疲れやすいと感じていませんか?
疲労回復を早める簡単な体操を紹介します。
ポイントは柔軟性と体幹を鍛えますが、難しくないストレッチです。
あまり体を動かさない生活をしてるのに、なぜか疲れてしまう「静的疲労」の方におすすめ。
体を動かし過ぎてなる「動的疲労」と違い、静的疲労は安静にするより体を動かすことが効果的なんです。
目次
体幹トレーニング&柔軟ストレッチ
体幹トレーニングと柔軟ストレッチのやり方を紹介していきます。
なぜ効果が期待できるのか、おすすめ理由もぜひお読みくださいネ。
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体幹を鍛えるトレーニング
1.足を肩幅に大きく開き、両手を腰に当てる。
2.上半身を動かさないように、右足を5秒かけて上げる。
※この時、丹田にしっかり力を入れること(丹田はおへその下4~5cmの場所)
3.足を上げたまま、ふらつかないようにバランスを取りながら3秒キープする。
4.右足を5秒かけておろし、手順1の体勢に戻る。その後、左足も同様に行う。
全身バランスを整えるストレッチ
1.足を肩幅に大きく開き、両手を肩の高さに伸ばす。
2.息を吐きながら、左手の指先を右足の爪先につけるように上半身を倒す。
3.息を吸いながら、上半身を正面へ向け、手順1の体勢へと戻す。
4.右手も同様に行い、左右交互に10回繰り返す。
体が硬い方は無理をせず、 まずはできるところまでで良いので、呼吸を止めずにやってみてくださいネ。
この2つの動きを行うことで、 体幹筋を鍛えながらも、全身のバランスを整えて、柔軟性を高めることができます。
疲労回復を早める簡単な体操なので、ぜひ2つともやってみてくださいネ。
体幹トレーニング&柔軟ストレッチおすすめ理由
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なぜ体幹と柔軟性を鍛えると疲労回復を早めるのか、疲れ知らずの身体に期待できるのか説明します。
筋肉の柔軟性
「柔軟性」と聞くと、多くの人は前屈や開脚などの関節の柔らかさを想像すると思いますが、 実は体を柔らかくするためにはもうひとつの柔軟性が必要です。
それは「筋肉の柔軟性」です。
といっても、筋肉をフニャフニャにするわけではありません。
筋肉が伸びなくなることで、体の柔軟性は失われます。
そのため、全身の筋肉をバランス良く鍛えて 筋肉を伸ばすことが大切になります。
筋トレ+ストレッチ
「じゃあキツイ筋トレをすれば良いの?」と思われる方もいるかもしれませんが、 強度の高い筋トレばかりしていると筋肉は収縮し、 柔軟性がなくなることもあります。
例えば、お相撲さんの脚は太く鍛えられていますが、 脚を180度に開いて「また割り」を行いますよネ。
あんなに筋肉を鍛えているのに、 体が柔らかいのはどうしてなのでしょう?
それは、強度の高い筋トレとあわせて 「ストレッチ」も行っているからです。
筋トレをしたままの状態では筋肉は収縮していますが、適度なストレッチは筋肉を伸ばすことができるので、結果的に体を柔らかくすることが可能なのです。
全身の筋肉の3%しか使っていない!?
わたしたちの体には、骨格筋だけで約400、 全体では約600もの筋肉がありますが、 日常で使われるのは20程度と言われています。
これは、全身の筋肉のたった3%程度しか 使っていないということになります。
体幹筋
数ある筋肉の中でも、体を支えるという基本的な役割を担っているのが、「体幹筋」と呼ばれる筋肉です。
体幹筋とは、体を支える最も大切な筋肉で、「背筋・胸筋・腹筋」などの筋肉のことを指します。
それに対して、腕・足など四肢にある筋肉のことを「体肢筋」と呼びます。
四肢の筋肉は普段の歩行や、物を持つといった基本的な動作で少しずつ鍛えられています。
でも、体幹筋は、意識しないとなかなか鍛えられないものです。
いつもよりも長い時間立っていたり、歩くことですぐに疲れてしまうという方は、この体幹筋が鍛えられていない可能性があります。
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体幹筋を鍛えるポイント丹田(たんでん)
ではどうしたらこの体幹筋を鍛えられるのでしょうか。
もちろん「腹筋」や「背筋」などもひとつの方法ですが、普段からトレーニングをしていない方は急に行うのは難しいですよネ。
体幹筋を鍛えるポイントは、 おへその下4~5cmにある「丹田(たんでん)」と呼ばれる場所です。
丹田はいわゆる「インナーマッスル」とも言われていますが、 ここをしっかりと鍛えると、体幹筋も鍛えられ、全身のバランスをとる体幹が安定します。
スポーツの効果
気温が高い季節となりましたので、 スポーツをする機会が増える方も いらっしゃるのではないでしょうか。
スポーツは回転動作や上下運動など、あらゆる動きが含まれるので、 体幹筋をしっかり鍛えることで、様々な動きができるようになります。
また、柔軟性を高めることで、全身の血行が良くなり、疲労物質もスムーズに分解されるので、疲労回復を早めることにもつながります。
まとめ
今回は体幹を鍛えるトレーニングと、全身のバランスを整えて柔軟性を高めるストレッチをご紹介しました。
体を動かし過ぎたときの疲労回復を早めるには、栄養と休息がベストです。
あまり体を動かしていないときの疲労回復を早めるには、安静よりも体操をした方が効果的な場合が多いです。
もちろん、病気が疑われる場合はかかりつけ医に診てもらいましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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