冷え性で手足が冷たい……という方もいらっしゃるかと思いますが、「冷え性=手足」の冷えだけではありません。
もし「お腹」が冷えている気がするという場合は、「内臓型冷え性」かもしれません。
冷えは手足だけじゃなくて内臓型冷え性もあるので注意しましょう。
そんな内臓型冷え性の症状と原因や対策、身体を温める食品や冷やす食品なども紹介していきます。
目次
内臓型冷え性ってなに?
一般的な冷え性は、主に手先や足先が冷えることを指しますが、内臓型冷え性はその名のとおり内臓が冷えている状態をいいます。
身体の表面は温かいために気づかない人も多く、自覚しにくいものでもあります。
内臓の理想の温度である37.2℃~38℃を下回ると、身体全体に以下のような症状があらわれます。
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内臓型冷え性の症状
・お腹を触ると冷たい(ワキよりも温度が低い)
・低体温(平熱が35℃台)
・寝つき、寝起きが悪い
・風邪をひきやすい
・お腹を壊しやすい(腹痛や下痢になりやすい)
・疲れやすい(動悸や息切れをする)
などがあります。
内臓型冷え性の原因
また、内臓型冷え性になる原因はこちらがあります。
・運動不足や筋肉量の不足による血行不良
・偏った食事などによる栄養不足
・不規則な生活やストレスによる自律神経の乱れ
といったことがあげられます。
内臓型冷え性の改善と4つの対策
内臓型冷え性になると、内臓が十分にはたらくことができなくなり、
免疫力や代謝が下がってしまいます。
こちらでは改善方法と対策について簡単にご紹介します。
内臓型冷え性の改善と対策
冷え性を改善するための対策を4種類ご紹介します。
できるものから実践してくださいネ。
①身体を温めるものを摂取する
暑い時期になると冷たいものばかりを食べがちですが、内臓型冷え性の場合は逆効果になります。
身体を温める食べものも積極的に食べるようにしましょう。
具体的にはショウガ、ニンニク、ネギ、ニラなどのほか、カボチャや大根といった根菜、唐辛子やコショウなどの香辛料などです。
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身体を温める食品と冷やす食品
食品にも身体を温めるものや、冷やすものがありますので、主なものを紹介します。
身体を温める食品
身体を温める主な食品はこちらです。
【野菜】
根菜類(タマネギ、レンコン、ゴボウ、ニンジン、山芋など)
【果物】
リンゴ、ブドウ、サクランボ、プルーン、ミカン、モモなど
【動物性食品】
卵、赤身の魚、タコ、チーズ、アサリ、レバー、小魚など
【調味料】
粗塩、醤油、味噌、ハチミツ、植物油など
【その他】
栗、ゴマ、唐辛子、ピーナッツ、黒豆、小豆にど
身体を冷やす食品
身体を冷やす主な食品はこちらです。
【野菜】
レタス、キューリ、ホウレンソウ、アスパラガス、トマトなど
【果物】
スイカ、メロン、イチゴ、ナシ、マンゴー、パパイヤ、パイナップル、柿など
【調味料】
上白糖、精製甘味料、精製塩、化学調味料など
【その他】
冷凍食品、缶詰食品、防腐剤や添加物が入っている食品など
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②お風呂で身体を温める
夏場になるとシャワーだけで済ませてしまうこともあるかと思いますが、ゆっくりとお湯につかって身体を温めるようにしましょう。
めぐりが良くなることで体温も上がります。
③丹田と仙骨を温める
身体を早く温めたいというときは、ツボの一つでもある丹田と、骨盤の中央にあたる仙骨を温めるようにしましょう。
丹田は腸を温め、仙骨は内臓全体を温める効果が期待できます。
カイロを貼ったり夏用の薄手の腹巻を使うのがおすすめです。
④適度な運動をする
内臓型冷え性の原因の一つでもある運動不足を解消することで、根本的な解決に近づけます。
激しい運動ではなく、歩く時間を増やしたり、身体が健康な場合は、エレベーターやエスカレーターに頼り過ぎずに、階段の利用を増やすなど少しでも身体を動かしてみましょう。
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まとめ
内臓型冷え性になると、身体が冷えるだけではなく、病気にかかりやすく、体調不良を引き起こしやすくなってしまいます。
夏場の季節はとくに身体を冷やし過ぎないように気を付け、元気な毎日を過ごしましょう!
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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