「鼻うがい」は耳鼻科でも治療としてかなり取り入れられていますよネ。
では、「お家でするときは、どんな容器ですればいいの?」って人に私が使ってる、初めての人にもおすすめの容器や、使い方、注意点、鼻うがいの効果など詳しく紹介したいと思います。
耳鼻科の医師も、鼻うがいは「風邪やインフルエンザの予防によい」とすすめていますよ。
目次
鼻うがい容器おすすめはコップより「ハナクリーンS」
耳鼻科の医師の協力の元制作
鼻うがいの容器ですが、初めての人には「ハナクリーンS」がよいですよ。
「私が使ってるのもこのハナクリーンSなんです」
おすすめの理由ですけど、「耳鼻科の医師の協力の元作られてる」ってパッケージに説明されています。
医師が協力って聞くと、やはり「安全かな」って思いますものネ。
私、それが決め手で買ったんですけど、正解でした。
コップを使う方法もあるようですけど、こちらはとっても使いやすいので、鼻うがい初めてやるって人には教えてあげたい容器です。
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鼻うがいの仕方
生理食塩水の作り方
あなたは、「鼻うがいって痛いのでは?」って思っていませんか?
プールなんかで真水を鼻に入れた経験とかあるとどうしてもそんなふうに思っちゃいますネ。
でも、安心してくださいネ。生理食塩水でやれば痛くないですから。
鼻うがいで必ず守るべきことの一つとして「生理食塩水でうがい」なんですよ。
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生理食塩水は、0.9%の食塩水ですが、これは、人間の体液と同じなんです。
ま~、「人工的鼻水」をつくっちゃうわけですネ。
鼻水なら、鼻に入っても痛くないって思いませんか。
0.9パーセントの食塩水とは、おおざっぱに言っちゃうと、1リットル(1キログラム)の水に9グラムの食塩を混ぜればOK。
生理食塩水をつくるのが難しいって思われるかも知れませんが、そんなに厳密でなくってもなんとかなっちゃいますよ。
でも、最初は「塩の量がどれくらいなの?」とか「計量器がない」「計量スプーンのちっちゃいのない」ってことも・・・
そんな時は、「ハナクリーンS」には、専用の食塩(サーレS)がちゃんと販売されちゃってるんですよ。
鼻うがいが初めての人は、この「サーレS」を使われたらよいと思います。
でもですね、、、サーレSってほとんど中身はただの塩なんですよ。
あなたが、鼻うがいを続けられるようになったら、安い塩と小さい計量スプーンを用意されるとよいです。
サーレSを買い続けるのって「コスパ悪いですからネ」。私も、買ったのは最初だけでした。
サーレSなんですが、最初に水が入るとき、瞬間的なんですけど、ツンとした感じがあって「イヤだ!」って人もいます。
私は、「あんまりに気にならない」のですが・・・
ツンとくるのって、温度が関係したりするんです。
熱すぎたり冷た過ぎても鼻にツンとくるようです。
なので、あなたがツンとこない温度を探されるとよいと思います。
ハナクリーンSは、液晶温度計付なんですよ。
なので、ぬるま湯を入れると何度なのかがわかります。
鼻うがいの適温は、38℃~42℃くらいなんですが、あなた好みの温度を見つけてくださいネ。
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鼻への入れ方(注意点その1)
前かがみになって、ハナクリーンSを鼻に入れ、ゆっくりポンプを押してください。
このときに、とっても大切な注意点があります!
必ず、「あー」とか「えー」って言いながら、ゆっくりポンプを押してくださいネ。
「がー」でもいいですよ。
理由は、鼻の中に水を入れるので圧力がかかります。
その圧力をきちんと逃がしてやるためなんです。
「あー」とか「えー」をやらなかったら、水がおかしなところに入っちゃって、あなたが痛い思いをすることになってしまいますから。
右からされたら、次は左も同じようにしてください。
ギュウギュウされても、あまり出ないときは、無理をしないでくださいネ。
鼻への入れ方(注意点その2)
鼻への入れ方でもう一つ注意することがあります。
ボトルが空になりそうな最後のときなんですが、使い切ろうとして、泡のような空気が入ると耳に影響しやすいです。
なので、食塩水が少なくなってきたら、そこで終了にするか、新たに足すのがよいですよ。あなたが、中耳炎になったりすると困りますので。
終わりに軽く鼻をかむ
終わりましたら、軽く鼻をかんでくださいネ。
これは、鼻の中に残ってる鼻水などを出すためです。
このときも、必ず守ってほしい注意点があります。
「絶対に強くかまないでください!!」
鼻の中の食塩水が出し切れてない状態で、鼻の中に圧力をかけると、食塩水が変なところに入ってしまいます。耳のほうに入っちゃうと痛いので気をつけてくださいネ。
鼻うがい3つの注意点
鼻を洗い流し過ぎると機能が弱まる?
