福力荒神社大祭は毎年旧正月に催されます。

 

今年、2023年の福力荒神社大祭は、1月22日(日)~1月24日(火)の3日間です。(旧暦1月1日~3日)

 

福力荒神社の御祭神(ごさいじん)は素盞鳴尊(すさのおのみこと)です。

 

「マムシ(津山市の方言ではクチャメ)除け」と「安産の神様」として、とても有名な福力荒神社大祭(ふくりきこうじんじゃたいさい)を紹介します。

 

2023年 福力荒神社大祭の開催日はいつですか?時間は?

 

2023年の福力荒神社大祭は1月22日(日)~1月24日(火)に開催の予定です。

 

開催時間は8:30~16:30   神事/10:00~16:00です。

 

今年は、この3日間が旧暦では正月となります。

 

(昨年2022年の福力荒神社大祭は、2月1日(火)~3日(木)の3日間でした)

 

要注意:掲載情報は2022年12月16日現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

 

要注意新型コロナウイルス感染症の状況によっては中止または内容が変更となる可能性があります。

 

お問い合わせ先:福力荒神社(宮司宅)0868-26-3305、社務所(開催期間中のみ)0868-26-5563

 

 

駐車場は?

 

車でお参りされる方が多いですが駐車場の心配はありません。

 

期間中は近くの小学校のグランドや、田んぼ、近隣の会社、空き地、休耕中の農地など空きスペースはほとんどが臨時の駐車場になっています。

 

福力荒神社に近い国道179号線沿いでは“Pマーク”の旗を振って自分の駐車場へ誘導する人がたくさんいますのですぐわかります。

 

中国自動車道津山ICから車で約10分です。

 

臨時駐車場は有料で一律500円(変更されている場合もありますのでご注意ください)です。

 

田舎ですが国道沿いでもあり、無料で駐車できるところを見つけるのは難しいです。

 

 

福力荒神社(ふくりきこうじんじゃ)の場所とアクセス

 

福力荒神社へのアクセスは、自動車でしたら、中国自動車道「津山IC」から車で約10分ほどで便利ですネ。

 

電車でアクセスなら、駅から神社が見えるJR姫新線「美作大崎駅」で降りてくださいネ。(福力荒神社へは歩いて約5分です)

 

JR姫新線「美作大崎駅」は、いつもは各駅停車しか止まらない無人駅なんですが、大祭期間中は臨時列車が出たり快速が停車したりの特別ダイヤとなります。

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福力荒神社
〒708-0857 岡山県津山市福力130
TEL 0868-26-3305

所在地
〒708-0857 岡山県津山市福力130
TEL 0868-26-3305

開催
2019年2月5日~2019年2月7日  旧暦1月1日~3日

・JR美作大崎駅から徒歩で5分
・中国自動車道津山ICから車で10分

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福力荒神社はマムシ除けと安産の神様で有名

 

 

岡山県の県北の津山市福力にある福力荒神社(ふくりきこうじんじゃ)は、「マムシ除け」「安産の神様」として古くからとても有名です。

 

津山弁ではマムシとは言わず「クチャメ」といいます。

 

この大祭(旧暦の1月1日~3日)に参詣すれば、家族全員が1年間マムシの被害に遭わないと言われています。

 

その他の日なら、お参りした本人が、1年中「まむし」の災いからのがれられると言われています。

 

なので、マムシ除け、つまり日本でも農業が盛んだったころは、農作業をするときにマムシにかまれたりすると大変なことになってしまいますから、農繁期の前に福力荒神社にお参りして祈願するのですネ。

 

 

境内の砂『御浄砂(おきよめずな)』を持ち帰り(有料です)、家の周囲にまいておくとマムシが寄りつかないともいわれ、現在も続けられています。

 

また、安産の神様としても有名なので、安産のお守りやお札を求めて多くの方が参拝されています。

 

 

福力荒神社大祭の期間中は、津山市だけでなく鳥取・兵庫・九州方面からも3日間でお天気がよければ10万人以上の参拝者でにぎわいます。

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御浄砂(おきよめずな)のまき方

 

御清め砂をまくときは、『祓(はら)えたまえ浄(きよ)めたまえ』と称(とな)えながら、時計回りに家の周りにまくといいです。

 

御清めの砂は、昔からあった素朴な信仰がはじまりです。

 

