ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれるくらい大事なパーツなんです。
心臓より上にある血液は重力で簡単に戻りますが、下にある血液を戻すには重力に逆らうことになります。
そこで、血液を心臓に押し上げるポンプの役割をするのが、ふくらはぎなのです。
ふくらはぎの不調は身体全体の不調につながる可能性があるのです。
簡単な方法で鍛えましょう。
目次
第二の心臓の鍛え方「かかと上げ下げ運動」「尺取り虫歩き」
足首を動かしやすくする 「かかと上げ下げ運動」と、足の指を鍛える 「尺取り虫歩き」を紹介します。
冷えて固まってしまったふくらはぎをほぐして、血液やリンパの流れを良くしましょう。
ふくらはぎをほぐすには、実は直接マッサージをするよりも足先をしっかりと動かすことが大切なんです。
特に足首と足の指を動かす筋肉は、ふくらはぎの深層部にある筋肉とつながっています。
第二の心臓ふくらはぎの鍛え方は簡単なので、こちらの2つの方法を実践してくださいネ。
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かかと上げ下げ運動
その名の通り、階段などの段差につま先を置き、かかとを上げ下げする運動です。
「10秒上げて、10秒下げる」を2~3回ずつ、1日に数回行ないましょう。
急に激しくやると筋肉を痛めてしまうので、まずは低い段差から始めてくださいネ。
また、転んでしまわないよう、柱や手すりにつかまりながら行なってください。
尺取り虫歩き
裸足になって、足の指の曲げ伸ばしだけで 歩く方法です。
身体を伸び縮みさせて移動する尺取り虫のように、まずは指を思いっきり伸ばして地面につけ、 指を曲げながら足を引き寄せます。
これがうまくできない方は、ふくらはぎの筋肉が固まり足の指がうまく動かなくなっています。
歯磨きをしながら、テレビを見ながら、あるいは寝る前のちょっとした時間でも良いので、尺取り虫歩きをすることで 足の指を鍛えましょう。
第二の心臓ふくらはぎの鍛え方は継続が大切なので習慣にしましょう。
ふくらはぎが第二の心臓と呼ばれる理由と効果
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身体の血液は、心臓から押し出されて全身をめぐります。
そして、押し出された血液は また心臓に戻ってくる必要があります。
心臓より高い位置にある頭や首の血液は、重力に従って 簡単に戻ってきますが、 下半身の血液を戻すためには重力に逆らわなければいけません。
そこで、血液を心臓に押し上げるポンプの役割をするのが、ふくらはぎなのです。
ふくらはぎの筋肉が乳搾りのような動きで伸縮することで、身体の下から上へと血液がめぐっていきます。
このように、心臓だけでは補いきれない下半身の血流を促す働きがあるために第二の心臓と呼ばれるのです。
鉄分で心臓が若返るんです。
こちらの記事をぜひご覧くださいネ。
⇒『鉄分で心臓年齢が若返る?62歳の心臓が24歳も若かった理由!』
ふくらはぎの冷えが全身を脅かす
暑い夏の季節は女性だけでなく、男性も脚を出す機会が増えますネ。
実は、ふくらはぎは大事な箇所でありながら、とても冷えやすい箇所でもあるのです。
まず、そもそも冷えを感じにくいという特徴があります。
試しに、氷や冷えた缶ジュースの缶を太ももとふくらはぎに当ててみてください。
太ももに比べて、「冷たい!」という感覚が鈍いはずです。
そのため、クーラーのきいた室内でひざ掛けは掛けていてもふくらはぎは冷えたままであったり、夜寝る時に膝から先だけは布団から出てしまっていたりと、暑い季節こそ、無防備になって冷えてしまうことが多いのです。
ふくらはぎの効果
冷えは筋肉が固まることにつながります。
筋肉が固まるとポンプの働きが弱くなり、血流が悪くなるのです。
さらに、ふくらはぎは血液だけではなく、リンパ液を身体にめぐらせるポンプとしても機能しています。
老廃物を運ぶ役割のあるリンパ液の流れが滞ると、むくみやコリにもつながるのです。
このように、知らず知らずのうちにふくらはぎが冷えて固まっていることが身体全体の不調につながっているかもしれません。
ふくらはぎを鍛えることで健康の効果が期待できますネ。
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まとめ
よく、足つぼマッサージで「足の裏が第二の心臓」と言われることもありますが 、第二の心臓と呼ばれる箇所はもう一つあります。
それは、ふくらはぎです。
ふくらはぎは美容に気をつかっている方、 スポーツをしている方は特に気にすることが多いかもしれませんが、実は第二の心臓と呼ばれているくらい、健康にとっても大事なパーツなんです。
大切にしたい第二の心臓ですが、ふくらはぎを温めておくのは、なかなか難しいもの。
足先を動かすことで筋肉がほぐれると、同じように過ごしていても冷えづらくなってきます。
足先の運動で第二の心臓をしっかり動かし鍛えて、日々を快適に過ごしましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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