乾燥が気になる季節は、肌のほかにも唇が荒れてガサガサになりがちですネ。
唇の皮がめくれては剥がれてしまうを繰り返していませんか。
唇はデリケートなため、体の内からも外からもしっかりこまめなケアが必要です。
唇の荒れが治らない原因や対策、内と外の同時ケアの方法を紹介します。
目次
唇の荒れ治らない原因と対策
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唇は、そもそもほかの皮膚(ひふ)と構造が異なり、皮膚そのものがとても薄く、油分を保つための皮脂腺がありません。
また、ほかの皮膚のターンオーバーが28日であるのに対して、唇は3~5日ととても短期間で繰り返されるのが特徴です。
※皮膚(ひふ)のターンオーバーとは:肌の新陳代謝、肌の生まれ変わりの周期(サイクル)のことをいいます。
唇が荒れる原因
唇が荒れる、ガサガサになるといった主な原因はこちらです。
・紫外線や空気の乾燥
・食生活の乱れや栄養不足
・摩擦や汚れ
・唇を何度も舐める
といったことがあります。
唇が荒れるとすぐに治らない原因
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唇は、油分を保つことができない上に、刺激を常に受けやすい部位です。
なので、前述したようにターンオーバーの期間が短いため、ちゃんとケアがてきていないと、治らないままターンオーバーを繰り返すので、荒れがなかなか治らない状態が続きます。
唇の荒れ対策・内からも外からもしっかりケアの方法
荒れた唇をケアするための、体の内からと外からの方法についてご紹介します。
唇の荒れ外からケア
唇の荒れ外からケアの方法を5つ紹介します。
①リップクリームで保湿
唇の荒れの外からのケアで、リップクリームは荒れを防ぐための予防として使うことがおすすめです。
しっかりと保湿するためには唇の縦の筋に沿って塗るとより効果的。
ただ、市販のリップクリームや口紅、グロスに含まれている成分が原因で、唇が荒れてしまうこともあります。※グロスとは: 唇に艶を出すために用いるものです。
なので、リップクリームがあなたの唇に合わない場合は、すぐに使用を止めるようにしましょう。
②スチームケア
暖かいポットのお湯をカップに入れて唇に近づけて蒸気を唇にあてます。
少し多めにリップクリームを唇に塗っておきます。
テーブルに置いてカップを両手で包むようにすると蒸気が当たりやすいです。
カップが厚くなりますので火傷しないようにしてくださいネ。
いつでも簡単にできる便利な唇ケアです。
③蒸しタオルパック
入浴しながら蒸しタオルで唇を覆います。
リップクリームは少し多めに塗っておきます。
覆う回数や長さはあなた好みでOK。
入浴は体の芯から温まりますし、血行もよくなり、リラックスもでき、唇ケアに効果的。
④「ン」「パッ」体操
お口の「あ・い・う・べ体操」が有名ですが、唇ケア体操は、「ン」「パッ」でやります。
リップクリームは少し多めに塗っておきます。
まず、「ン」では、口を閉じ上下の唇を口の中に少し入れて(唇は横一のようになる)、上下の歯で軽く約10秒ほど挟みます。
そして「パッ」で唇を離します。
「ン」「パッ」体操をすると、唇の血行も良くなって唇の荒れに効果的。
⑤ハチミツパック
ハチミツがあったら唇にのせてください。
ラップをして約5分間そのままで。
この後で紹介しています「内からケア」で説明していますが、ハチミツには荒れを修復するビタミンB群が含まれていますし、水分を肌の奥まで届ける働きもあります。
唇の荒れ内からケア
唇の荒れを食べるもので内からもケアしましょう。
ビタミンB2、ビタミンB6を摂る
ビタミンB2とビタミンB6は、健康的な皮膚や粘膜をつくるために必要な成分です。
この2つが不足すると唇のトラブルのほかにも、口内炎が起きやすくなります。
ビタミンB2は、卵や納豆、乳製品などに多く、ビタミンB6は、バナナやレバー、まぐろなどに多く含まれています。
唇の荒れ予防の注意点
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唇の荒れの予防で気をつけたい日常のことについて紹介します。
唇の舐め・ぬぐい過ぎ要注意
上記でご紹介したケア以外にも、唇を舐めてしまったり、ぬぐうことが多い方はなるべく控えるように注意してみてください。
唇が荒れるとつい気になって舐めてしまうこともよくありますが注意しましょう。
きちんとメイクを落とす
メイクをする方は、洗顔時に唇のメイク汚れもきちんと落とすように意識してみてくださいネ。
ケアしたけど唇が荒れたら?
予防をしていたけど唇が荒れてしまったという場合は、医薬品の唇用クリームがおすすめです。
≫≫『かかと荒れの原因は歩き方も?乾燥だけと思っていませんか!?』
まとめ
唇は身体の内側、外側両方からケアをして健やかな状態を保ちましょう。
唇はターンオーバーが3~5日なので、早めに正しくきちんとケアすれば、早い回復も期待できます。
ここまでお読みいただきありがとうございます、
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