寒い時期は体調を崩しがちなため、食事から体調に気を付けていきたいですよネ。

 

健康ブームの中さまざまな食材が出てきていますが、“プチプチ食感”の「もち麦」もおすすめの一つです。

 

もち麦は食後の血糖値の上昇を抑えたり、コレステロールの低下、脂質の吸収を抑制、さらに、豊富なビタミン、ミネラルも含まれているとても優れた食材なんです。

もち麦の栄養と働き

 

主食にもなるもち麦ですが、白米とは違った栄養が含まれています。

 

こちらではもち麦の栄養と働きについてご紹介します。

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β(ベータ)-グルカン

 

β-グルカンは食物繊維の一つで、その量は白米の数倍以上も含まれています。

 

報告されているその働きは、腸内の善玉菌のエサとなり腸内環境を整える機能。

 

さらに、糖質の吸収を抑え、食後の血糖値の上昇(血糖値スパイク)を抑える機能。

 

脂質、塩分の吸収をゆるやかにしてくれる機能。

 

β-グルカンの働きはそれだけではありません。

 

 

強い粘性でコレステロールを吸着し体外への排出を助ける(コレステロール値を下げる)働きもあります。

 

もち麦の食物繊維は水に溶けやすい水溶性と不溶性が含まれていますので便通をよくする働きもあります。

 

 

もち麦は、現代の中高年の健康増進にピッタリの食材といえますネ。

 

 

ミネラル

 

もち麦は白米よりも多くのマグネシウムやカリウム、カルシウムなどを含んでいます。

 

マグネシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、カリウムは体内の過剰な塩分(ナトリウム)を体外に排出するはたらきがあります。

 

 

カルシウムは血管の収縮を正常にする働きがあります。

 

 

もち麦の食べ方

 

 

もち麦は栄養が豊富とはいえ、食べ方がよくわからない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

こちらでは簡単にもち麦の食べ方についてご紹介いたします。

 

 

白米と混ぜる

 

もち麦がはじめてという方は、白米と一緒に炊いてみましょう。

 

白米2:もち麦1の割合がおすすめです。

 

1.お好きな量のお米を洗ったあと、いつもと同じように目盛りに合わせて水を加えます。

 

2.もち麦と、もち麦の重さの2倍の水を追加します。

 

3.軽くかき混ぜたあと炊飯します。

 

4.炊き上がったら軽く混ぜて完成です。

 

※商品によって水加減が異なりますので、詳しくはパッケージを確認してください。

 

 

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ゆでたもち麦をスープやサラダに加える

 

スープやサラダ、煮物などにゆでたもち麦を加えるだけでOK。

 

もち麦が余った場合は小分けにして冷凍しておくこともできます。

 

1.鍋に入れた水を沸騰させ、もち麦を入れます。
 (もち麦100gに対して、水1L)

 

2. 沸騰しない程度に火を弱め、ときどきかき混ぜながら好みの硬さになるまでゆでます。
 (15~20分)

 

3.ゆであがったらザルにあげ、流水でぬめりをとります。

 

4.水気をしっかり切り、お好みの料理に加えます。

 

 

もち麦とは

 

もち麦とは麦茶やビールの材料にもなる大麦の一種です。

 

大麦は大きく分類すると、麦ごはんや麦茶となる六条大麦とお酒の原料となる二条大麦に分かれます。

 

さらにそこから粘りの少ないうるち麦と、粘りの強いもち麦に分類されます。

 

もち麦は一般的な白米(うるち米)と比べると、粘りも強く、プチプチとした食感が特徴で、奈良時代には日本各地で広く栽培されていた穀物です。

 

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まとめ

 

外皮のある茶色いもち麦と 外皮のない白いもち麦が売られていますが、栄養価は同じで茶色い方がミネラルと食物繊維が多く残っています。

 

白米のかわりにもち麦へ変える、というのは人によって難しいかもしれませんが、いつもの食事に少しプラスすることで栄養を効率よく摂ることができますのでぜひチャレンジしてみてくださいネ。

 

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