葬儀費用を安くしたい場合は、一般的な葬儀で行われる通夜・告別式・火葬の中で火葬だけ行うのが1番安くなります。
そして、「役所に死亡届を出す」「火葬場で火葬にして遺骨は火葬場で引き取ってもらう(自治体によりダメなところもあります)」これらのことを自分ですることです。
「何人も宗教儀式(葬式、法事、ミサ、地鎮祭など)は強制されない」と憲法20条、第二項にあります。
「遺骨をお墓や納骨堂に安置しなくてはならない」という法律もありません。
なので、葬儀はしなくてもいいし、墓地がなくてもかまわないということになりますネ。
棺も骨壺もインターネットで安く買えます。
もし、火葬料が0円の場合でしたら、3,5万円でできますよ!
では、葬儀費用を安くしたいあなたに9万円の葬儀の具体的な手順と注意点を説明します。
「葬儀費用を安くしたい!」
「葬儀社やお寺などにぼったくられたくない!」って人だけ読んでくださいネ。
目次
火葬式(直葬)を自分ですれば葬儀費用は9万円以下でできる!
9万円の葬儀の具体的な手順と注意点を説明する前に、まず、見積もりを見てくださいネ。
ここでは火葬料を約50,000円として計算していますが、もしも、火葬料が0円のところでしたら、葬儀費用は、約35,000円程度となります。
「火葬料は自治体により異なるので確認してみてくださいネ」
もし、火葬料が50,000円だったら、葬儀費用は約85,000円となります。
あなたが自分ですれば、ほぼ原価で「お見送り」できるわけです。
下記が見積もりになります。
火葬料 約0円~50,000円 (自治体により異なる)
棺 約20,000円
骨壺 約4,000円
保冷剤 約4,000円
レンタカー(ハイエース)6時間 約7,000円
棺や骨壺などは、インターネットで購入します。
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人の最後の「お見送り」の儀式ですから、これくらいの費用は必要かなと思います。
葬儀社に依頼し、自分でしなくてもかなり安くできる葬儀もあり、下記に紹介していますので知っておいてくださいネ。
葬儀費用を安くしたいなら葬儀の種類と費用を知る
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葬儀費用をできるだけ安くする葬儀を下記に順に紹介していますので見てくださいネ。
これから手順を説明する1.は、すべて自分でするので、搬送用の車と自動車の運転免許が必要です。
- 自分でする「火葬式(直葬)」で約9万円以下
- 「火葬式(直葬)」を葬儀社に依頼で約15万円
- 「一日葬」で約40万円
- 「家族葬」で約50万円
この中で、2. 3. 4.は、葬儀社に依頼しますが、「一般葬」に比べると葬儀費用が安いので、こちらの葬儀の一括見積もりで資料請求(無料です)してみてくださいネ。
あなたがお住いの地域でどこの葬儀社がよいのかわかりますよ。
「もちろん無料で請求できますので」
一般葬の費用は、地域にもよりますが、100万円~300万円程度はかかります。
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さらに、墓地の購入や墓石を建てることになればさらに出費は増えていきますネ。
それでは「大変お待たせしました!」
葬儀費用9万円以下でできる「火葬式(直葬)」の手順を具体的に詳しく解説していきます。
一番安い自分でする「火葬式(直葬)」の手順
冒頭でも説明していますが、火葬以外は自分でやります。
体験されるとわかりますが、病院というところは、臨終を迎えるととても冷たい態度となります。
「数時間か或いは最大でも1日の間には、退院してください!」と言われますよ。
故人と突然の別れになった場合など、とてもとても心の準備など到底出来る状況ではないですから、慌ててしまうことになります。
あなたがそのような精神状態のときでも、葬儀社に依頼する場合は交渉しなくてはなりません。
そんな遺族の心の状態を、葬儀社はよ~く知っているわけです。
ご遺体搬送
一般的には、臨終後に搬送会社や葬儀社に依頼して、自宅か安置施設へ搬送します。
あなたがこれを自分でする場合は、自動車を使いますが、乗せるときや自宅・安置施設についてからご遺体を安置するとき一人ではかなりきついので誰か手伝ってもらえる人を探しておきましょう。
業者の「寝台車とか霊柩車じゃないとダメ」という決まりはないのであなたの車で遺体搬送はできますよ。
この場合、絶対に忘れてはならない重要なことは、病院から「死亡診断書」受け取って、故人を搬送する車に携行するということです。
