バーベキューなどで活躍する燃料といえば炭。

 

炭は燃料としての用途以外にも活躍してくれる、便利なアイテムだということをご存じですか?

 

実は炭は、食用に使われることもあるんですよ。

 

では、炭の種類や特徴、使い道などについて紹介しますネ。

 

炭の種類と特徴

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炭には材料や工程の違いによっていくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
こちらでは使われることの多い5種類を紹介します。

 

 

黒炭

主にクヌギやナラの木を使ってつくられていて、見た目は黒く、中央から放射状に割れているのが特徴です。

 

黒炭の特徴としては火がつきやすく、火力の調整もしやすいですが、火持ちが短い面もあります。

 

 

白炭

ウバメガシやアオガシを使われることが多く、叩くと金属のような音がするとても硬い炭です。

 

見た目が少し白っぽいのが特徴で、備長炭と呼ばれるものはこの白炭の1つです。

 

白炭の特徴は火持ちが良く、長時間一定の火力を保つことができる上、煙やニオイがあまり出ません。

 

その一方で、火がつきにくく酸素量が少ないと立ち消えすることもあります。

 

 

マングローブ炭

 

その名のとおり、マングローブ類を使った炭です。

一般的にバーベキュー用として売られているものの多くはこの種類です。

 

マングローブ炭の特徴は、安価で手に入りやすく火もつきやすいですが、火持ちが短く、煙やニオイが多く出ます。

 

 

おが炭

 

おが炭(おがたん)は、木材を加工するときに出るおがくずを利用して作られた木炭の種類の1つです。

 

 

おがくずを圧縮し加熱、その後成型して作られるオガライトを利用。

 

おが炭の特徴は他の炭より作り方が複雑ですが、エコな炭として人気があります。

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竹炭

竹炭(ちくたん、たけすみ)は竹で作った炭です。

 

竹炭の特徴は、燃料として使われることが多い木炭と違って、生活補助機能目的として利用されることが多いです。

 

 

竹炭は、部屋や冷蔵庫の消臭、ご飯を炊く時に一緒に入れるとおいしくなるらしいというのが有名ですネ。

 

 

食用竹炭パウダー

 

竹炭を食品添加物として使う場合は、10ミクロン(0.01mm)程度に砕き粉状にします。

 

粉状に砕いた竹炭をパン生地に練り込んだり、麺に練り込んだりして使用します。

 

他にも、竹炭石鹸、竹炭ハミガキ粉、竹炭シャンプー、竹炭パックなどいろいろと使われています。

 

 

竹炭パウダーが配合されたパンや麺は、竹炭の吸着力やミネラルが働き、健康的な食材だと言われていますネ。

 

 

竹酢液

 

 

竹炭をつくるときに出る煙を冷やすことで採取される液体を竹酢液と呼んでいます。

 

竹酢液には、200種類以上の有用な成分が含まれていて、いろいろな働きをすると言われています。

 

 

主に竹酢液は、土壌の消毒や改良目的で散布したり、作物の葉面に散布して有用微生物の活性化や、害虫除けとして使用されます。

 

 

お風呂に入れて、香りを楽しむこともできます。

 

 

炭の活用法

 

炭が燃料以外にも幅広く活用できる理由には、多孔質という特性にあります。

 

 

主に炭の原料となる木には、栄養や水分を運ぶための管があり、炭に加工する過程で木自体と管が小さく縮みます。

 

 

縮んで密集した管は小さな穴となり、多孔質という状態になります。

 

 

そしてこの多孔質には汚れの成分などを吸着・分解してくれる働きがあります。

 

ここでは生活の中でもできる炭の利用方法について紹介します。

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浄水効果

 

水道水を入れた容器に炭を入れると、水道水に含まれる塩素や不純物などが吸着されます。

 

その一方で、炭に含まれているミネラル成分が水に溶け出します。

 

水1Lに対して、炭100g程度を入れてください。

 

ヤカンや電気ポットを使って水と一緒に直接炭を入れて沸かした場合も浄水効果が期待できます。

 

 

浄水の目的で使用するときは、口に入れるものなので崩れにくい白炭(備長炭)や竹炭がおすすめです。

 

また使い始めはタワシ等できれいに洗い、煮沸消毒をしてからが安心です。

洗うときに洗剤わ使わないように。

 

 

※炭から溶け出すミネラル分は10日程度でなくなるため、その後は新しいものを交換するか、吸着だけでいい場合は洗って乾かすことで3~6ヵ月程度まで繰り返し使えます。

 

 

除湿・調湿効果

 

タンスや押入れ、クローゼットなど、湿気が溜まりやすい場所に置くと、炭が湿気を吸収し、逆に乾燥しているときは水分を放出してくれます。

 

 

タンスであれば1段に100g程度、湿気の多い場所にはそれよりも多く置いておくようにしましょう。

 

防虫効果もありますので、湿気のほかにも害虫からも大切な衣類を守ってくれます。

 

炭は効果の具合にもよりますが、大体3~6ヵ月を目安に新しいものに交換するといいでしょう。

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酸化防止効果

 

油を保存するときは炭を中に入れておくと油の酸化を防ぎ、長持ちさせる効果があります。

 

また、水に入れたときと同じく炭は油の中の不純物を吸着してくれます。

 

この油で揚げ物をするとカラッとあがりやすくなります。

 

 

油に入れて使ったあとの炭は、細かな穴まで油が入り込んでしまうためほかの用途に再利用はせず、2~3回使ったら新しいものに取り換えましょう。

 

 

※油に炭を入れる場合には乾いた状態のものを入れてください。

 

 

温熱効果

 

炭を浴槽に入れることで、水の浄化のほかにも炭の持つ遠赤外線効果で身体の芯から温まり、代謝を促進する効果やデトックス効果が期待できます。

 

 

定期的に洗って乾かし、3ヵ月を目安に交換してください。

 

また、それぞれの効果を半減させてしまうため、入浴剤は併用しないようにしましょう。

 

炭の使い始めは、タワシなどを使って細かな汚れを洗い落としてから使用してください。

 

炭を水洗いするとき、洗剤等は絶対に使用しないでくださいネ。

 

炭の種類は、硬い白炭や、比較的崩れにくい黒炭、竹炭がおすすめです。

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まとめ

 

炭を燃料に使った後の“灰”は、カリウムやカルシウム、リン酸などが含まれていて、有効微生物の繁殖や酸性土壌の改良などの目的で園芸にも使われています。 

 

バーベキューを楽しんだあと炭が余ってしまったという場合は、より快適に過ごすためにのアイテムとして、炭をいろいろと活用してみてくださいネ。

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。