「喉が痛いし風邪を引いたかも、、、」と思って、風邪薬を飲んでも良くならないというときは、もしかして扁桃炎(へんとうえん)かもしれません。
そんな扁桃炎の種類と原因、予防や対策について解説していきます。
目次
扁桃炎ってなに?
扁桃炎とは、喉の奥にある「扁桃(へんとう)」という器官が炎症を起こしている状態のことです。
扁桃は口を開けてみると目で確認できる位置にあり、ウイルスや細菌などが口から体内に侵入するのを防ぐ役割があります。
でも、このとき身体の免疫力が落ちていたり、菌の勢いが強すぎると扁桃が菌によって炎症を起こし、腫れてしまいます。
※扁桃は子供の頃には大きな役割を果たしますが、その後は身体にある免疫機能が発達するため個人差はありますが小さくなっていきます。
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急性扁桃炎
扁桃炎は2種類あります。
扁桃炎と呼ばれる多くが、この急性扁桃炎です。
前述していますが、ウイルスや細菌によって扁桃が炎症を起こし、のどの痛みや発熱などの症状があらわれます。
慢性扁桃炎
急性扁桃炎が1年のうちに何度も繰り返す場合、慢性扁桃炎と呼ばれます。
皮膚、腎臓、関節などにさまざまな障害を引き起こす可能性が出てくるため、ときには扁桃を取り除く手術が必要となる場合もあります。
扁桃炎の症状
扁桃炎の症状は、のどの痛み、発熱や倦怠感、頭痛、関節痛など、一見するとインフルエンザや風邪にそっくりですが、全く別の病気です。
扁桃炎にかかったときの喉の痛みは、風邪よりもそうとうつらいことが多く、水を飲み込むことも難しいほどの痛みがあります。
ほかにも扁桃に膿栓(のうせん)ができるのも扁桃炎の特徴です。
※膿栓:細菌やウイルスの死がいがたまってできる白い塊のこと。
扁桃炎かも知れないと思ったらすぐ門医の診察、治療を受けることがベストですネ。
でも、忙しくてすぐ病院へ行けないときは、市販されているこちらの桔梗湯(キキョウトウ)もいいです。
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1日3回食前又は食間によく振ってから、ひと息に飲まず、うがいしながら飲むのがコツですよ。
私は喉が痛いときによくこちらのフィニッシュコーワも使いますが、軽い喉の痛みならかなり効果があります。
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扁桃炎の予防と対策
原因がウイルスや細菌によるもののため、飛沫や接触によって感染することもあります。
扁桃炎にかかったときは、マスクをつけたり、同じタオルを使わないようにするなど、発症後は周りにうつさないように気を付けるようにしましょう。
加湿が大切!(扁桃炎の予防と対策)
扁桃炎の原因となるウイルスはたくさんありますが、主に低温で乾燥した場所を好みます。
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なので、部屋にいるときは加湿を心掛けましょう。
外出時はマスクをすると乾燥を防ぐことができるため効果的です。
免疫力が下がらないように注意(扁桃炎の予防と対策)
菌が体内に入ろうとしても、健康体であればある程度は撃退することができます。
でも、ストレスや疲労が積み重なると免疫力が下がり、それができなくなってしまいます。
疲れをため込まないようにし、生活の基本でもある食事や睡眠をしっかりととることで、免疫力の低下を防ぐことが大切です。
扁桃炎になってしまったら?
扁桃炎にかかってしまった場合は、自然治癒で治ることもありますが、喉の強い痛みから水分不足や栄養不足になり、さらに免疫力が低下する・・・ということも考えられます。
なので、ひどくなる前に内科、または耳鼻咽喉科に相談しに行くことがおすすめです。
季節の変わり目など、とくに秋から冬の乾燥が気になる季節は、体調を崩しやすくなりますネ。
生活のリズムを整えて、免疫力をしっかりと維持し、予防をするようにして、風邪やインフルエンザなどにも気をつけましょう。
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まとめ
扁桃炎は、風邪と症状が似ていますが違います。
扁桃炎が慢性化してしまうと再発しやすくなり、進行すると扁桃腺の切除が必要になる可能性もあるので、喉の腫れや痛み、発熱などの症状が出たら早めに専門医に診てもらいましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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