これがないと、警察などの確認があった場合、大変に面倒なことになりますので必ず携行してください。
それから、周りの人たちに故人が直接見えないようにするなどの気配りも必要ですよ。
「死亡診断書」は、他の手続きに必要な場合もあるので数枚はコピーしておきましょう。
自宅・施設で安置
自宅・安置施設に到着後は、まず、布団に故人を安置します。
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この場合、季節にもよりますが、保冷剤(ドライアイスなど)などをご遺体が出来るだけ良い状態で保てるように当ててください。
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火葬場が混んでいるときは、数日待たされることもあるので、部屋も可能な限り涼しくしましょう。
これらが終わると、火葬場の予約をします。
火葬場へ予約と確認事項
住民登録をしている自治体の火葬場の予約をします。
葬儀社に依頼した方がスムーズなんですが、一般人でも予約できますよ。
注意点として、亡くなって24時間は、法的に火葬はできませんし、基本的に予約のキャンセルはできません。
また、棺や骨壺(骨容器)はネットで安く購入できますが、注文から届くまでに数日はかかりますので納品日をしっかり確認して火葬場の予約をしましょう。
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確認事項
下記のことを予約時に確認しておくとよいですよ。
- 火葬場のどこに車をつけるのか場所の確認
- 到着する時間は何時何分がよいか
- 骨容器(骨壺)は現地で販売しているか持ち込みか
- 支払いは市役所なのか、それとも現地で支払うのか
納棺(故人を棺に納める)
棺に布団を敷いて故人を収めてください。
火葬の日まで待つ日にちがあるのでしたら、保冷剤や消臭剤もあわせて入れてください。
棺も骨壺(骨容器)もネットで安く購入できますが、注文から届くまでに数日はかかります。
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この間にもご遺体の腐敗が進行しますので、可能であれば事前に購入していることがベストです。
事前に購入できていれば、火葬場へ予約するときも助かりますし。
役所へ死亡届
「死亡届」に必要事項を記入して役所へ提出に行くのですが、必ず「印鑑」も必要なので持参してください。
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「死亡届」は、休日・夜間でも受け付けていますので、火葬日の前日までには手続きを終えてください。
「死亡届」を提出で「火葬許可証」が発行されます。
「火葬許可証」は、火葬当日まで大切に保管してくださいネ。
この時に、自治体によって違いますが、「火葬料」の支払いが必要な場合もありますので、現金も持参してください。
火葬当日の搬送
棺を車に乗せて火葬場へ向かいます。
時間にはしっかり余裕をもって出発してください。
棺は約180cmありますので、ワゴンタイプの車でシートを倒して乗せるとよいです。
貨物車両や軽トラックでも棺が乗る荷台があれば大丈夫です。
レンタカーを借りる場合は、遺体の搬送をしてもよいのか禁止する文面の記載がないか、契約事項をしっかりと確認してから借りましょう。
搬送時は、霊柩車ではないですから、周りの人や車への気配りをして下さい。
火葬場へ到着
火葬場に着いたら、職員が入り口で出迎えてくれますから、職員と一緒に棺を台車に乗せます。
それから事務所に行って「火葬許可書」を提出して、火葬料金を支払います。(自治体によっては死亡届時に支払っている場合もあります)
骨壺を持参している場合は、事務所で所定の場所を確認して持っていきます。
そのあと、火葬場の職員に案内されて、火葬炉の前で故人と最後のお別れをして出棺です。
(自治体によりダメなところもありますが、遺骨を火葬場で引き取ってもらう場合はこれで葬儀が終わりです)
読経も無しで見送ることに抵抗を感じるようでしたら、火葬式の読経だけに僧侶を呼ぶこともできますので、こちらメディアで話題のお坊さん便で資料請求(無料です)してみてくださいネ。
気持ちが随分楽になりますので。
「お坊さん便」定額料金でお布施の他に、お車代・お膳料・心づけなどが必要ありませんから安心です。
火葬時は、待合室やロビーで約1~2時間は待つことになります。
そして、収骨となり「埋葬許可証」が発行され火葬式は終了です。
故人の遺品などの整理はこちらが遺品整理のことなら【ライフリセット】便利です。
