コロナ禍で「西之島」のこと忘れていました。
今でも活発に活動していたんですネ。
海上保安庁が西之島の山頂火口で白色の噴煙が高さ3千メートルまで上がり、島周辺が大量の火山ガスで覆われていると観測結果を公表しました。(2020年8月20日)
西之島は日本の小笠原諸島にある火山島です。
父島の西北西約130キロメートルの場所にあります。
西之島の場所と火山活動や島の拡大状況などをまとめました。
西之島の場所は?
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西之島の場所ですが、こちらの画像をご覧いただくとだいたいの位置が確認しやすいです。
西之島は東京からなら南へ約1,000kmの場所にあります。
住所は、〒100-2100東京都小笠原村西之島。
小笠原諸島の父島からは西北西へ約130kmの場所です。
火山活動をしていますからもちろん無人島です。
高さが4,000mほどある海底火山の頂上が僅かに海面に表れたもので、波による侵食や火山の噴火により形を変えています。
地上にあれば富士山より高い火山ですネ。
西之島の火山活動と拡大状況は?
火山活動は?
確認されている噴火は下記です。
1973年5月
1974年5月
2013年11月
2015年11月
2017年4月 – 8月
2018年7月
2019年12月
2020年8月
海上保安庁によると大量の火山灰や噴石を含む噴煙は確認されていません。
また、火口付近は溶岩の流出はないのですが高温とのことです。
今の西之島の状況を、東京工業大火山流体研究センターの野上健治教授が「極めて膨大な量の火山ガスの放出が続く状態は、マグマが地下の浅い所にとどまっていることを示唆している」と分析されています。
いつ爆発してもおかしくない状態ということのようですネ。
拡大状況は?
2013年からの火山活動で新しく新島が海面に誕生しました。
この新島が従来の西之島とくっ付きました。
そして今も陸域面積を拡大し続けています。
(2020年6月面積は約3.9平方キロメートル)
標高は約200メートルです。
(海底からでは約4,000メートル程度にもなります)
波による侵食で島は徐々に縮小したときもありました。
でも火山活動が続き、2014年9月には新陸地部分の面積が東京ドームの32倍にも拡大しています。
これからも拡大を続けていつの日か日本人が住めるようになるといいですネ。
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まとめ
西之島は小笠原諸島の島で無人です。
1973年に近くの海底火山が噴火し、新島(西之島新島)が誕生しました。
その後、西之島とくっついて一体化した陸地となりました。
そのため、現在の「西之島」の呼称は、西之島新島とあわせた陸地全体を指しています。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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