『じゃばら』は和歌山県北山村を原産とした柑橘類です。「ナリルチン」というポリフェノールの成分を豊富に含んでいます。

 

花粉症の抑制に効果的な果物として「名医のTHE太鼓判!」などでも紹介され知名度が急上昇しています。医師も推奨のじゃばらの効能や副作用、商品を選ぶときの注意点について紹介します。

 

花粉症に効果的な果実『じゃばら』の効能と副作用

 

じゃばらの成分「ナリルチン」が花粉症に有効と人気です。以前からテレビ番組でもよく紹介されていましたが、「名医のTHE太鼓判!」(2019年3月25日)でも放映され、医師もおすすめの「じゃばら」はますます知名度がアップしています。



『じゃばら』の効能

じゃばらの効能は、多く含まれる「ナリルチン」という物質が下記のⅠ型アレルギーに分類される症状に有効なことです。(アレルギーにはⅠからⅣまで4つのタイプがあります)

 

・花粉症(スギ・ヒノキ・ブタクサ・ダニ・ダスト等)
・金属アレルギー
・アトピー性皮膚炎
・アレルギー性気管支喘息

 

 

ただし、個人差がありますのですべての人に有効ということではなく、約70%が花粉症改善を臨床試験やモニター結果で確認されています。

 

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じゃばらの検証結果について

 

花粉症に悩む男女143人が「じゃばら果皮粉末」360mgを含むカプセルを15日間飲用した結果が下記です。

 

改善された:18%

やや改善された:49%

変わらない:24%

悪化した:1%

無回答:8%

参考:日本じゃばら普及協会 

 

約70%の人が花粉症の改善を体感しているわけですから、じゃばらの効能はかなり良いと言えますネ。

 

 

じゃばらの効能は花粉症の緩和

 

じゃばらの効能はやはり花粉症に有効ということです。花粉症に効く理由は、「ナリルチン」というフラボノイド成分が多く含まれているからです。

 

※フラボノイドとは:ポリフェノールの1種で植物に含まれている色素、辛味、苦味成分です。

 

下記のナリルチン含有量でわかりますが、やはりじゃばらがダントツで多いです。

 

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ナリルチン含有量

 

じゃばら:991mg

②グレープフルーツ:194mg

③みかん:46mg

④すだち:16mg

 

(大阪薬科大学生薬科学研究室調べ)

 

 

花粉症の人が「じゃばら果汁」を毎日10mlを2週間~4週間毎日飲んだ結果、下記の花粉症の6大症状がすべて改善しているデータもあります。

 

・水っぱな

・くしゃみ

・鼻づまり

・鼻のかゆみ

・目のかゆみ

・涙目

 

【日本アレルギー協会のアレルギー性鼻炎(花粉症を含む)「鼻アレルギー質問表」を用いた5段階評価】

 

参考:日本じゃばら普及協会 

 

 

「じゃばら粉末」と「じゃばら果汁」でのデータですが、じゃばらサプリメントもあります。

 

 

 

あなたのお好みで選ばれるといいと思います。「ナリルチン」は皮に多く含まれていますので、皮まで粉末にしている「じゃばらパウダー」は効率がいいですネ。

 

 

「クエン酸」が美容効果にも期待できる!?

 

 

じゃばらは「クエン酸」が多く含まれています。クエン酸はすっぱい味がする酸味ですが、血液の流れをよくしてくれる効果があります。血流がよくなると、美肌効果が期待できますネ。

 

そして、「クエン酸」はミネラルの吸収を高める効果もあります。そのままでは水に溶けにくい「カルシウム、鉄、マグネシウム」などのミネラルは、クエン酸とくっつくと形が変わり、吸収されやすくなります。

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『じゃばら』の副作用

 

正しくつくられたじゃばら製品を選ばないと、「リモネン」の酸化による副作用の可能性もあります。ここから、じゃばらの副作用と対策について、よいじゃばら製品の選び方などを紹介していきます。

 

「リモネン」のメリット・デメリット

 

 

じゃばらには「リモネン」という成分も含まれます。柑橘類の甘酸っぱい“におい”のモトですネ。このリモネンは下記のような働きがあり体にいい成分なんです。

 

 

・リラックス作用

・免疫力アップ

・抜け毛予防

・ストレス解消

・快眠を促す

 

 

「ところが困ったこともあります・・・」リモネンは「酸化」するのが早いのです!

 

 

リモネンが酸化すると、アレルギーを誘発する物質に変化してしまいます。なので、リモネンを除去した良い製品を選ばないと花粉症やアレルギーが悪化する可能性があるんです。

 

「リモネン」の除去に成功

 

 

実は「株式会社ジャバラ・ラボラトリー」という会社が、「大阪薬科大学」や「大阪バイオサイエンス研究所」の協力で、「リモネン」の除去に成功し製法特許も2013年7月に取得しています。

 

 

『じゃばらの果汁を絞った後の皮を細かく切って、氷点下70度でいったんフリーズドライした後、80度に加熱して乾燥させると、リモネンを除去でき、有効成分のナリルチンをほとんど壊さず残せるのです。』

 

 

上記のようにしてつくられたじゃばら商品なら、開封して時間が経過しても酸化の心配がないので安心です。

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まがい物も市場に出回る

 

以前、じゃばらは和歌山県の北山村だけのものだったので村の外に持ち出すことを禁止していました。ところが、今は種苗登録が切れ解禁になっています。

 

解禁の弊害で、じゃばら成分「ナリルチン」の量が不明だったり、「リモネン」を除去してない製品も市場に存在するようになったんです。

 

 

日本じゃばら普及協会の「公認マーク」があれば安心

せっかく素晴らしい効能のある「じゃばら」の信頼をなくさないために、学者を中心とした「日本じゃばら普及協会」が作れらました。「日本じゃばら普及協会」は、本当に信頼できる「じゃばら製品」を選べるよう情報を提供しています。

 

 

また、この協会が認めた信頼できる商品には、下記画像の「公認マーク」ついています。

 

なので、ちゃんとしたじゃばら商品を購入したいなら、「公認マーク」のついているものを選びましょう。

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柑橘類アレルギーの人は要注意

 

 

柑橘類にアレルギーがある人は、じゃばら製品でアレルギーがでる可能性があります。なので、「柑橘類アレルギー」の人は、事前に医師に相談してくださいネ。

 

まとめ

 

じゃばらは、みかんやゆず、カボス、シークワーサーなどの仲間で柑橘類です。「邪気を払う」の意味から、「じゃばら」と呼ばれるようになりました。食べるとゆずよりも果汁が多くて酸っぱいですが、苦みが残る味がします。

 

じゃばらの発祥地の和歌山県の北山村は、面積の97%が森林でその大半が杉の木です。でも、じゃばらをよく摂っているためか花粉症の人はわずか16%花粉症の人が40%ともいわれる日本ではかなり少ないです。「じゃばら」は、花粉症で悩む方に試してほしい商品です。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。