風邪やインフルエンザなどの感染症が猛威を振るう時期は細心の注意が必要です。

 

うがい、手洗い、アルコール消毒、マスクは欠かせません。

 

風邪を引くと発熱やのどの痛みのほか、鼻水が出るというのも一般的な症状ですネ。

 

でも鼻の状態が悪いままだと、大人でも中耳炎になる可能性があることをご存じでしょうか?

 

中耳炎の原因や症状、応急処置、予防の仕方を紹介します。

中耳炎の原因

 

 

中耳炎になる原因は、子供も大人もほとんどが「風邪」です。

 

特に鼻水がよく出ている場合は要注意。

 

鼻水に含まれている菌が、鼻から耳に流れ込むことで中耳炎になります。

 

風邪が流行しやすい冬などは、中耳炎になる患者も増える傾向にあります。

 

お風呂やプールなどの水が、口→鼻→耳へ、流れ込み発症するケースもあります。

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中耳炎の症状

 

中耳炎は代表的なものはこちらの3種類があります。

 

・急性中耳炎
・滲出(しんしゅつ)性中耳炎
・慢性中耳炎

 

大人が中耳炎になった場合は大半が「急性中耳炎」です。

 

・耳や頭の痛み
・耳垂れ
・発熱
・耳の違和感

 

などの症状があらわれます。

 

 

中耳炎の予防と応急処置

 

 

中耳炎は程度によって治療方法が変わります。

 

症状が重い場合は抗生剤を服用する必要があるほか、ときには手術が必要な場合もあります。

 

 

こちらでは中耳炎の予防と、なってしまったときの応急処置についてご紹介します。

 

 

中耳炎の予防

 

中耳炎は鼻の調子を整えることが大切です。

 

鼻水をすすってしまうと、菌が入り込んでしまう可能性が高くなるため、鼻水が出ている際はこまめに鼻をかむようにしましょう。

 

 

また、鼻をかむときもこちらの注意が必要です。

・片方ずつかむ
・口を閉じて少しずつ、ゆっくりとかむ

 

ということが大切です。

 

力み過ぎないようにすることも大切なポイントです。

 

 

中耳炎の応急処置

 

 

もし中耳炎の症状が出た場合はこちらの応急処置をしましょう。

 

・耳だれが出ているときは?

肌が炎症しないようガーゼなどで拭き取る

 

・痛みがある場合は?

痛いほうの耳の後ろを冷やす

 

上記の方法が応急処置になります。

 

 

中耳炎の可能性がある場合は、放置せずに早めに耳鼻咽喉科を受診するようにしてください。

 

 

自然治癒する場合もありますが、似た症状の病気もあるため自己判断でそのままにしていると、結果的に治るまで時間がかかってしまうことがあります。

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大人もなる中耳炎ってなに?

 

 

中耳炎は生後6ヵ月~5歳くらいまでの子供が多くかかるといわれており、耳の中にある外耳・中耳・内耳のうち、中耳に菌が感染し炎症が起こる病気です。

 

成長するにつれ身体の抵抗力も上がるため、大人になると中耳炎になる可能性は低くなります。

 

しかし、中耳炎はたしかに「子供に多い病気」ではありますが、子供だけの病気ではありません。

 

大人がかかった場合は子供に比べて治るまでに時間がかかったり、症状が重くなる傾向にあるため、注意が必要なのです。

 

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まとめ

 

風邪になると抵抗力も落ちるため、ほかの病気にもなりやすくなります。

 

中耳炎は予防しやすい病気でもありますので、風邪からの合併症にならないよう少し気を付けて見てくださいネ。

 

寒い時期も負けずに元気に乗り切りましょう!

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。