火葬式(直葬)の注意点
「葬儀費用を安くしたい」という思いが非常に強い、また、下記のような状況であればここで紹介しました火葬式は可能です。
- 式を行わず、火葬のみでかまわない
- できるだけ早く葬儀を行いたい
- 故人には身寄りがなく呼ぶ人がいない
故人が希望していたり、親族が1人もいないような場合、また、死後は無になるという考えが強い、さらに、あなたと故人の関係も熟考されているのであれば、火葬式(直葬)はしてもよいと思います。
でも、宗教的な認識が強く成仏とか供養について考える人、世間体が気になる人は火葬式(直葬)をしないほうがいいです。
後で必ず「これでよかったのか?」という気持ちが消えませんから・・・
さらに、身内や親せきからクレームがついたりすることもよくあります。
「自分で火葬式(直葬)をするの大変だな」と思われた人には、こちら葬儀の一括見積もりを案内しておきますので、資料請求(無料です)してみてくださいネ。
一般葬より葬儀費用が安い葬儀の種類
これまで解説してきました、通夜・告別式を行わず、火葬のみでお別れするという内容は同じですが、これらを葬儀社に依頼します。
「火葬式(直葬)」を葬儀社に依頼
故人の腐敗管理や車の準備、搬送時の周囲に気を使う煩わしさから解放されます。
僧侶読経はありません。
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無宗教の人に向けたプランで、仏具等(枕飾り一式・自宅飾り一式)が含まれません。
近年は増えだしているプランでもあります。(葬儀費用約15万円)
「一日葬」
普通は2日間かけて行う葬儀を、1日間に省略し、告別式だけします。
下記のような場合に適しています。
- 一日で葬儀を行いたい
- 費用を抑えてお別れの儀式を行いたい
- 遠方からの会葬者の負担を軽くしたい
通夜・葬儀・告別式を2日間ですると、スケジュールや体力的に厳しい場合があります。
また、葬儀の費用を抑えたいという場合に1日葬が最近は人気で選ばれています。
一日葬を選ぶ人の特徴は「ちゃんとした式にしたい」なので、ご焼香や僧侶読経に使う設備一式が含まれた「仏式プラン」で行うのが標準的です。(葬儀費用約40万円)
「家族葬」
家族だけでする場合もありますが、特に親しい友人・知人も招くこともあるお葬式です。
下記のような場合に適しています。
- 身内や親しい友人だけで行いたい
- 少人数でゆっくりお葬式を行いたい
- 一般的な形式に沿った式にしたい
気兼ねない間柄なのでゆっくりとお別れができますネ。
少人数でできる葬儀で、費用も一般的な葬儀より安く抑えられ人気が出てきているプランですので、詳しくは、こちら家族葬のファミーユで資料請求(無料です)してみてくださいネ。
家族葬を選ぶ人も一日葬を選ぶ人と同様に「きちんとした式にしたい」という思いが強いので、ご焼香や僧侶読経に使う設備一式が含まれた「 仏式プラン」でする人が多いです。(葬儀費用約50万円)
一般葬と家族葬の違いとは
一番大きな違いは、葬儀に呼ぶ人の範囲の違いですネ。
家族葬は、家族や親族など故人と身近な人だけでお別れするご葬儀です。
一般葬は、故人と生前に縁のあった友人や知人、仕事関係、趣味のサークル、近所の方など、故人と生前親しかった一般の人を幅広く呼ぶ、一般的な葬儀のスタイルの事です。
なので、一般葬は家族葬に比べて参列者の人数が多くなりがちです。
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「一般葬」
友人や職場の人など、幅広く招き行う葬儀です。
多くの人と共に故人を偲び、丁重にお別れします。
下記のような場合に適しています。
- 知人や友人も招いて行いたい
- 世間的にも見栄えのたつ内容にしたい
- 一般的な形式に沿った式にしたい
標準的な葬儀で、一番多いタイプの葬儀ですネ。
家族葬と区別するために一般葬と呼ばれています。
一般葬の場合、地域によっては、講組(こうぐみ)とも呼ばれる、組内の人が葬儀(葬儀の準備や香典の受付など)を通夜から告別式まで手伝う所もあります。
一般葬では遺族と面識がない人が参列する場合もあり、世間体なども考慮して葬儀の内容を多少は規模のある形で準備する必要があります。
故人との別れよりも、「おもてなし」や「しきたり」といったマナーが重視される傾向にあり、遺族は大変な気配りが必要な葬儀です。
喪主を体験するとわかりますが、一般の人、組内の人、僧侶、親戚にも非常に気を使わなくてはならず、お金も使い、疲れがどっと出てしまうのが一般葬です。
一般葬の費用の内容は?
