「体が硬い」は「痩せにくい」のサイン?
あなたは体の柔らかさに自信はありますか?
体が硬いと痩せにくいと言われるのはそれなりの理由があります。
体を柔らかくすることで痩せやすい体や、疲れにくい筋肉に期待できます。
まずは、はじめに柔軟性のテストをしてみましょう。
目次
柔軟性テスト
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ここでは簡単に、肩の柔軟性のテストをしますネ。
1.片手に豆(アメやガムなどでも可能です)を持ちます。
2.その手を頭の後ろから反対側の肩越しに回します。
3.背筋を伸ばし、顔を正面に向けたまま豆を口の中に入れることができれば、クリアです。
「こんな感じです。」
「わ~できた~!」
「え~そんなの届くわけないよ!」
など、様々な声が聞こえてきそうですが、、、。
体を柔らかくするエクササイズ
あなたが痩せにくいのは体が硬いからかも知れません。
体を柔らかくするエクササイズは、疲れにくい筋肉と、痩せやすい体を手に入れる目的で行います。
椅子に座ってできる体を柔らかくする方法をお試しください。
「疲労物質よ、いなくなれ!」
ここでご紹介するエクササイズは、安静時の筋肉に圧力を加え、二酸化炭素や乳酸を持った血液・リンパを筋肉から絞りだすエクササイズです。
二酸化炭素や乳酸を追い出すことによって、新鮮な酸素と、豊富な栄養素を含んでいる血液が筋肉に流れてきます。
体を柔らかくする「縮めて・伸ばす」エクササイズ
そのためには、「縮めて・伸ばす」というサイクルがセットになります。
早速試してみましょう。
1. イスに腰掛けて、リラックスして上体の力を抜きます。
このとき、
首→肩→腰→太もも→ふくらはぎ の順に、力を抜きながら、7秒間ゆっくりと息を吐きます。
お腹からしっかりと息を吐きましょう。
2. 頭の後ろで手を組み、7秒かけて、腹筋がいちばん縮んだところまで力を入れます。
このとき、背中全体(背筋)がしっかりと伸びていることを意識してください。
前傾すると股関節に力が入ってしまうので、気をつけてくださいネ。
3. 2の姿勢から、ゆっくりと7秒かけて背中を後ろに反らせていきます。
収縮させた筋肉(腹筋)を伸ばし、伸ばした筋肉(背筋)を収縮させていくイメージです。
※2~3を3セット繰り返しましょう。
背中やお腹の筋肉を含め、日常生活の中で、体をいっぱい伸ばしたり、縮めたりする機会はあまりありませんよネ。
続けるうちに、使わずに固まってしまった筋肉が徐々に柔らかくなっていきますよ。
このように活性化された筋肉は、「安静時代謝」を向上させて、リラックスした状態でも今までよりもダイエット効果が期待できるのです。
※特に背中の筋肉を鍛えることは、正しい姿勢を保つことにも大きく関わり、ダイエットにおいて重要な部分です。
柔らかい筋肉は血流の流れも良いため、疲労も回復しやすくなりますよ。
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「体の柔らかさ」と「ダイエット」
体の柔らかさとダイエットの関係を説明していきます。
体が硬いとなぜ痩せにくいのか理解できますよ。
筋肉の固まりは進行する!
筋肉は、使わなければどんどん縮んで硬くなるという性質があります。
運動不足に加え、加齢も筋肉を硬くしてしまう要因のひとつです。
筋肉が硬くなると乳酸がたまる
硬くなった筋肉では血流が悪くなり、血液が流れ込みにくくなるため、筋肉内の酸素と栄養素が不足し、疲労物質の乳酸が筋肉の外に放出されません。
代謝のメカニズムは、簡単に言えば酸素が筋肉内で栄養素を燃やすことです。
筋肉に酸素や栄養素が届かない状態になってしまうと、どうでしょう。
痩せにくいのはエネルギーの消費量が減少
私たちが安静にしているときに消費するはずの「安静時代謝」が落ちてしまい、エネルギーの消費量が少なくなってしまうのです。
これでは、同じように食事をしていたら、体型が変わってきてしまうのも無理はありません。
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筋肉を柔らかくすると痩せやすくなる?
さらに、乳酸がいつも筋肉内にたまっているので、筋肉はいつも「疲れている」状態なのです。
疲労が慢性的なものになってしまうと、筋肉は「痛み」を感じます。
そして、痛みを感じたら、なおさら体を動かす機会が減り…と悪循環に陥ってしまいます。
つまり、筋肉を柔らかくしておくことが、痩せやすい体と疲れにくい身体を保つためのキーポイントなのです。
まとめ
体が硬いと痩せにくいことがご理解いただけたと思います。
体を柔らかくすることで、痩せやすい体と、疲れにくい体に期待できます。
椅子に座ってできる体を柔らかくするエクササイズぜひお試しくださいネ。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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