メタボリックシンドロームを気にされてる方は多いですネ。

 

私の主人もメタボ状態になってきました。

 

そこで、管理栄養士として大きな病院で働いている知人に、原因と予防の方法を教えてもらいましたのでご紹介します。

 

ポッコリお腹で悩んでいる方、参考にしてみてくださいネ。

夜中心の食事はメタボリックシンドロームの原因に!

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管理栄養士の知人が、メタボの原因と予防の仕方について教えてくれたことをまとめますと、以下のようなことでした。

 

 

私たちの身体はさまざまなホルモンが機能することで身体を維持しています。

 

 

でも、「夜中心」の食事が習慣化してしまうと、食欲抑制ホルモンと呼ばれる「レプチン」が作用しづらくなり、血糖値や中性脂肪が増えてしまいます。

 

 

中性脂肪を減らすには菊芋のイヌリンがおすすめです。

くわしくはこちらの記事を、ぜひご覧くださいネ。

⇒『キクイモのイヌリンは中性脂肪を減らす!5日で152が139に!

 

 

その結果、高血糖、脂質代謝の異常、高血圧などのメタボリックシンドロームの原因へとつながってしまうのです。


また、脂肪が増えることでさらにレプチンが作用しづらくなり、どんどんと悪循環になってしまいます。

 

 

脂肪はお腹だけではありません。

 

肝臓にもたまります!

 

血液検査が正常でも、「フィブロスキャン」で調べると肝臓に脂肪がたまっていた(隠れ脂肪肝)の場合が増えています。

 

 

隠れ脂肪肝についてくわしくは、こちらの記事をぜひご覧になってくださいネ。

⇨『隠れ脂肪肝のリスクチェックしませんか?今ココで簡単にできま

⇨『隠れ脂肪肝にスクワットと有酸素運動おすすめ!NHKスペシャル

 

 

 

夜遅くの食事はゆっくり休めない、消化効率も下がる

 

夜遅くに食事をしたり夜に多くの量を食べてしまうと、身体での消化・吸収が寝ている間に行われることになります。

 

 

そうすると、胃腸が働いているために身体は深く眠ることができなくなり、その一方で、眠っているために血流が抑制され消化吸収の効率が下がる、といったことが起こります。

 

 

そのため、消化効率が下がって身体に負担をかけるだけではなく、ゆっくり休めなくなってしまうのです。

 

夜遅くの食事は身体に悪いということになりますネ。

 

 

あなたは夜食症候群かもしれません!?

 

あなたは、食事は夜にまとめてたくさん食べる、夜遅い時間に食事をするのが習慣になっている、なんてことはありませんか?

 

もしも「習慣になってる」って方は「夜食症候群」かもしれませんよ。

 

 

夜食症候群はメタボの原因になります。

 

 

夜食症候群ってなに?

 

あまり聞きなれない単語かもしれませんが、夜食症候群は、下記のことが習慣化していることをいいます。

 

・夜遅い時間に夕食を食べる

・夜中に起きてまた食べてしまう

・1日の摂取カロリーのうち25%以上を夕食や夜食で摂取する

 

 

「あなたは上記のどれかにあてはまりませんでしたか?」

 

 

夜の遅い時間というのは、基本的に夜の21時以降が目安ですが、注意したいのは、就寝する2時間以内に食事をとってしまっていないかという点なんです。

 

 

また、朝・昼よりも、夜ご飯に多くの量を食べるという方も要注意なんです。

 

 

メタボ予防は早めの食事で肥満のリスクも軽減!

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夜食症候群の根本的な解決は、もちろん食事時間を早める、夜食べる量を減らし、朝や昼に食べる量を増やす、ということです。

 

 

でも、なかなかそうはいかないということもありますよネ。

 

なので、それ以外にできる対策もご紹介します。

 

 

食事内容を改めてみる

 

夜遅くなどに食事をするときは「ご飯」や「麺類」を避け、満腹感が得られやすく食物繊維が豊富な「コンニャク」や「春雨」などを中心にしたり、スープを取り入れるなど、食べる内容を考えるようにしましょう。

 

 

シメのご飯、麺類を控える

シメの「炭水化物」はそれだけでもカロリーオーバーになりがちです。

 

特にお酒を飲んだあとは、アルコールの分解に糖が使われるため、血液中の糖分が減って“空腹感”が出やすくなり、麺類やご飯が食べたくなります。

 

 

食べ過ぎや胃腸の負担を減らすためにもシメの麺類やご飯は控えるのがベスト。

 

お酒を飲んだ後のシメにラーメンを食べる人は多いです。

 

 

『飲んだ後にお腹が空いたと感じるのは、アルコールの分解に糖が使われて、血液中の糖分が減るため』なんだということをよく理解しておきましょう。

 

 

ストレスを減らす

 

夜食症候群の場合、ストレスを食欲で解消している可能性があります。

 

ストレスを解消することで、食欲に走る必要もなくなり、結果、夜食症候群の予防につながります。

 

 

メタボリックシンドロームの診断基準

 

 

1. 腹部肥満:ウエストサイズ 男性85cm以上 女性90cm以上

 

2. 中性脂肪値・HDLコレステロール値:

中性脂肪値 150mg/dl以上
HDLコレステロール値 40mg/dl未満(いずれか、または両方)

 

3. 血圧:
収縮期血圧(最高血圧) 130mmHg以上
拡張期血圧(最低血圧)  85mmHg以上
(いずれか、または両方)

 

4. 血糖値:空腹時血糖値 110mg/dl以上

(日本内科学会、日本動脈硬化学会など8学会による合同基準)

 

 

上記の場合がメタボリックシンドロームの診断基準になります。

 

男性の場合は、ウエスト85cm以上にかなり多くの人が該当します。

 

女性の場合のウエスト90cmは、かなり少ないので「女性はもう少し早い段階から注意が必要」と言われることもあり、医師によって判断基準が違うとのことでした。

 

 

肥満、肥満症、メタボの違いについてこちらの記事で紹介していますので、ぜひご覧くださいネ。

『肥満、肥満症、メタボの違いってなに?予防と対策はあるの?』

 

 

また、近年では、「身長の半分」の数字を考慮しなければいけないという意見もあるんです。

 

 

その理由として、身長180㎝の人と160㎝の人で、ウエストサイズの基準が同じというのはおかしい、という考えからです。

 

「素人でもそう思いますよネ。」

 

 

なので、管理栄養士の知人は、例えば、「身長160㎝の人がウエストサイズ80㎝を超えたり、お腹がポッコリとなってきたら、要注意」と言ってましたので、参考にして下さいネ。

【人気の記事】

『おばさん体型の原因と改善※コレで年齢に負けない美ボディゲット』

 

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まとめ

 

 

“夜食べると太る”というのはなんとなくご存じの方もいるかと思いますが、それを習慣化させると生活習慣病のリスクが上がり、より健康から遠ざかってしまいます。

 

 

不規則な勤務時間であったり、夜遅くにならないと家族がそろわなかったりと、 心当たりのある方は、まず夜に食べているものを見直すようにしてみてくださいネ。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。