ある日、突然に足の親指の付け根から激痛におそわれ、約1~2時間で足の甲がぱんぱんに腫れあがってしまう。

 

風が吹く程度の少しの感触でも、猛烈な痛みで動くこともできない・・・

 

これが「痛風」の発作です。

 

痛風になると、生活習慣病になる可能性も高くなってしまうので、痛風にならないよう、今からでも生活習慣を整えて気を付けたいですネ。

 

では、痛風の原因や対策、対処方法などくわしく紹介しますので、特に40歳以上の男性の方、お読みになってくださいネ。

痛風ってどんな病気?

 

痛風は成人後の男性に多く、尿酸が結晶になることで関節炎が起きる病気です。

 

初めて痛風の症状が出る場合は前兆などがなく、突然始まることが多いといわれています。

 

痛風のほとんどの症状は下半身にあらわれ、特に足の親指が最も多くあらわれます。

 

かかとやアキレス腱、足の甲から手や肘にも症状が出る場合がありますが、主に関節などに起きやすく、激しい痛みとともに、関節が大きく腫れあがる特徴があります。

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痛風の患者数・年齢・性別

 

痛風の患者数は約60万~70万人で、痛風予備軍(痛風の前段階の高尿酸血症)の人は、約600万~650万人と推定されています。

 

患者も予備軍も男女比では98%が男性です。

 

「痛風は40歳以上の特に男性が多いので、40歳になったら要注意ですよ。」

 

年齢は40歳以上の男性が多いのですが、若い20代後半の人が痛風発作を起こすこともあります。

 

 

痛風の主な症状

 

 

痛風は、足の親指の付け根が、激しい痛みと真っ赤に腫れるということがほとんどですが、ほかにも

 

・足の指などが変形する

・立ち上がるときに痛みを感じる

 

といった症状があります。

 

 

痛風の原因

 

痛風は、「尿酸塩結晶(にょうさんえんけっしょう)」という、血液中に溶けている尿酸が結晶化(けっしょうか)したものが原因です。

 

 

尿酸は常に体内にほぼ一定量が保たれた状態になっていて、毎日排泄されることで調整されています。

 

でも、何らかの原因で、体内の尿酸量が増えてしまうと身体の中に蓄積していきます。

 

尿酸が蓄積されることで、すぐに症状が出るわけではありませんが、何年も尿酸量が高い状態(高尿酸血症)が続くことで、足の親指の付け根が腫れて激しく痛い痛風の症状があらわれます。

 

また、

 

  • 肥満
  • 酒を多く飲む
  • 早食い、大食い
  • ストレスが多い
  • 日常的に激しい運動をしている

 

という人は、エネルギー消費が激しかったり、日常的に食事の量が多い傾向にあるため、尿酸が増えやすいとされています。

 

 

尿酸のもとになるのはプリン体

 

痛風の直接の原因である尿酸は、プリン体という物質からつくられます。

 

プリン体は、穀物、肉、魚、野菜など食物全般に含まれる成分で、主に旨みの成分にあたります。

 

食品や体内の細胞にも含まれていて、また体内でも生成、分解されている物質です。

 

 

尿酸が作り出される仕組み

 

激しい痛みのもとになる尿酸ですが、こちらのような方法で生まれます。

 

  • プリン体が含まれている食品を食べることで体内のプリン体が増える
  • 急に激しく運動するとプリン体が生み出される
  • 体内の細胞の核酸にはプリン体が含まれていて、新陳代謝で古い細胞が分解されるとプリン体が出てくる

 

 

核酸とは、遺伝子を作る材料となるもの、細胞が生まれ変わる時に必ず必要なものです。DNAは、デオキシリボ核酸と呼ばれています。これは、新しい細胞の設計図です。RNAはリボ核酸と呼ばれ、DNAで作られる設計図に基づいて、アミノ酸を材料にして新しい細胞を作ります。核酸はガンの予防が期待されていたり、肌を作ったりするので、無くてはならないものです。

 

 

新陳代謝とは、 新しいものが古いものに取って代わる機能のことで、人の身体にはもともとあります。皮膚が正常な状態である、髪の毛が伸びる、爪が伸びるなども新陳代謝が正常だからです。

 

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痛風の予防と対処方法

 

 

痛風は発症してしまうと、足の親指の付け根が腫れて、激痛で動けないほどの痛みがでるので、まず予防をすることが大切です。

 

では、予防方法と対処方法について紹介しますネ。

 

 

痛風の予防方法

 

痛風の予防をするにはどのようにすればいいのか紹介しますネ。

 

アルコールを控える

適量(日本酒は1合程度)なら問題ありませんが、アルコールには、尿酸値を上げる作用があるため飲み過ぎには注意が必要です。

 

プリン体カットの発泡酒でも、含まれているアルコール自体が尿酸を作り、尿酸の排泄を抑えてしまうので、飲む量を増やさないことです。

 