神社の土をあなたのお家の周りにまくことで、清浄な地になり、田畑にまけば、五穀(米・麦・あわ・きび・豆)がよくみのり、害虫もつかないと信じられていました。

 

福力荒神社の御清め砂はマムシ除けなので、お家の周りにまけばマムシがよってこないということになりますネ。

 

 

福力荒神社には素戔嗚尊(すさのおのみこと)が祭られている


津山藩主の森忠政( 1570 ~ 1634)の娘が難産だったことと、家臣がマムシに噛まれた時に、福力荒神社に祈願をして御利益があったと伝えられています。

 

福力荒神社は応永10年(西暦1403年)に鎮座(ちんざ)。

 

鎮座とは:神社用語で神霊がある場所にしずまりとどまっていることで、わかりやすく言うと、西暦1403年に福力荒神社はつくられたということですネ。

 

福力荒神社の御祭神(ごさいじん)は素戔嗚尊(すさのおのみこと)なので、素戔嗚尊が祭られています。

 

素戔嗚尊(すさのおのみこと)とは:日本神話の神で天照大神(あまてらすおおみかみ)の弟です。


出雲(いずもの)国で八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した武勇伝は有名で、すくった奇稲田姫(くしいなだひめ)と結婚。


素戔嗚尊は、島根県八雲村の熊野大社や,京都市の八坂神社など,多くの神社に祭られていますネ。

 

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名物の露店めぐりが人気

 

近年は以前ほどでもありませんが、福力荒神社大祭の露店の多さは西日本随一とも言われていました。

 

約200前後の露店でいっぱいになり、参拝よりもこの露店が目当てって人もいるくらいなんです。

 

たい焼き・たこ焼き・焼そば・焼き鳥・フランクフルトだけでなく、刃物(ハサミ・カマなど)や工具、野良着などの衣服、植え木や花、農機具、トラクター、そして墓石までいろいろと展示販売されています。

 

とくに人気の露店は参拝者の皆さんも良く知っていて行列ができます。

 

「最も多くの行列ができる露店は何だと思いますか?」

 

それはですネ、「柴田のたい焼き」なんです。

 

 

ここの露店の行列は凄くてなかなか買えません。

 

味はアンコが尻尾までたっぷり入っていてとっても美味しい!!

 

「寒いときのたい焼きって美味しいですから、あたたかいうちにどうぞ」

 

私も何回か福力荒神社にお参りしましたけど、行列が凄くてあきらめて買わずに帰ったこともありました。

 

それくらいとても繁盛してるんですよ。

 

「柴田のたい焼き」は、福力荒神社がある津山市の隣の奈義町が拠点です。

 

と言っても、鳥取県と岡山県の県境の黒尾峠(国道53号)と、日本原(自衛隊駐屯地がある)というところ(国道53号)に2ヶ所あるだけですが、昭和の時代からあるので、柴田のたい焼きとしてよく知られているんです。

 

ちなみに「柴田(しばた)」とは名字ですネ。

 

でも、近年はチェーン店の「日本一鯛焼き」が岡山県にもできましたし、こちらのほうが鯛焼きの種類も多く、「柴田のたい焼き」でなくてもいつでも買えるのでどうなんでしょうか。

 

「日本一鯛焼き」が福力荒神社大祭に来て露店で営業することはないでしょうけどネ。

 

露店巡りも楽しいですから、お参りされるのでしたら、福力荒神社大祭の期間中にぜひお参りしてみてくださいネ。

 

大祭期間を過ぎてしまうと全くの田舎の神社となってしまい、露店などなにもありませんので、、、。

 

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大祭を成功さすために一致団結

 

町内の人々も福力荒神社大祭を成功させるため一致団結して、10月ごろから、宣伝物の作成や駐車場の確保、神社やそのまわりの掃除、御守りや御浄砂(おきよめずな)作りなどの準備をされています。

 

大祭期間中は、近くの小学校などは休校になります。

 


女子児童が巫女(みこ)となって舞いを踊ったり、社務所でおみくじ販売のお手伝いをしたりします。

 

あなたも岡山県の福力荒神社にお参りしてみませんか。

 

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まとめ

2023年の福力荒神社大祭の開催日は1月22日(日)~24日(火)の3日間です。

 

福力荒神社の御祭神(ごさいじん)は素盞鳴尊(すさのおのみこと)で、「マムシ除け」と「安産の神様」としてとても有名です。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。