近年話題に上がることが多くなった黄砂とPM2.5。

 

毎年ですが節分の頃から耳にすることが増えてきますネ。

 

あなたは黄砂とPM2.5って実際にどういうものなのか、ご存じでしょうか?

 

人体にどんな影響があるのか不安ですよネ。

 

そんな黄砂とPM2.5の影響と対策について説明します。

 

黄砂、PM2.5による影響

 

黄砂やPM2.5が体内に入り込むと、いびつな形をした粒子そのものが身体を刺激するほか、付着した化学物質などにより咳や鼻水、くしゃみ、目のかゆみや充血といったさまざまな症状を引き起こします。

 

 

たとえばこちらの症状です。

 

・気管支喘息、肺炎、気管支炎の発症や悪化

・皮膚のかゆみ、湿疹、接触性皮膚炎の発症、アトピーの悪化

・アレルギー性結膜炎の発症

 

など生活にも影響するような症状が多くあります。

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黄砂、PM2.5の対策はあるの?

 

黄砂やPM2.5が発生した場合、完全に避けることは難しいものですが、できるだけ吸い込まないように気を付けることが大切です。

 

 

こちらでは対策についてご紹介します。

 

 

黄砂、PM2.5の対策

 

・マスクは花粉用ではなくウイルス用を選び、正しく装着する。(PM2.5対策の場合は医療用や産業用のマスクであればより効果的)

 

 

・眼鏡をかける(ゴーグルタイプが◎)

 

・運動は呼吸回数が増えるため、屋外での長時間の激しい運動は控える

 

・洗濯物は外ではなく室内で干す

・なるべく窓を開けない

 

・帰宅したら玄関先で服についた汚れを払う

 

・黄砂やPM2.5に対応した空気清浄機を使う

 

 

黄砂やPM2.5の飛散情報は天気予報などでチェックするようにしましょう。

 

特にPM2.5に関しては健康への影響が懸念されていることから飛散が多い日は外出を控えるほうが安心です。

 

 

黄砂、PM2.5とはどんなもの?

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黄砂とは

 

黄砂は、主に中国の乾燥地帯(砂漠)や黄土地帯の砂が強風(偏西風)にのって日本に飛来し、地上に降り注ぐ現象をいいます。

 

 

日本では昔から起こっている現象で、一般的に偏西風が強い春季(3月~5月)にみられます。

濃度が濃い場合は、空が黄褐色となり、視界が悪くなることもあります。

 

黄砂の量は、発生源である地域の天候に左右されますが、急速に広がりつつある過放牧や耕作地などの開発が進むと乾燥地帯が広がり、その量が増えるとも言われています。

 

 

PM2.5とは

 

PM2.5は微小粒子状物質(Particulate Matter)と呼ばれるもので、大気中に浮遊している2.5μm(マイクロメートル)以下の小さな粒子のことをいいます。

 

※1μmは1mmの1000分の1の大きさです。

 

その粒子は、炭素や硝酸塩(しょうさんえん)、硫酸塩(りゅうさんえん)、金属といったさまざまな物質が混ざってできています。(黄砂でも粒が小さいものはPM2.5に含まれます。)

 

 

また、PM2.5は非常に小さく、髪の毛の太さの30分の1程度しかないため、吸い込んでしまうと肺の奥にまで入ってしまい、呼吸器系や循環器系にも影響が出る可能性があります。

 

発生源は工場や施設、自動車といった人為的なものから、植物から蒸発する揮発性有機化合物や火山といった自然によるものまであります。

 

 

黄砂と同じく冬から春にかけて量が多くなります。

 

現状では黄砂もPM2.5も飛んでくることを止められません。

 

自己防衛するしか方法がない状態です。

 

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まとめ

 

 

対策や症状が花粉症と似ている部分もありますが、のちの影響は黄砂やPM2.5のほうが大きい場合もあります。

 

特に症状が出ていないから自分は大丈夫と思わずに、今後のためにできるだけ対策をするようにしてくださいネ。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。