暑い時期になると山や海など自然を感じられる場所へレジャーに行く方も多くなってきますよネ。

 

でも、監視員がいない川などは、特に事故に遭わないよう注意が必要です。

 

そんな川遊びの事前準備や注意するポイント、流された子供の救出体験などについてお話しします。

 

流された子供の救出体験

夏休みにそれぞれお子さんが2人(2歳~6歳)いる4家族で川遊びに行ったことがあります。

 

川に入って網で魚を獲ろうとしていた6歳の子供が、足を滑らせて転んで深みに入ってしまい流されだしました。

 

すぐに親が気づいたのですが、大きな川だったので徐々に流されて行きだし、全員パニック状態になってしまいました・・・

 

でも、1人のお父さんが2リットルのペットボトル(少し水が残っていた)をPPロープで縛り、流されている子供に投げました。

 

運よく流されていた子供より川下へペットボトルが落ちたので、その子もロープにしがみつくことができました。

 

みんなでそのPPロープを引っ張り、子供が浅瀬に近づいてきたので引き上げることができました。

 

子供の命が助かったのは、ライフジャケットをつけていたことで沈まなかったことが一番大きいと思います。

 

 

さらに、ペットボトルとPPロープがあったことは運が良かったと言えます。

 

そして、PPロープが切れなかったこと、手の届くところにうまく投げ込めたこと、6歳の子供がスイミングスクールに通っていて水に慣れていたことなどですが、非常に恐ろしい体験でした。

 

 

PPロープは100円ショップで売っているもので、濡れた衣類を乾かすのに使えるのではないかということで持って来たものでした。

細いロープですが、とても役に立ったわけです。

 

 

ペットボトルも少し水が残っていたことで狙いを定めて遠くに投げれたこともラッキーでした。

 

 

車で行く場合は、多少荷物が多めでも無くて困るより、使うことがなかったとしてもしっかり準備しておくことをおすすめします。

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万が一流されてしまったら……

 

 

すぐに救助を呼ぶとともに、流されてしまった本人がパニックにならないよう声をかけ続けましょう。

 

 

長い棒があれば差し伸べる、また、そういったものがない場合は、少しでも浮いていられるように、ペットボトルやクーラーボックス、浮き輪などを投げるようにしましょう。

 

 

その際、二次被害を防ぐためにも、自分たちもパニックにならないように冷静になることも大切です。(※机上では簡単に言えますが、実際にその場で体験すると、冷静になることは非常に難しいですし、ほとんどの方がパニック状態になる可能性が高いです)

 

 

川で遊ぶための準備

 

海水浴場やプールとは違い、自然が溢れる中で遊ぶことができる川は家族連れにも人気のスポットです。

 

でも、気温が高くなる6~8月は絶好のレジャー日和である一方で、事故が最も多い時期でもあります。

 

 

川で遊ぶための事前準備

 

 

事前に準備をしておくことで、事故やケガの防止にもつながります。

 

・水着やラッシュガードを着用する

※ラッシュガードは肌の保護や、日焼け防止のために着用するウェアのことです。

 

ラッシュガード  楽天市場

 

・ライフジャケットを着用する

 

ライフジャケット  楽天市場

 

・かかとがしっかりと固定できる運動靴か、ウォーターシューズを履くといったことが大切です。

 

ウォーターシューズ  楽天市場

 

特に川では溺れたり、流されてしまうといった事故が大半ですので、ライフジャケットはできるだけ準備するようにしましょう。

 

 

また、靴はケガ防止にもなるほか、川底で足を滑らせることも防げるためしっかりと用意をしておきましょう。

 

 

着替えは多めに持って行く

 

お子さんがいる場合、とくに下着などの着替えは多めに持って行きましょう。

 

水遊びパンツも必要ですし、大人の着替えもいつぬれることがあるか分かりませんのでお忘れなく。

 

タオルやバスタオルも要りますし、バスタオルは着替え時に役立ちます。

 

虫除けスプレーや蚊取り線香、日焼け対策も忘れないようにしましょう。

 

 

川で気を付けたいポイント

 

川には岩や石があるのはもちろん、特に自然に近い川の場合流れも一定ではありません。

 

 

こちらでは川での気を付けたいポイントについて簡単にご紹介します。

 

 

淵(ふち)と早瀬(はやせ)に注意

 

川には浅く流れが速い瀬(せ)と、流れがゆるやかで深くなっている淵(ふち)があります。

 

川は足元が見えにくい場合もあるため急に深くなっている“淵”に気を付けましょう。

 

また、“瀬”から“淵”へと変わる場所は早瀬と呼ばれ、流れが速く、足をとられやすいのであわせて注意してください。

 

 

中州でのキャンプは避ける

 

中州ではテントを張ったりキャンプをすることは避けましょう。

 

川が増水した場合取り残されてしまったり、水が入り込んでくる可能性があります。

 

 

天候に注意

 

川の水はすぐに増水するため、雨が降ってきたらすぐに川から上がることが大切です。

 

 

また、水かさが急に減ったり、水が濁ってきた場合は、土石流の可能性があるためすぐにその場から離れてください。

 

 

天気がよくても、川の上流で雨が降ると急激に増水したり、流れが加速したりする場合があります。

 

 

なので、川遊びする場所の上流のことも行く前にしっかり把握しておき、当日の上流の天気にも常時スマホなどで確認し注意することが大切ですネ。

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まとめ

 

川遊びではケガや事故がないように先に準備をしておくことがポイントになります。

 

また水場なので忘れがちですが、虫対策も忘れないようにしてくださいネ。

 

安全に気を付けながらレジャーを楽しみましょう!

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。