汗をかく機会が増えると気になるのが臭いですネ。
特に、中年以降に気になりやすい加齢臭については、身体を清潔にしているのに、なぜか気になる。
加齢臭は男性だけでなく女性も悩んでいる方が多いです。
耳の後ろが臭い場合がありますが、実はリンパが詰まると臭いの原因「ノネナール」が発生しやすくなります。
この臭いの対処法を紹介します。
目次
耳の後ろ臭い 対処法
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この対処法は、「耳ポカポカ体操」で、リンパの流れをスムーズにしようというものです。
リンパの流れが悪いと臭いの原因「ノネナール」が発生しやすくなります。
耳周りのリンパの流れを良くすることで、臭いの原因のひとつである老廃物をしっかりと流すことができるようになります。
そして、お顔のむくみもスッキリさせることが期待できますよ。
対処法のやり方
1.親指と人差し指で、耳の一番上をつまみます。
そのまま、優しく上にひっぱります。(3秒)
2.耳の真ん中をつまんで、横にひっぱります。(3秒)
3.耳たぶをつまんで、下にひっぱります。(3秒)
1~3を3回繰り返します。
4.次に、親指と人さし指で耳の一番上をつまみます。
親指の腹を耳の内側にあて、リンパを流すように、ゆっくり優しく押しながら、耳の軟骨にそって上から下まで少しずつ指をずらしていきます。
下までいったら、上に戻って再びずらしながらゆっくり優しく押していきます。
これを3回繰り返してください。
5.耳の裏側の下辺りにあるくぼみに親指を当て、残りの指を耳の前に当てます。
親指に軽く力を入れ、残りの4本で耳をやや後ろに引くようにします。
全体をほぐすイメージで、これを3回繰り返します。
「どうでしょう?」
耳周りがじ~んとしてポカポカした感じになりますよネ。
3分程度で簡単にできるケアなので、ぜひ気づいた際に取り入れてみてくださいネ。
「リンパのつまり」が加齢臭の原因に?!
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リンパは、全身に網目のようにはりめぐらされていて、静脈で回収しきれなかった体内でできた老廃物や、余計な水分等をリンパで運び、静脈に戻してあげる役割をしています。
耳の後ろ臭い理由
耳の裏には「耳下腺(じかせん)リンパ」があり、もみあげの下あたりから、耳たぶの後ろに流れています。
この部分は、汗腺、皮脂腺が多く集まっている箇所で、日常からケアを徹底しないと、臭いが発生しやすくなるところです。
さらに、リンパの流れが停滞し、老廃物が溜まってしまっている場合には、臭いの原因である疲労物質がうまく処理されません。
その結果、汗も脂っぽくなってしまい、臭いの原因である「ノネナール」という物質が発生しやすくなってしまうのです。
そのため、普段から汗腺・皮脂腺が多い部分を丁寧に洗うことに加え、このリンパの滞りをなくすケアをすることで臭いの発生を防ぐことが期待できます。
耳の後ろが臭いのは「ミドル脂臭」?
耳の後ろが臭いのは加齢臭ではなく、男性特有の「ミドル脂臭」の可能性があります。
枕臭の原因にもなるあのイヤな脂(あぶら)臭いニオイです。
原因物質は「ジアセチル」で、40代前後のミドルエイジの男性にみられる特有の臭いといわれています。
加齢臭
加齢臭は40代から発生することが多くて、年齢を重ねるごとに増加していくシニア特有の臭いです。
男性だけでなく、閉経後の女性も加齢臭がでることもあります。
原因物質は、不飽和脂肪酸が酸化分解されることで発生するノネナール。
ノネナール発生の原因となるヘキサデセン酸は、分解されるとチーズや古本のような臭いがするといわれ、この臭いが加齢臭と呼ばれています。
加齢臭が発生しやすいのは、背中と胸周り(体幹部)ということがわかっています。
ゴシゴシこすり洗いはダメ
洗浄力の高いものを使って強く洗うのは逆効果になってしまいますので要注意。
皮膚を守る常在菌が減り、ニオイの原因になる雑菌が増えることになってしまいます。
皮膚が乾燥すると皮脂の分泌が多くなることも。
女性の場合、閉経後は皮脂の酸化を防いでいた女性ホルモンが減りますので、ゴシゴシ洗いは、皮脂が酸化しやすくなり加齢臭の原因にもなってしまいます。
ソープは泡立てて天然素材の柔らかいもので、やさしくなでるように洗いましょう。
洗った後はしっかり保湿しましょう。
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まとめ
リンパの流れをよくする「耳ポカポカ体操」は、とっても簡単なので、ぜひお試しくださいネ。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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