年末年始はごちそうを食べたり飲み会の回数が多くなりがちのため、胃の調子が……という方も多いのではないでしょうか?
胃は働き者の臓器ですが、疲れてしまうとその影響は身体全体に出てきてしまいます。
今回はそんな胃を休める方法についてお話しします。
胃の不調による症状
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私たちの健康を支えている胃ですが、食べ過ぎや飲み過ぎが続くと休むことができず、はたらきが低下してしまいます。
以下のような症状があらわれた場合は、胃が疲れている可能性があります。
・胃のもたれ
・膨満感
・胃の痛み
・胸やけ
・吐き気
・食欲不振
・便秘、下痢
疲れた胃を休めるための対策
食べ過ぎたな、胃が重いな、と感じた際には、胃に優しいものを食べることで負荷を減らし、胃の回復を早めることができます。
・食物繊維や脂肪分が少ないものを食べる
・雑炊やおかゆ、うどん、スープなど消化しやすいメニューを選ぶ
・胃の刺激になりやすい食事は控える(カフェインやアルコール、炭酸が含まれているもの辛いもの、冷たいものなど)
・一度に食べる量は多くなり過ぎないように注意する
・よく噛んで食べる
・調理方法を工夫する(煮る、蒸す、ゆでるなど柔らかくなるように調理する、具材は細かく刻む)
・食事の時間を工夫する(運動前、入浴の前後、就寝の3時間前を避ける)
「普段の食事でもよく噛んで食べる」、「一度の食事は腹8分目までにする」、といったことを心掛けるとさらに胃を休める時間を増やすことができます。
胃薬を飲む前に大根おろし!?
軽い“胃もたれ”や、“胸やけ”の症状がでたとき、胃薬を飲む前にチョット大根おろしをお試しくださいネ。
大根は普通におろし金でおろしてください。
量は適量ですが、私はお茶碗に半分くらいまで食べています。
水分と一緒に食べてください。
おろしたままの味で食べにくい方は、お醤油を少しかけてもいいです。
辛かったらマヨネーズを少し入れて混ぜるとほぼ辛みは消えますよ。
お酒を飲んだ後にも大根おろしを食べるとスッキリします。
食べたり飲んだりした後に大根おろしを食べるのがコツです。
大根おろしを食べた後に水やコーヒーを飲むと効果が薄れますのでしばらくは我慢してくださいネ。
これは私が胃の調子が悪いときによくやっている民間療法です。
冬の大根は夏大根と違って水分が多くて美味しいですし、ぜひお試しください。
胃の健康は身体の健康
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私たちの身体は細胞ひとつひとつがそれぞれの役割を果たすことで元気に活動することができます。
身体にある機能はそのどれもが必要なものですが、特に胃は健康を維持する上で欠かせない臓器の一つです。
胃では食べ物が胃液と蠕動(ぜんどう)運動によってすりつぶされ、その後小腸で栄養のほとんどが吸収されます。
残った水分は大腸で吸収され、最後に便として排出されます。
つまり胃が正常にはたらくことによって、身体に必要な栄養を取り込むことができ、さらにその栄養をもとに身体のさまざまな機能を動かすことができるのです。
疲れた胃には七草粥もおすすめです。
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『七草粥』種類と効能※春の七草は疲れた胃と栄養補給におすすめ
まとめ
年末年始はもちろん普段の生活でも胃が疲れているかも、と思ったときは積極的に胃を休めてあげるようにしてくださいネ。
胃を労わって健康維持を目指しましょう!
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ここまでお読みいただきありがとうございます。
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