 

食べ過ぎに注意する

 

 

肥満防止、肥満解消のため、カロリーの摂取を抑え、食べ過ぎに注意することが大切です。

 

肥満の人は、少しずつ減量をしていきましょう。

 

 

食後の血糖値の急上昇を抑えるためにインスリンが分泌されますが、過剰なインスリンは肥満の原因にもなります。

 

ゆっくりと減量をするには菊芋の成分イヌリンがおすすめです。こちらの記事をぜひご覧くださいネ。

『イヌリン含む野菜ランキング菊芋より含有量が多くて身近なモノある?』

『キクイモのイヌリンは中性脂肪を減らす!5日で152が139に!』

 

 

また、魚や肉類の内臓や干物には、プリン体を多く含んでいるので、食べ過ぎないように、バランスの良い食事を心がけましょう。

 

 

ストレスを溜めない

 

ストレスは尿酸値を上げる原因の一つになります。

あなたにあった方法で、適度にストレスを解消するようにしましょう。

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痛風の対処方法

 

 

痛風の症状が出た場合は、氷や保冷剤などで患部を冷やし、心臓よりも高い位置にくるようにします。

 

 

マッサージなどは逆効果になってしまうため、冷やすとき以外は、なるべく患部に触らないようにしましょう。

 

痛風は何もしなければ、1週間ほどで徐々におさまりますが、痛みがとても激しいことと、そのまま放置していると繰り返し起こる頻度が高くなることもあります。

 

 

痛風を引き起こす尿酸塩結晶は、腎機能の障害など、ほかの病気を引き起こすこともありますので、早めに病院で相談するようにしましょう。

 

 

マグロ・カツオ由来のアンセリンに尿酸値降下作用のあることが最近の研究でわかりました!

 

いままでの機能性食品には見られなかった効果なので、とても注目されています。

 

 

マグロ、カツオなど、長距離を高速で泳ぐ回遊魚などの筋肉中に多く分布することから、近年、その運動能力の秘密のカギを握る存在としての研究が進められています。

 

 

アンセリンとは?

 

アンセリンは、動物の筋肉中に含まれているペプチドで、2種類のアミノ酸が結びついた構造をしています。

 

 

海洋生物ではマグロ、カツオ、サケ、サメなど、陸上動物では鳥類の筋肉に多く含まれており、もともと旨味成分に深く関係している物質として注目されていました。

 

※ペプチドとは、アミノ酸が2つ以上結合したもです。

※アミノ酸とは、人が生きていくために必要な栄養素のことです。

 

 

アンセリンの働き

 

アンセリンには、次のようなさまざまな効果が期待されています。  

 

・尿酸値の制御  

・血中アルコール代謝の促進  

・疲労軽減  

・血糖値上昇の制御  

・滋養強壮  

・運動機能の向上

 

 

尿酸値が緩やかに下がる

 

アンセリンは、尿酸が作られすぎることを抑え、作られすぎてしまった尿酸の体外への排泄を促進し、尿酸値を下げる働きをします。

 

ラットを用いた研究では、尿酸値降下剤のアロプリノールよりもアンセリンのほうが尿酸値を下げ、その下がり方がアロプリノールよりも緩やかであるという結果がでました。

 

尿酸値は、急激に下げるのは危険とされていることから、アンセリンの作用の仕方は、痛風には最適といえるのかもしれませんネ。

 

疲労回復や疲労の予防

疲労の原因の一つである活性酸素を除去し、酸化ストレス状態を抑えることができれば疲労は軽減されます。

 

そこで着目されたのが「抗酸化物質」。

 

抗酸化物質は、活性酸素を除去し、細胞を活性酸素から守り、疲労を軽減します。

 

中でも今有望視されているのが、回遊魚などの長時間連続した運動を必要とする動物の骨格筋中に多く含まれるアンセリンと呼ばれるイミダゾールジペプチドです。

 

人は激しい運動をすると疲労物質や尿酸がたまりますが、それは魚も同じです。

 

でも、回遊魚の骨格筋中にあるアンセリンのおかげで、魚は泳ぎ続けることができるのです。

 

なので、アンセリンは「疲れにくくなる」成分ともいえますネ。

血糖値上昇の制御、アルコールケア

アンセリンを食事前に摂取すると、血糖値のピーク値が有意に抑制されたという研究結果がでています。
また、飲酒前に摂取することで、血中アルコール濃度の低下が早まり、二日酔い軽減効果も確認されています。

 

アンセリンの推奨摂取量500mgを含有しているのが、サプリメント『慈凰(じおう)』 なんです。

 



 

 

まとめ

 

痛風は突然症状が出る病気で、その原因は何年も前から、少しずつ進行しているものなので、生活習慣を整え、なにごとも適度を心がけましょう。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。