小豆は栄養が豊富で縁起の良い食べ物として親しまれてきました。
小豆は「水分が多く、加熱すると水分が水蒸気となって出てくる」という特徴から、あったかグッズとしても人気があります。
くり返し使える小豆を使った手作りカイロの作り方と使い方、1分で作れる裏技なども紹介します。
寒い季節、手作りカイロで癒されてみてはいかがでしょうか。
目次
小豆カイロの作り方と使い方
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小豆を使ってお家で作れる小豆カイロの作り方と使い方を紹介していきます。
まず、最初は小豆を入れる袋を作らなくていい裏技の紹介です。
とっても簡単に作れるのでぜひ作ってみてくださいネ。
縫わない小豆カイロの作り方【1分でできる裏技ご紹介】
小豆のカイロを手作りしたいけど、小豆を入れる袋を作るのがめんどうって方には、こちらの方法がおすすめ。
小豆を入れる袋は縫わなくていいので、とっても楽チンな作り方です。
手抜きって言えば手抜きなんですけど、忙しい方にもおすすめ。
「で、どんな裏技で作るの?」ですネ。
お茶パックor出汁パックを使う【1分でできる縫わない裏技】
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「はい、裏技はお茶パックの活用です!」
小豆を入れる袋の代用品として、100均などでも売っている、お茶パックor出汁パックを使います。
約1分もあればできるので、とっても簡単で楽チンですよ!
準備するもの
- お茶パックor出汁パック
- 天然素材の綿か麻の布(ハンカチぐらいの大きさ)
- 小豆(約2つかみ程度)
- 輪ゴム(2個)
縫わない小豆カイロ作り方【1分でできる縫わない裏技】
- 小豆をお茶パックに対して約半分ほど入れたものを2個(目用)つくります。
- 入れたパックのふたをかぶせて完成です♪
縫わない小豆カイロの作り方は以上です。
簡単ですが、何回も使えるしとても便利でコスパもいいです。
目の疲れやクマ対策に小豆カイロを使うなら2パック作れば足ります。
縫わない小豆カイロ使い方【1分でできる縫わない裏技】
使い方ですが、小豆を入れてふたをしたお茶パックを準備した布で、手巻き寿司をつくるように巻いて、レンジで温めて使います。
レンジは500wで約30秒~1分ほど(お好みの暖かさにしてください)
【要注意】お茶パックは、電子レンジの熱で発火するおそれがありますので、温めすぎ、火傷には十分ご注意ください。
お茶パックは危険と思われる方には、こちらの「あずきカイロ」ご紹介します。
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温まったらレンジからとり出し、お茶パックが巻いた布から滑り落ちないように、布の左右を輪ゴムでとめて使います。
お茶パックor出汁パックで作る小豆カイロは、これだけの作業でので作ることができるのでとっても簡単ですネ♪
使い方も、お茶パックを布で巻いてレンジでチンするだけなので簡単。
目元を温めたり(疲れ目・クマ対策)、布を斜めに長くして首に巻く(肩こり・スマホ首対策)、お腹を温めたり、寝るときに足元に置くなどいろいろと試してみてください。
「とっても気持ちがいいですよ!」
お腹や肩に使う場合は、出汁パックのほうが大きいのでいいと思います。
では、もう1つの裏技を紹介します。
100均のアイマスクを使う
もう1つの裏技は、100均で売ってるアイマスクを使います。
こちらの作り方は少し縫います(3~5㎝)ので、先述しましたお茶パックより少し手間がかかりますが、でも、簡単ですよ。
注意点として、電子レンジで温めるので、買ってきたアイマスクに、熱に弱い素材や金属が使われていると危険なので、必ずしっかりチェックしてくださいネ。
準備するもの
- アイマスク
- 小豆(約60~70g)
- 針
- 糸
- ハサミorカッターナイフ
「では、作っていきましょう。」
作り方
- 100均でアイマスクを買い、縫い合わせてある右側か左側の糸を約3~5㎝ほどハサミorカッターナイフで切って、中のスポンジをとり出します。
- 開いた口から小豆を入れてください。
- 開いた口を縫い合わせて閉じると小豆カイロの完成です。
「アイマスクを使う作り方も難しくないですネ」
約3~5㎝は縫いますが、わずかですから縫物が苦手な方もできると思います。
目に使う場合は、小豆を入れすぎると重たくなってしまいますので、約60グラム程度がいいです。
使い方
使い方ですが、レンジで500w約1分ほど温めて(あなたのお好みの温度でいいです)使ってください。
「目の周りがゆっくりと温められて、ビックリするほど気持ちいいです。」
目以外に使う場合は、お好みで小豆の量を調整してくださいネ。
それでは、一般的な普通の小豆を使った手作りカイロの作り方と使い方を紹介します。
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小豆カイロの作り方(縫って袋を作る一般的な小豆のカイロ)
