あなたは自律神経はうまくコントロールできていますか?

 

「自律神経」は心や身体の調子に深く関係している大切な神経です。

 

自律神経をうまくコントロールすることで、心と身体のオンとオフをうまく切り替え、1日を思うままに過ごすこと可能です。

 

お風呂の温度と入浴時間を変えて、手軽で効率的に自律神経をコントロールする方法を紹介します。

 

 

自律神経をコントロールできる入浴の2つのポイント!


「副交感神経」を活発にするリラックス入浴と「交感神経」を活発にするスッキリ入浴方法の説明の前に、まず、自律神経について改めて簡単に説明します。

 

お急ぎの方、よくご存じの方、『「副交感神経」を活発にするリラックス入浴方法』へお進みくださいネ。

 

 

自律神経には2種類あります。

・覚醒・緊張を促す「交感神経」

・リラックスを促す「副交感神経」

 

この2種類ですネ。

 

この2つの神経をコントロールできれば、身体を覚醒状態にするのもリラックスをするのも思いのままになるのです。

スポンサーリンク




 

入浴時の2つのポイントとは?

 

 

それでは、自律神経を理解したところで、自律神経をコントロールするための入浴時のポイントを2つご紹介します。

 

 

温度と時間

 

その2つのポイントとは、風呂の温度と入浴時間です。

 

この2つを調整するだけで、自律神経を自由にコントロールすることができるのです。

 

では、具体的にどういった入浴方法が良いのでしょうか。

 

 

「副交感神経」を活発にするリラックス入浴方法

 

 

副交感神経を活発にするためには、お風呂の温度は“ぬるめ”のお湯で長く入浴します。

 

 

温度は38℃程度のお湯に15分間

 

具体的には、温度が38℃程度のお湯に15分間浸かることが目安となります。

 

お風呂のぬるめのお湯に浸かることで、副交感神経の働きが活発になると同時に、全身を湯船に沈めることで水の浮力が働き、身体の重さが約9分の1にまで軽減されます。

 

そうすることで、心身ともに負担が少なくなり、リラックス状態になっていきます。

 

ぬるめの温度のお湯に肩まで浸かっている内に、1日の疲れがスーッと抜けていく感覚を感じていただけるはずです。

 

 

大事な予定のある日に、 緊張をほぐすためにゆっくりとお風呂に入ってから 出かけるのも良いでしょう。

 

15分も湯船に入っているのが退屈だという方は、お風呂に入浴剤やアロマオイルを入れて香りを楽しんだりしましょう。

 

 

また、お風呂に防水性のスピーカーを持ち込んで 好きな音楽を楽しんだりすることで、よりリラックスをしながら時間を過ごせます。

 

防水性のスマートフォンやカバーを利用して、音楽や動画を楽しむことも可能ですネ。

 

要注意:スマートフォンには、せっけんやシャンプー、入浴剤の入った水など水道水以外のものをかけたり、水道水以外のものに浸けたりしないでくださいネ。

 

 

「交感神経」を活発にするスッキリ入浴方法

スポンサーリンク




 

今度は、交感神経を活発にするための 入浴方法をご紹介します。

 

家に帰ってから、どうしても一仕事しなければいけない時、休日、遅くに目が覚めてボーッとしてしまう時など、頭をスッキリさせたい時にはお風呂の温度は“熱いお湯”で短く入浴することがオススメです。

 

 

温度42℃のお湯に3分間浸かる

 

具体的には、温度42℃のお湯に3分間浸かることが目安です。

 

温度が熱いお湯に浸かることで交感神経が活発に働き、脳が覚醒してきます。

 

ただ、あまり長い時間、熱いお湯に浸かっていると身体が疲れてしまうので、3分程度であがることをオススメします。

 

 

疲れがたまっている時には、半身浴でもOKです。

 

熱いお湯にサッと入るだけで、驚くほど頭も身体もリフレッシュしますよ。

 

【関連記事】

『泣くと落ち着くのは自律神経の働き!?涙で健康になれるの!?』

『自律神経を整えるには『胸式・腹式呼吸』を意識!やり方は?』

 

 

シャワーでも効果的

 

もし「お湯をためるのがめんどくさい!」という場合には、温度の熱いシャワーを浴びるのも効果的です。⇒『』

 

 

シャワーの水圧も刺激となって、さらに交感神経が活発になります。

 

なんと、熱いシャワーはコーヒー1杯以上の覚醒作用があるとも言われているんです!

 

要注意:お肌が弱い方は、熱いお湯がお肌への 刺激となってしまう可能性があるので、41℃以上の入浴は避けるようにしてくださいネ。

 

 

普段、何気なく入っているお風呂も、温度と時間を工夫するだけで大きく効果が変わってきます。

 

スッキリしたいとき、リラックスしたいときの1つの方法として、温度と入浴時間を変える入浴方法を取り入れて自律神経をうまくコントロールしてくださいネ。

スポンサーリンク




 

まとめ

 

 

「自律神経」は心や身体の調子に深く関係している、とっても大切な神経です。

 

自律神経をうまくコントロールすることで、心と身体のオンとオフをうまく切り替え、1日を思うままに過ごすことができます。

 

 

あなたは自律神経をうまくコントロールできていますか。

 

もしかすると、「自律神経なんて目に見えないからよくわからないし、そんな簡単にコントロールできないよ」

 

と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

ぜひ「お風呂」を利用して、手軽で効率的に自律神経をコントロールする方法をお試しくださいネ。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。