筋トレ女子が増えているように痩せるだけのダイエットはダメ。
今は健康と美容が大切で脂肪は落として筋肉はつけるのが人気です。
でも、もうひとつ意識して欲しいものがあります。
それは「骨」です。
骨密度を上げる骨トレ体操「かかと落とし」は、かかとを床に落とすだけで有効と有名ですネ。
ここでは「膝」と「手」の骨トレ体操を紹介します。
目次
膝の骨トレ体操
それでは膝の骨トレ体操です。
膝は普段の歩き方のクセや、 脚を組むクセによって骨のバランスが 悪くなりがちです。
立ち上がる時や、歩いている時に、急に膝の痛みを感じることはないでしょうか?
そのような場合には、日頃のクセが蓄積して膝の一部の骨が弱ってしまっている可能性があります。
骨トレ体操で、「膝」全体を刺激しましょう。
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膝の骨トレ体操 その①
①握りこぶし1つ分の幅に足を開いて立ちます。
②膝の上に軽く手を置いて、内回し、外回しにそれぞれ4回ずつくるくると膝を回します。
※この時、足裏全体が床についているようにしてください。
※立ったまま行うことがつらい場合には、椅子に座って行ってもOKです。
膝の骨トレ体操 その②
①楽な状態で立ち、左足だけつま先立ちをして、足の指の腹がついている状態にします。
②内回し、外回しにそれぞれ4回ずつくるくると足首を回します。
③右足も同様に行います。
※足首だけを回すのではなく、膝や股関節までしっかりと動かすことを意識してください。
【おすすめ記事】
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手の骨トレ体操
手は非常にたくさんの骨が集まっている箇所です。
全身の骨が約208個ある中、手には左右合わせて54個もの骨があると言われています。
約4分の1の骨が手に集まっているなんて、なんだか意外ではないですか。
そんなに多くの骨があるので、普段の動作のクセによって使われづらい骨も出てきます。
54個の骨を意識して刺激していきましょう。
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手の骨トレ体操 その①
1.胸の前で、指の先を下にして両手をぶらさげます。(「幽霊のポーズ」と言うと、イメージしやすいでしょうか)
※この時、手はもちろん、肩や肘にも力が入らないようにしてください。
2.そのまま、手を左右にぶらぶらと動かします。
※10秒ほどぶらぶらとさせます。
3.右手の親指と人差指で、左手の小指の爪のあたりを軽く揉みます。
※5秒ほど揉んだら、薬指、中指と同じように揉んでいき、親指までいったら、今度は反対の右手の小指から揉んでいきます。
4.もう一度、両手をぶらさげて、10秒ほどぶらぶらとさせます。
※立ったままでも 椅子に座ったままで行ってもOKです。
ここまでやることで、指先の骨が意識できるようになるはずです。
次に、手のひらの骨を刺激しましょう。
手の骨トレ体操 その②
1.椅子に腰掛けて、両手のひらで 左右の膝頭をそれぞれ軽くさすります。
※膝の皿で手のひらをマッサージするイメージです。
2.手のひらで膝頭を軽く叩きます。
3.手の甲で膝頭を軽く叩きます。
※それぞれ10秒ずつ行います。
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骨は常に生まれ変わっている
有名な話かもしれませんが、骨を形作るのには2つの細胞が関係しています。
その2つの細胞とはこちらの細胞です。
・骨を作る「骨芽細胞(こつがさいぼう)」
・骨を溶かす「破骨細胞(はこつさいぼう)」
「破骨細胞」の大切な働き
骨を溶かす細胞と言うと、なんだか悪者のように感じられるかもしれませんが、破骨細胞は古くなった骨を溶かし、新しい丈夫な骨を作るための土台を作る大切な役割をしています。
「破骨細胞」は勘違いする
でも、この破骨細胞は「不要な骨を壊す」という役割を担っているため、時々、「ある勘違い」をしてしまいます。
その勘違いとは、普段使われていない部分の骨を、「もう不要な骨」と認識して溶かしてしまうことです。
例えば、入院して何日も寝たきりでいると、起き上がるのが辛くなってしまいます。
これは筋肉が弱っているだけではなく、骨も溶かされて弱ってしまっているためです。
骨が弱ると、周辺の関節や筋肉に負担がかかり、痛みが生じることもあります。
あなたも、特定の方向に曲げた時だけ関節が痛んだり、何かの動作をする時にだけ激痛が走るといったことは ないでしょうか。
その場合、普段の身体のクセによって、一部の骨が「不要なもの」と見なされて溶かされ、弱ってしまっている可能性があります。
普段から身体全体の骨をバランス良く刺激し、弱らないように心がけましょう。
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まとめ
「丈夫な身体を保つ」「 健康な身体を目指す」と言った時に、あなたは身体のどの部分をイメージされるでしょうか?
おそらく、多くの方が筋肉や内臓のことを考えるのではないでしょうか。
もちろん、筋肉や内臓の健康は身体全体の健康のために欠かせないものですネ。
でも、もっと身体の中心にあって身体を支えているものを忘れがちではないでしょうか?
それは「骨」ですネ。
日頃、なかなか意識することのない骨の動きですが、ぶらぶら・くるくると動かすだけでも 刺激となって、弱まることを防げます。
骨トレ体操を毎日続けて、 快適な日々を過ごしましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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