冬カーテンに黒カビが発生・・・

あなたはそんな経験ありませんか?

 

梅雨の時期に悩むことが多いカビですが、実は冬にも発生しやすく注意が必要です。

 

カビは繁殖すると健康を損なってしまうこともあるほか、家や家具を傷める原因にもなります。

 

そんな黒カビ対策はどうすればいいのでしょうか。

 

原因と対策をご紹介します。

冬の黒カビの悪影響

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黒カビだけでなく“カビ”は人体にも家や家具にも悪影響を与えます。

 

 

人体に悪影響!?

 

冬に発生するカビは主に黒カビです。

 

黒カビの感染力はあまり強くありませんが、放置した結果、胞子を多く吸ってしまい、鼻水や鼻づまり、のどの痛みや咳といった呼吸器系のアレルギーを起こすこともあります。

 

 

家や家具に悪影響!?

 

カビは、あなたの目に見えない壁の中にも生えます。

 

そのような目に見えないカビは、家の柱や梁などの木材を腐らせていきます。

 

放置していると木材は腐っていき住めなくなる可能性もあるんです。

 

 

冬の黒カビの原因

 

 

特に冬の黒カビの大きな原因は結露によって起こります。

 

日本は元々高温多湿な気候です。

 

さらに近年は住居の気密性が高まったこともあり、梅雨などの湿気の多い時期は特にカビが発生しやすくなります。

 

 

冬の室内はカビの好きな環境

 

空気が乾燥する(湿度が低い)冬は本来であればカビは発生しにくいのです。

 

でも、暖房の使用で室内と屋外の温度差による結露が発生したり、加湿器の使用や洗濯物の部屋干しによる湿気などが原因で、冬の室内はカビが発生しやすくなっています。

 

カビは湿度が高いと生えやすくなり喜ぶわけです。

 

 

冬の黒カビ5つの対策

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こちらでは5つの黒カビ対策についてご紹介します。

 

 

湿度を60%以下に保つ【防カビ対策その①】

 

カビの予防と対策で手っ取り早くできる方法は除湿です。

 

エアコンや除湿機で部屋の除湿をすることで防カビに効果があります。

 

そして、エアコンの方が除湿機より除湿性能が高いので、除湿にはエアコンがおすすめです。

 

ただし、除湿しただけでカビの発生を100%防ぐことはできません。

 

 

結露を放置しない【防カビ対策その②】

 

 

冬に発生するカビの原因は主に結露によるもののため、まずは結露対策が大切です。

 

窓周りの結露はこまめに拭き取るか、結露防止用のシートを貼るなど工夫をしましょう。

 

 

また、窓以外の壁や押し入れなどにも結露は発生するため、除湿剤を置いたり、隙間をあけて風が通るようにすることもポイントです。

 

 

そのほか湿気が部屋にたまらないよう、洗濯物を室内に干しているときや、料理中、入浴後のタイミングなど湿気が発生しやすいときには、換気扇をまわすようにしましょう。

 

 

こまめな掃除でほこりをためない【防カビ対策その③】

 

カビは一定の温度と湿度のほか、栄養となる皮脂やほこりがあればどんどん繁殖してしまいます。

 

ほこりが少ないほどカビの繁殖を防ぐことができますので、見逃しやすい隅のほうも掃除をするように心掛けましょう。

 

 

室温を上げすぎない【防カビ対策その④】

 

寒い冬はついつい部屋を温めすぎることがあります。

 

しかし、室温を上げすぎると屋外はもちろんほかの部屋との温度差が原因で結露が発生しやすくなります。

 

室温を上げるときは、前述した結露対策をよりしっかりとするようにしましょう。

 

 

観葉植物に注意【防カビ対策その⑤】

 

カビは元々土の中に生息しているため、室内に観葉植物や植木鉢などがある場合は、そこにカビが発生することがあります。

 

観葉植物は水やりの頻度を見直す、植物用の防カビ剤を使うことがおすすめです。

 

また、土にカビが生えてしまった場合は、その部分を取り除き、新しい土を補充してあげましょう。

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カビを防ぐ対策【具体例】

 

窓側の壁紙の黒カビ


カビキラーが使えますがニオイがきついので換気が必要。

 

 

自家製『カビ除去溶剤』で黒カビを除去する。

 

 

自家製『カビ除去溶剤』の作り方

 

次亜塩素酸ナトリウム(有効塩素濃度4%未満)を薬局で購入して、水と混ぜて使います。

 

水3:次亜塩素酸ナトリウム1

 

使い方

この割合で作った溶剤を黒カビのまわりに噴霧します。

30分~60分後に布で拭きとる。

とれない場合は同じ方法を繰り返します。

 

要注意

色が落ちる衣類などには使用しない。

 

 

浴室

カビは水分が必要なのでこれを断つことです。

水回りや窓サッシなどの水滴をとる。

入浴後は換気扇で喚起をする。

窓サッシはガラスもサッシもふき取る。

 

 

台所・洗面所

こまめに排水溝の掃除をする。

 

 

エアコン内部

エアコン使用中は水滴がつくので本体とフィルターの掃除をする。

 

 

加湿器

カビが発生しやすいのでこまめに掃除をするる。

 

 

カビ取りスプレー使用の注意点

 

スプレーの勢いで空気中にカビの胞子をまき散らしてしまう場合もあるので、タオルなどにスプレーを吹き付け、カビを覆うようにするとよい。

 

塩素系の漂白剤使用の注意点

 

複数の薬剤を絶対に混ぜない。(有毒ガスが発生することがある)

マスクやゴム手袋などを着用する。

カビ取り剤や塩素系薬剤は“使用上の注意”を確認してから使う。

 

 

換気(換気扇)

晴れた湿度の低い日は窓を開け押し入れも開けて喚起をする。(扇風機の使用もおすすめ)

部屋に換気扇がついていれば稼働する。

 

カビ発生4つの条件とは?

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カビが生えるためには、温度・栄養・酸素・水分の4つが必要です。

 

 

温度

 

カビは大腸菌のよな菌類に属する微生物なんです。

 

そして、カビは気温0℃~45℃くらいで生えやすくなります。

 

120℃以上で過熱しないと死滅しないカビもいますが、60℃以上で加熱すると大部分のカビは死滅します。

 

 

栄養

 

カビは家の中のほとんどの物を栄養分にしてしまいます。

 

ホコリも木も好きな栄養源なんです。

 

 

酸素

 

カビは好気性微生物で酸素が必要です。

 

酸素がなければカビは生えません。

 

 

水分

 

カビは微生物の一種なので、水分がないと生きていけません。

 

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まとめ

 

冬のカビ対策には、湿度を60%以下に保つ、結露を放置しない、ほこりをためない、換気をする、温度差に気を付けるといったことが大切です。

 

寒い冬は部屋を閉め切りがちですが、タイミングをみて空気を循環させるようにしましょう。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。