あなたは食事をする際に食べるスピードを意識されているでしょうか?
早食い(よく噛まずに飲み込む)という方は、肥満や生活習慣病になるリスクが高まる傾向にあります。
大食いや早食いのテレビ番組もありますが、あれは見るだけにしましょう。
食事はよく噛んでゆっくり食べることが健康作りにつながってきます。
早食いのデメリットと改善方法をご紹介しますので、気になっている方は参考にしてくださいネ。
目次
早食いのデメリット・身体への影響
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毎日の健康を維持するためにはバランスのとれた食事が大切です。
でも、早食いをするとせっかく食事内容に気を付けていても、身体に負担がかかります。
通常、食事をすると血糖値が上昇し、満腹中枢がそれに反応することで、「お腹がいっぱい(=満腹感)」と感じます。
この満腹感を得るまでには15分程度かかります。
でも、早食いをすると、満腹感を得る前に必要以上に食べすぎてしまいます。
さらに、早食いは一口に食べる量が多く、よく噛まずに飲み込んでしまうため、胃腸にも負担がかかります。
早食いは生活習慣病のリスクがアップ
早食いをすると食べる量が増えることから、肥満につながりやすくなります。
また、食後の血糖値が急上昇するだけでなく、この状態が長く続くことで血管が傷つき動脈硬化や心筋梗塞のリスクにつながります。
早食い改善6つの方法
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前述していますが早食いが身体にもたらす影響は大きいものです。
同じ食事でも食べるスピードによって身体にかかる負担が変わってきます。
こちらではゆっくり食べるために気を付けたい6つのポイントについてご紹介します。
①一口の量を減らす
一口の量を普段より少なくすることで、食事の時間を長くすることができます。
噛む回数は量によって変わらないという調査結果があります。
なので、ひと口の量を減らせば、噛む回数を増やせます。
また、スプーンやフォークは口に運ぶ量が多くなりやすいため、箸で食べられる場合は、箸で食べるよう工夫をしてみましょう。
②噛む回数を徐々に増やす
よく噛むことは満腹中枢を刺激し、食べ過ぎを抑えてくれるはたらきがあります。
一口で30回噛むことが目標ですが、いきなり30回は大変という方が多いと思います。
そこで、普段より5回多く噛むようにしてみましょう。
まずは噛むことを20回を目標にする、などあなたのペースに合わせて徐々に噛む回数を増やすようにしましょう。
③食材の切り方、選び方を工夫する
柔らかい食べ物ばかりでは噛む回数も食べる時間も長くすることはできません。
野菜やきのこ、こんにゃくなどの噛みごたえのある食材を加えるようにしてみましょう。
根菜類(ゴボウやレンコンなど)や、ナッツ類(アーモンド、クルミ)など、食物繊維が豊富で噛み応えのある食品を副菜に取り入れましょう。
また、食材は大きめに切る、火を通しすぎない(柔らかくし過ぎない)など、噛む回数が増えるような食事にしてみましょう。
④食事の時間に余裕をもつ
ゆっくり食べるためには、食事の時間に余裕を持つことが大切です。
食事も睡眠と同じように人が生きていくために必要なことですネ。
ですが、忙しい現代人は食事の時間を短縮する傾向にあります。
寝坊して慌てて朝食をすますことよくありませんか。
今「ある」って思った方、食事時間をもっと大切な時間と認識しましょう。
そして、少し早起きしましょう。
また、しっかりと食事をするために歯のケアを毎日行うことも大切です。
⑤集中して食事をする
テレビを見たりスマホを見ながら食事をしていませんか。
生きていたものを人の都合で食べるわけですから、真剣に食べましょう。
すべての食事を真剣に食べることは無理ですが、その気持ちは忘れないようにしましょう。
スマホやテレビを見たり、パソコンで仕事をしながらの食事は、食べることに集中できず、カロリーの摂り過ぎにもつながります。
楽しみながら食べることも大切ですよ。
⑥薄味にする
薄味にすることで、食材がもつ本来の味を味わおうとして、よく噛むようになってきます。
薄味もよく噛むことも身体に良いことなので一石二鳥ですネ。
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まとめ
ゆっくりと食べることは簡単にできる健康法の一つです。
食事はよく噛んで、じっくりと味わって食べるようにしてくださいネ。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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