何か悩み事を抱えている時、疲れが溜まっている時、「はぁ~っ」と出てくる溜息。
あなたは普段、溜息をつくことは多いでしょうか?
「溜息をつくと幸せが逃げる」など、溜息をつくことにはあまり良いイメージが無いかと思います。
でも、実は溜息には驚きの効果があったんです。
さらに溜息の前にあることをするだけで健康効果がアップしますよ!
目次
溜息は効果あるの?ないの?
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溜息は血流が良くなる健康効果があるんです。
実際に、周りでため息をついている人がいると、心配になってしまいますよネ。
できるだけ我慢をするようにしている方も 多いのではないでしょうか。
でも実は、ため息には 健康に良い作用があるんです。
我慢している方は要注意ですよ。
さらに、溜息の前に「スペシャル深呼吸法」を実践することで末梢の血流が良くなり、自律神経の乱れも整います。
「スペシャル深呼吸法」の方法もくわしく説明しますので、引き続きお読みくださいネ。
時間がない方、後半の『スペシャル深呼吸法の効果で頭も身体もスッキリ』からどうぞ。
溜息を我慢すると血流が止まる!?
「そもそも、溜息はなぜ出てくるのでしょうか?」
冒頭でもお話ししたように、
・悩み事を抱えている時
・疲れが溜まっている時
に出てきやすいものですが、そのような状況に共通しているのは、自律神経の働きが乱れているために、呼吸が浅くなり、血流が悪くなっているという身体の状態です。
そのため、「溜息をつく」という大きく息を吐く動作によって、その後、大きく息を吸い込むことを促し、深呼吸をすることが目的なのです。
また、深呼吸をすると副交感神経の働きが活発になり、血流が改善されます。
溜息をつくことで、 脳や身体の隅々に血が巡るようになり、心と体のつらい状態が和らいでいくのです。
溜息の効果は血流が良くなること
実際に、溜息をついた後には、末梢の血流が良くなっていることが計測されています。
このように、 溜息は心や身体の状態を整えるためにとても大切な動作であることがわかります。
「幸せが逃げるから」と我慢をしていると、自律神経の働きが乱れたままになり、 頭は回らないし身体もつらいという、かえって不幸な状態になってしまいます。
溜息をネガティブなものと思わずに、「よし、これで元気になる」と気持ちを切り替えるようにしましょう。
・・・とは言っても、
やはり溜息をついている姿は、見ていて気持ち良いものではありませんし、あまり周りに心配もかけたくはないですよネ。
そこで、ため息の代わりに自律神経の働きを整えてくれるスペシャル深呼吸法をご紹介しましょう!
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スペシャル深呼吸法の効果で頭も身体もスッキリ!
何か悩み事にぶち当たったとき、身体の疲れがとれないと感じたとき、溜息をつく前にスペシャル深呼吸法を試してみてくださいネ。
溜息の前に深呼吸をする仕方とは
座ったままでも、立って行ってもかまいません。
通常の深呼吸に両手を上げるだけなので簡単にできますよ。
1.両手をゆっくりと上げながら大きく息を吸います。
2.両手が伸びきったら、全身に力を込めます。
3.ストンと力を抜いて腕をおろしながら、大きく息を吐きます。
4.これを数回繰り返します。
通常の深呼吸に腕の動きが加わることで、身体の緊張状態がほぐれて副交感神経の働きが活発になります。
手足の指先にまでグングンと血が巡り、身体が温まってくることがわかるはずです。
そうすると、頭が回るようになって気持ちが切り替わり、身体の疲れも和らいできます。
スペシャル深呼吸は口角を上げながら行う
この時、プラスアルファのポイントとして、「口角を上げながら行う」と、より自律神経が整います。
実は、溜息をつくという動作は、大きく呼吸をするという点において、笑うことと同じ効果があります。
人間の脳は意外と単純で、無理矢理でも笑顔でいると、本当に笑っている時と同じように身体を楽にするホルモンが出てきます。
そのため、口角を上げて笑顔を作りながらスペシャル深呼吸法を行うと、お腹の底から笑うことと同様の効果が得られるのです。
「ワッハッハッ」と息を吐きながら笑顔をつくる健康法もありますネ。
スペシャル深呼吸法と笑顔であなたの悩み吹き飛ばしましょう。
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まとめ
休日明けはなんとなく気分がのらない・・・そんなとき溜息もつい出てしまいますネ。
ぜひ溜息をつく前にスペシャル深呼吸法お試しください。
秋が深まってくると夏の疲れが身体に出てきたり、なんとなくセンチメンタルになることもあります。
そのような時にも、溜息をつく代わりにスペシャル深呼吸法で心と体を落ち着かせて、快適な日々を過ごしましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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