鼻うがいは、多くの耳鼻科がすすめていますが、それでもやり過ぎはよくないって指摘される医師もいます。
鼻の粘膜が正常なら、自浄作用があり、それ自体で鼻をキレイにするパワーがあるわけです。
それを、たびたび食塩水で洗い流していると、鼻がもっている本来の機能が弱くなるのではないかという指摘なんですよ。
だいたい「1日数回(2~3回)がいい」と言われる医師が多いです。なんでもやり過ぎってよくないですし、注意はしましょうネ。
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副鼻腔に溜まった水はしっかり出す
あなたは、「人の鼻の中には、たくさんの小さな穴があるんですが知っていましたか?」
これらの穴は、鼻の中の湿度を保ったり、声を共鳴する役割があるといわれていて副鼻腔といいます。
鼻をかんだとき、たくさん鼻水が出ちゃって、どこに入ってたんだと思ったことありませんか?
これは、副鼻腔に溜まった膿なんかが出ちゃったりしてるんですよ。
で ですね、鼻うがいをすると副鼻腔にも水が入る人もいるんです。
入ってもかまわないのですが、出さないとそのまま溜まっちゃうんです。
それが、ところかまわず出たりすると困るじゃないですか。
なので、鼻うがいをした後は、きちんと副鼻腔に溜まった水は出してくださいネ。
出し方ですが、ゆっくり顔を横に傾けたり、前に傾けたりすると出てくることが多いですよ。
このときも、注意することがあります。
「きちんと出すまでは、ツバを飲み込まないでください!」
ツバを飲み込んじゃうと耳へ水が流れ込むことがあるんです。
そうなると、私も経験があるんですが、数十分間は、耳がポコポコってなって困りますよ。
風邪の場合は、鼻水の汚染度が特に高いので注意してくださいネ。
中耳炎になることもありますので。
容器は清潔に保つ
使用後は、鼻水なんかがついていないか確認して、しっかり水道水で洗い流してくださいネ。
洗剤で洗ってもいいですが、すすぎは丁寧にしましょう。
流水で洗い流すことがポイントですよ。
洗った後は、よく乾燥させてくださいネ。
これをいい加減にすると中にカビってことも。
少し熱めのお湯で洗って、口を下にして振ったり、ハンドタオルにポンポンと叩くようにすると、水気が早く取れて乾きがよくなりますよ。
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鼻うがいのメリット
医師がおすすめ風邪やインフルエンザの予防に
風邪やもの予防は、まず「うがい・手洗い・マスク」ですが、
それプラス鼻うがいを奨励する耳鼻科の医師も多いです。
風邪やインフルエンザの予防は、大別すると二つです。
- 体の中にウイルスを侵入させないこと
- 体の中に入ってしまったウイルスを排出すること
【おすすめ記事】
⇒『ウイルス・菌に強くなる!?椅子に座って足首ぐるぐる運動!』
⇒『フルエンザ予防グッズ接触感染対策テープの特徴・使い方・効果は?』
「うがい・手洗い・マスク」などは、侵入させない方法です。
「鼻うがい」もこの方法になりますネ。
体温をいつも高めに保って、バランスのとれた栄養を摂って、免疫力を高めることなどが、体内に侵入したウイルスを排出することになります。
鼻うがいは、ウイルス菌を体内に侵入させない効果があるわけです。
風邪やウイルスの予防に「うがい・手洗い・マスク」は、一般的にされていますので、「鼻うがい」も加えるともっと効果的ですよ。
鼻の粘膜強化
鼻の粘膜は、水分がなくなってしまうと(乾燥すると)すぐに機能しなくなっちゃいます。
なので、エアコンなどで乾燥すると、風邪をひきやすくなるんですよ。
鼻うがいすることで、潤えばついた異物を洗い流すだけでなくって、これから異物が侵入してきても、しっかり対応ができるようになっちゃうのです。
いかがでしょうか。
鼻うがいの効果ってなかなかのモンでしょう。
冬になると乾燥で、鼻と喉の粘膜が働かなくなり、体内に異物が入りやすくなります。
そして、侵入した異物は、体温の低下でさらに免疫力が低下、排出もできない。
なので、乾燥する冬は、風邪やインフルエンザが増えちゃうんですよ。
あなたは、もう冬場の風邪・インフルエンザ対策がおわかりですネ。
「うがい・手洗い・マスク」プラス「鼻うがい」を実践しましょう!
ウィルス菌の接触感染の対策でしたらこちらがおすすめです。
⇒『フルエンザ予防グッズ接触感染対策テープの特徴・使い方・効果は?』
喉の正しいうがいの仕方はこちらの記事をご覧くださいネ。
⇒『「うがい」の効果と正しい仕方※水より「ぬるま湯」がポイント!』
⇒子供が風邪やインフルエンザで食欲がないときには、コレを食べさせてみてくださいネ。こちらの記事風邪やインフルエンザで食欲がない子供が食べてくれるものはコレ!で紹介しています。
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【動画】ハナクリーンS 使用方法
「使い方がいまいちわかりにくかった」って人に、動画をアップしておきますネ。
まとめ
鼻うがい容器のおすすめは、「ハナクリーンS」
風邪・インフルエンザの予防は、「うがい・手洗い・マスク」+「鼻うがい」+免疫力アップ
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⇒『鉄分で心臓年齢が若返る?62歳の心臓が24歳も若かった理由!』
ここまでお読みいただきありがとうございます。