク




 

温めるポイントは「頭寒足熱」

 

 

頭寒足熱(ずかんそくねつ)とは、文字通り頭(=上半身)を涼しく、足(=下半身)を暖かくする方法です。

 

 

上半身に比べると下半身は3~5℃温度が低い傾向にあります。

 

そのため、下半身を優先して温めることで温度差がなくなり、身体の巡りを良くすることができます。

 

さらに、3首と呼ばれる「首、手首、足首」と、お腹や腰を温めることでより効率よく全身を温めることができます。

 

 

まとめ

 

 

暖かい時期の冷えは、ポイントを押さえた対策が必要です。

 

冷え性が改善すると身体全体の調子が良くなるともいわれていますので、放置せずにぜひ対策をしてみてくださいネ。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。