ざっくりとしたものですが、一般葬の葬儀費用の内訳を見てみましょう。
インターネットでも買える棺なら約2万円ですが、8万円になるんですネ。
骨壺も箱がつくと5万円です。
骨壺だけならネットで約4000円で買えますけど。
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- 祭壇60万円
- 式場使用料10万円
- 棺8万円
- 遺影写真3万円
- 霊柩車5万円
- 骨壷骨箱5万円
- マイクロバス4万円
- 枕飾り3万円
- 安置料2万円
- その他諸経費20万円程度
- 参列者への飲食接待費40万円程度
- 寺院への戒名等のお布施50万円程度
「合計してみてくださいネ。かなりの金額になりますから・・・」
祭壇・飲食接待・お布施・その他諸経費などが高くつきますネ!
香典がたくさんあっても、地域によっては香典返しをする所もあります。
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参列者全員の香典金額を把握し、香典の半分程度のモノをお返しするわけですが、住所がきちんと書かれていなかったり、郵便番号を調べたりと、進物会社の人とそれは大変な作業が葬儀後に待ち受けていたりします。
「あなたのお住いのところはどうでしょうか?」
大勢の参列者でお見送りできることは、とてもありがたいことなんですけどネ。
お布施が高額すぎる思われませんか?
高いと思われた方には、こちらお坊さん便を紹介しますネ。
「定額で僧侶を派遣してくれますよ!」
費用はこのように決まっていて、追加費用が一切ありませんから、安心ですよ!
- 火葬式の読経:55,000円
- 一日葬の読経:85,000円
- 一般葬(家族葬)の読経:160,000円
- 戒名:20,000円
下記のような人は、こちらお坊さん便で資料請求(無料です)してみてくださいネ。
- お寺と付き合いが無くて依頼の仕方がわからない
- お布施の費用がかかりすぎないか心配
- 特定のお寺の檀家になりたくない
お寺の檀家になると寄付などなにかと必要になり、負担が増えます。
私、罰当たりな思いですが、「お金お金」と言われると、信仰心も薄れちゃって、お彼岸とかお盆とかお坊さんが定期的に読経に来られても「ありがたい」と感謝できず、「あっ、集金にこられた~」と人間ができていないもんでつい思ってしまいます。
宗派によってもいろいろ違うのでしょうけど・・・
知人で「神道」の人がいるんですけど、お父様の葬儀を普通の一般葬でしたんですが、神主のお礼も高額で決まっていて、すべての支払いは総額で約290万円ほどかかったと言ってました。
神道でも檀家は、年間に最低でも20,000円は必要で、それ以外にも寄付はもちろん言われます。
修理の寄付を言われたとき、あまりにも高かったので檀家をやめた人もいるとのことでした。
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まとめ
葬儀は故人の希望を尊重し、それがない場合は、身内、親族の意見も考慮しながら、あなたご自身が納得できる内容でする
葬儀社と契約時には、しっかり内容を確認して、あとでトラブルにならないように最大限の注意をする
細心の注意を払っても葬儀に「落ちorミス」はつきものですが、慣れていないのが当たり前なので割り切る
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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