「あなたは口臭ありませんか?」
口の中を衛生的に保ち、誰にも気付かれずにこっそり実践できる『口腔エクササイズ』を紹介いたします。
口臭が気になる方はもちろん、口臭なんて気にならない(もしかすると気づいていないだけ?)という方もいらっしゃるかも知れませんがおすすめです。
口臭は本当に不快ですし、近づきたくないですよネ。
お口の健康のためにも口腔エクササイズ始めませんか。
目次
「舌」を動かして唾液を出す方法『口腔エクササイズ』
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いつでもどこでも簡単にできる、口臭が10秒でスッキリの唾液を出す方法はこちらです。
【1】
口を完全に閉じずに少し開いた状態にします。
【2】
口の中で「ら」と発音するときの舌の位置を作ります。
(このとき舌の先は口の天井に軽く接しています)
【3】
「ら・ら・ら・ら・ら・ら・ら・ら…」と約10秒、速く舌を動かしてください。
この時、声は出さなくても問題ありません。
この動きをすることで、唾液が分泌されてきます。
もしこれでも唾液が出づらい場合は、少し時間を長くしてみる、舌をより速く動かしてみるなど調整をしてみてください。
また、手で口を隠せば周囲からわかりませんので、周囲に人がいるときでも大丈夫ですよ。
1日のなかで口の乾燥を感じたとき、人と会う前で口臭が気になるとき、会話中に口臭が気になった際に口を隠してなど、ぜひ実践してみてくださいネ。
「ら」がおすすめですが、「ぱ」「た」「か」でもOK。
「ぱ・た・か・ら」は、使う筋肉が違いますし、唾液を促すだけでなく筋肉も鍛えれます。
これで口臭の心配は不要です。
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口臭はなぜ発生するの?
口臭が発生する要因はいくつかありますが、その主な要因の一つは口の中の細菌によるものです。
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口の中の細菌
口の中には常に300~400種類の細菌が存在しています。
・頻繁に歯磨きする人で1000~2000億個
・あまり歯磨きしない人で4000~6000億個
・ほとんど歯磨きしない人で1兆個
上記のように細菌が、口の中にいると言われています。
これらの細菌は唾液の分泌が減り口内が乾燥すると活発に活動をして、強いニオイを発します。
これがあのイヤな口臭となります。
口臭が発生しやすいタイミング
このように唾液不足により口が乾燥して口臭が発生しやすくなる主なタイミングは下記です。
・カフェイン、ニコチン、アルコールの過剰摂取
↓
これらは利尿作用が高く、唾液を作る水分が失われるため。
・水分摂取量の不足
↓
唾液は水分であるため、身体の水分が不足すると唾液の分泌が抑制されるため。
・起床時
↓
寝ている間は唾液分泌が抑制されるため。
・緊張時
↓
ストレスにより副交感神経の活動(唾液分泌)が抑制されるため。
・加齢
↓
老化により分泌機能が抑制されるため。
・体調不良時
↓
身体機能低下に伴い唾液分泌能力の低下によるため。
・口呼吸
↓
鼻の疾患などで鼻呼吸がうまくできない場合、口呼吸をするようになり口の中が乾燥するため。
・薬の副作用
↓
薬によっては口が乾く場合があるため。
上記のような場合があります。
「特に起床時は口の乾燥を感じやすいのではないでしょうか?」
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「自分の口臭は大丈夫…?」
そう思った方にこそ、この記事は注意深く読んでいただきたく思います。
その理由をご説明いたします。
例えば、周囲にいる口の臭い方を思い浮かべてみてください。
その人は「自分の口は臭いんだ…」と自覚しているように見えますか?
なんと悲しいかな、口が臭い人は、ほとんどの場合自覚ができていません。
つまり、自覚していないだけで、「大丈夫」と思っている方こそ、口が臭い可能性があるのです。
ニオイへの順応
これは同じニオイを嗅ぎ続けることで感度が低くなってしまう、「ニオイへの順応」と呼ばれる仕組みによるためです。
「ニオイへの順応」は口臭だけではなく、体臭やその人が身に付ける香水などにも同じように働くようになっていて、人体の仕組み上、どうしようもない事なのです。
これにより、口臭はもちろん体臭や香水等の香りがキツくても、人間は自分自身のニオイのキツさになかなか気づく事ができないのです。(香水をつけ過ぎている方などは、多くがこのパターンです。)
もし、あなたが口臭で悩まれているのでしたら、口臭が10秒でスッキリの唾液を出す方法『口腔エクササイズ』お試しくださいネ。
まとめ
唾液を出す方法は、よく噛んで食事をする、水分をよく補給する、よくおしゃべりする、口や舌をよく動かすことで唾液が出やすくなります。
⇒『あいうべ体操』
「舌」を動かして唾液を出す方法だけでは不安な方、唾液腺マッサージもお試しください。
こちらの唾液腺をマッサージすることで唾液が出やすくなります。
①耳下腺(じかせん)
②顎下腺(がっかせん)
③舌下腺(ぜっかせん)
出典: Wikipedia
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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