加藤春沖(はるき)さんは「ペタンク」の優秀な選手。
ペタンクは、目標球に向けて金属製ボールを投げ、相手より近くに寄せたボールの数で得点を競う競技です。
加藤春沖さんは中学1年で初めて世界大会に出場し、着実に力を付けてきました。
正確な投球で相手の球をはじき、目標から遠ざける技が得意。
加藤春沖さんの出身校と戦績、ペタンク競技のくわしい内容も紹介します。
目次
加藤春沖(かとうはるき)選手の出身学校
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加藤春沖さんは、川崎医療福祉大に在学中で、今年(2020年)2年生です。
川崎医療福祉大は医療福祉と健康科学を統合した日本初の総合大学。
医療福祉・医療技術のスペシャリストの養成をしている大学なので、加藤春沖さんも立派な専門家になってほしいですネ。
加藤春沖選手プロフィール
生年月日:2001年(平成13年) 18歳 (2020年3月23日現在)
出身地:岡山県岡山市南区
学校:川崎医療福祉大(倉敷市松島)1年 (2020年3月23日現在)
加藤春沖選手の主な戦績
加藤春沖さんの主な戦績がこちらです。
★5位 2019年12月18日~22日 アジアペタンク選手権大会 加藤春沖 男子ティール出場
2019年アジアペタンク選手権大会で加藤春沖さんの結果は5位で予選敗退と残念な結果になってしまいました。
しっかり練習をされているので次回は好成績を期待できます。
また、過去の素晴らしい戦績を見れば優秀な選手であることがわかります。
★男子1位 2019年5月25日・26日 国際ペタンク大会日本代表選手選考会及び強化指定選手選考会
★優勝 2018年5月6日 岡山県 ジャパンオープン出場 トリプルス
★7位 2017年11月4日~11月8日 第16回世界ジュニアペタンク選手権大会(30ヵ国32チーム出場)
加藤春沖選手は、日本選手初の決勝トーナメント進出でジュニア日本選手最高得点38点を出しましたが、残念ながら世界の壁は厚く7位でした。
でも、加藤春沖選手は、日本人選手も世界大会で戦えるという実績を作ってくれる大健闘でした。
★優勝 2017年8月27日 第8回大文字杯争奪全国オープン・ペタンク大会 2人一組のダブルス戦
京都市ペタンク・ブール連盟主催の大会で唯一、日本連盟のランキング・ポイントが獲得できる公認大会。2人一組のダブルス戦で加藤春沖さん(16歳)のペアは、樫田博さん(44歳)。
★準優勝 岡山県ペタンク大会
小学校4年生で初出場し準優勝になりました。
加藤春沖さんはこの大会でペタンクの楽しさを知り、翌年からは県外の大会にも出場しるようになり、現在も川崎医療福祉大に通いながら競技を続けています。
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ペタンクとは
冒頭でも紹介していますが、ペタンク競技は、目標球(ビュット)に向けて金属製ボールを投げ、相手より近くに寄せたボールの数で得点を競う競技です。
ペタンク競技のやり方
①ジャンケン等でかったほうが「目標球(ビュット)」を、6m~10m以内に投げる。
②ビュット権を持った方が先に球をビュットに向けて投げる。
③次は、相手チームが更にビュット近くをめがけて投げる。
④ビュットより球が遠い方がビュットに近づくまで続けて投げる。
投げ方は、手のひらを逆手(下向き)で球を握り、アンダースローで投げるのが一般的です。
相手チームの球より自分の球がビュットに近ければ得点になり、近い球がいくつあるかで点数を数える。
1個(球)が1点として計算。
競技を続けながら、得点の積み重ねで早く到達(大会により11点もしくは13点がある)したチームが勝利。
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ペタンク球のもち方・投げ方・立ち方
水をすくうように手のひらをつくり、そこに球(ボール)を乗せ、握るというより巻き付ける感じで指は開かないで握る。
手の甲を上向きで、肩を軸とした円運動(遠心力)で、アンダースローで投げる。
立ち方は、両足をそろえた状態で膝を軽く曲げて構えます。
助走とか足を上げたりなどはしなくてその場でアンダースローで投げます。
ペタンク持ち球の数
・シングル戦:1人対1人:1チーム3球づつ
・ダブルス戦:2人対2人:1チーム6球づつ
・トリプル戦:3人対3人:1チーム6球づつ
持ち球をすべて投げ終わったら1メーヌ(セット)終了。
ペタンク基本的な球(ブール)の投げ方
※ブールはフランス語でボールのこと
・ポワンテ 目標球(ビュット)に寄せる投げ方
・ティール 球にあてる投げ方
・ルーレット ブールを高く投げないで最初から転がす投げ方
・ドゥミポルテ 目標の中間あたりにブールを着地させて転がす投げ方
・ポルテ ドゥミポルテより目標に近くブールを落として転がす投げ方
ペタンク競技に使える球(鉄製)
・球(ボール)直径70.5mm~80mm
・重さ650g~800g
※ビュットの基本は木製で直径3cm
球は一般的には、直径71mm~73mm、 重さ650g~700g前後が最も多く使われています。
「ペタンクお家の庭で家族でも楽しめますネ。」
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ペタンク動画
まとめ
ペタンクの発祥地はフランス(南仏プロヴァンス生まれ)で500万人以上の人々が楽しんでいる競技です。
加藤春沖さんはおじいさんと裏庭でペタンクを始めました。
ペタンクには三世代大会もあり、三世代で一チームを組んで対戦します。
ペタンクは老若男女を問わず、だれもが参加しやすい競技なのでこれから日本にも普及してくるでしょう。
そのためにも、加藤春沖さんには世界大会でもどんどん良い成績を残して欲しいです。
チームで戦う場合は、1球の使い方をチーム内で協議して決める、頭脳的な戦略も必要で、実はペタンクは奥の深~いスポーツ。
仲間がよい仕事(投球)をした場合は、フランス発祥の競技だけあって「tres bien!(トレビアン)」(とても素晴らしい)と言います。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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