昔から食用のほか薬用としても使われてきた蜂蜜。
蜂蜜は今でも甘味料としてはもちろん健康にも良い食品として活躍していますネ。
健康や美容にも効果が期待されていますが、市販されている蜂蜜は大別すると3種類あります。
喉が痛いときは蜂蜜と大根で大根汁を作って飲むのがおすすめ。
そんな蜂蜜の種類と期待できる効能や注意点について紹介します。
目次
市販の蜂蜜の種類
蜂蜜と一言でいっても大きく3つの種類に分かれています。
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純粋蜂蜜
精製ハチミツや添加物を一切使用していない100%天然のハチミツのみのもの。
加糖蜂蜜
天然のハチミツに水あめやブドウ糖、ショ糖などを加えたり、加熱して糖度を高めたもの。
精製蜂蜜
蜂蜜を加熱し、減圧窯などで脱色、脱香し、本来の栄養を取り去ったもの。
蜂蜜の期待できる効能
優れたエネルギー源
蜂蜜の主成分は果糖とブドウ糖で、どちらも単糖類です。
単糖類は摂取してからすぐにエネルギーに変換されるため、エネルギー補給に優れています。
クエン酸を多く含んでいるレモンと一緒に食べることで、疲労回復も期待できます。
蜂蜜のカロリーは100g辺りで294kcalありますので摂りすぎには注意しましょう。
抗菌作用
蜂蜜に含まれているグルコン酸には抗菌作用があるため、そのまま食べたり水に薄めてうがいをすることでのどの不調やせきを緩和するはたらきがあります。
さらに抗菌、消炎効果が期待できる大根と組み合わせるとより効果的といわれています。
昔からある民間療法で有名な「大根汁」の作り方はこちらです。
喉が痛いときは大根汁
喉が痛いときには作り方が簡単な大根汁がおすすめです。
10㎝ほどの長さのグラスにサイコロ大に角切りした大根を8分目ほど入れます。
入れた大根に蜂蜜をスプーン(大)で4~5杯かけて30~60分ほどおきます。
頃合いを見てできた大根汁をお好みの量だけゆっくり飲んでください。
急ぐときは大根おろしで大根汁を作る
30分も待てないときには大根おろしを作ってください。
汁だけに蜂蜜を混ぜてもいいし、大根おろしに蜂蜜を混ぜて食べてもいいです。
大根の量も蜂蜜の量もお好みでいいです。
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蜂蜜の注意点
健康に良いハチミツではありますが、1歳未満の乳児に与えると乳児ボツリヌス症になる可能性もありますので、ハチミツやハチミツ入りの食品をあげるのは避けましょう。
そのほか、砂糖よりもカロリーが低いハチミツですが、あくまでも糖分なので食べ過ぎには気を付けてくださいネ。
ハチミツは加熱するとビタミンCや酵素が少なくなっていきますので、なるべくそのまま食べることがおすすめです。
蜂蜜とは?
蜂蜜とは、ミツバチが花の蜜(花蜜)を採集し、巣の中で蓄えたものをいいます。
花蜜は、吸われた際にミツバチの消化液によって変化し、巣へと移されたあとは、水分が蒸発し濃縮されていきます。
味や色は蜜源植物(ミツバチが蜜を採取する植物)によって様々ですが、自然界で最も甘い蜜といわれます。
また、ハチミツは1種類の花からつくられたものを単花蜜(たんかみつ)、複数の種類の花からつくられたものを百花蜜(ひゃっかみつ)といいます。
単花蜜は多少他の花も混ざってしまいますが、ほとんどが1種類の花の蜜だけになります。
これは見つけた蜜源の蜜がなくなるまで通い続けるミツバチの習性によるものです。
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まとめ
甘味料としても優秀なハチミツですが、健康効果が高い自然食品でもあります。
栄養もしっかり摂りたい!というときは、市販のものを購入する際に純粋ハチミツかどうかも確認してみてくださいネ。
上手に活用して健康維持に役立てましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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