小豆カイロを作るのに必要なものはこちらです。
準備するもの
- 小豆:約150g~200g(量はお好みで調整してください)
- 針
- 糸
- ハサミ
- 布:はがき2枚分程度の大きさ
使ってよい布と悪い布
布はレンジで温めるときに熱で溶けないように、化学繊維のものは避け、綿などの天然繊維のものを使ってください。
天然素材というのは、綿や麻のことです。
小豆カイロを作る時には、必ず「綿100%」「コットン100%」など、天然素材100%のものを選ぶようにしてくださいネ。
その理由は、電子レンジで温めるからです。
小豆カイロに使ってはダメな素材
×ポリエステル
×レーヨン など
では、小豆を入れる袋を縫ってみましょう。
小豆カイロ作り方【一般的な普通の作り方】
- 布を半分に折って、袋になるように端を縫います。縫うときの注意点として、小豆が縫い目からこぼれないように、細かい間隔で縫うようにしてくださいネ。
- 小豆を入れる口を残して、袋状になっている布をひっくり返してください。
- 空いている口から小豆を入れます。(いっぱいになるまで入れると温熱効果が高くなります)
- 最後に小豆を入れた口を縫い合わせると、手作りの小豆カイロの完成です。
小豆カイロの使い方
小豆カイロの使い方はとっても簡単で、いずれの方法で作っても、電子レンジでチンするだけ。
小豆を入れた袋をそのまま電子レンジで温めます。
500w:約30秒~1分20秒
600w:約1分
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レンジ使用の注意点
レンジを使うときですが、発火などが起きないか、必ず様子を見ながら加熱してください。
熱すぎないよう、あなたが触って程よい温かさになるよう、加熱時間を調節してください。
小豆の量にもよりますが、温め過ぎると破裂したり、焦げる可能性がありますので、2分以上温めないようにしましょう。
温かさは10~20分程度続きます。
※再度温める場合は、小豆の水分が元に戻るまでに時間がかかるため、4時間以上経ってからにしてください。
小豆カイロは手に持っているだけでなく、アイマスクとして目の上にのせると目の疲れやドライアイの解消も期待できます。
小豆カイロ使い方の注意点
小豆カイロを使うときは、低温火傷にならないよう直接肌にあてずに、布でくるんだり、タオルを巻くなどして下さいネ。
4時間以上経てば完全に冷えるので、また加熱して何度でも使うことができます。
「なので、小豆の手作りカイロはコスパもいいです!」
カイロに小豆がおすすめの理由
小豆の持つ温かさは水分を含んだ「湿熱」と呼ばれるもののため、エアコンなどの乾燥した「乾熱」とは違い、身体の芯からじんわりと温めてくれます。
小豆は豆類の中でも水分保有量がトップクラスなんです。
なので、レンジで加熱すると、小豆の中の水分が温かい蒸気として放出されて、やさしい蒸気で癒されることができるんです。
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小豆の栄養
日本では、昔から和菓子などの材料として親しまれてきた小豆。
マメ科ササゲ属の1年草で、日本だけでもいろいろな種類が存在します。
現在は生産されている小豆の多くが北海道でつくられています。
こちらでは小豆の栄養について紹介します。
小豆ってかなり栄養価が高いんですよ。
たんぱく質
小豆の成分のうち約2割は良質なたんぱく質でできていて、必須アミノ酸がバランス良く含まれています。
たんぱく質は身体を構成する主成分で、筋肉や皮膚を健康に保ち、生命の維持には欠かせない成分です。
ビタミンB1
ビタミンB1は、糖質の代謝促進に必要な成分です。
糖質が代謝されると、身体のエネルギーとなり、疲労回復につながります。
カリウム
ミネラルの一つであるカリウム。
高血圧の原因にもなる過剰なナトリウムを排出してくれるため、高血圧予防にもなります。
ほかにも、むくみ予防や筋肉を正常に保つ働きがあります。
調理方法のポイント
小豆の渋み取りをする場合、水と一緒に鍋に入れ、沸騰したらゆでこぼす方法が一般的です。
でも、ビタミンB1やカリウムは水に溶けやすいため、効率的に摂取するためには、ゆでこぼさずにアクをすくう方法がおすすめ。
行事やお祝いの席でしか小豆を使わないという方は、これを機に普段の生活にも少し取り入れてみてくださいネ。
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まとめ
小豆カイロの作り方と使い方や、1分でできる縫わない裏技などをご紹介しました。
小豆を使って作るカイロは、身体にもやさしく癒してくれて、コスパもいいのでおすすめです。
冷え性の方は、寝るときにレンチンして足首にまくと温かくていいですよ。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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