あなたは、「最近、なんとなく顔全体がたるんできたかも…」って感じることはありませんか?
顔は第一印象を決める部分だけに、特に女性は毎日入念なお手入れをされている方が多いと思います。
顔全体のたるみは、顔自体が原因となる以外にも実は“意外なある部分”が影響している可能性があるのです。
顔全体のたるみやシワが気になってる方、原因から対策まで詳しくお話しますのでぜひご覧くださいネ。
目次
顔のたるみ・しわの改善!?医師おすすめ「あいうべ体操」
福岡市みらいクリニックの内科医の先生が考案された「あいうべ体操」は、舌の筋肉(舌筋:ぜっきん)をはじめ口元の筋肉が鍛えられる体操なんです。
口呼吸の改善によってさまざまな効果が得られるほか、顔のたるみ・しわの改善による美容効果、脳の血流をアップさせる効果など、多くの効果が得られます。
「私、お風呂で毎日やってますけどいいみたいなんで♪あなたも試しませんか?」
では、やり方を説明しますネ。
あいうべ体操のやり方
あいうべ体操は、「あ~」「い~」「う~」「べ~」と口を動かすだけのとっても簡単な体操です。
声は出しても出さなくてもかまいませんが、大きく口を動かし、ゆっくりと行うのがポイントです。
1.「あ~」と口を大きく開け、1秒キープします。
2.「い~」と思い切り横に口を広げます。1秒キープします。
3.「う~」と唇をとがらせて、大きく前に突き出し、1秒キープします。
4.「べ~」と舌を出します。前に出すのではなく、顎先に向かって伸ばすような感じで行いましょう。1秒キープします。
「あ~」「い~」「う~」「べ~」と、それぞれ1秒ずつキープして行い、これを10回繰り返します。
10回を1セットとし、1日に3セット行うと効果的。
行うタイミングは入浴中や就寝前がおすすめです。
痛みのある方はできる範囲で行いましょう。
あいうべ体操では口を大きく動かすことが大切ですが、顎関節症の方や口を開けると痛みがあるという方は、顎関節に負担をかけない「い」と「う」の工程のみを繰り返すなど、無理せずできる範囲で行ってくださいネ。
鍛えれる口周りの筋肉
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口周りにはたくさんの筋肉があります。
口腔周囲筋と呼ばれ、舌・頬・唇・顎などの筋肉が含まれます。
口腔周囲筋は、会話や食事(咀嚼)で日常的に使われていますが、十分に使われていないというのが実情です。
あいうべ体操では、「あ」「い」「う」「べ」の口の動きによって、次のような筋肉をしっかりと使い、鍛えることができます。
「あ~」の動き
・舌骨筋群(舌を支える舌骨につながる筋肉の総称)
・口輪筋以外の口筋(口唇周囲の筋肉)
・開口筋群(下顎を引き下げ、口を開ける動きをする筋肉)
「い~」の動き
・広顎筋(首の筋肉)
・笑筋(えくぼを作る筋肉)
・大頬骨筋(口角のあたりからこめかみにつながる筋肉)
「う~」の動き
・口輪筋(口を閉じたり、とがらせたりするときに使う筋肉)
「べ~」の動き
・舌筋(茎突舌筋・舌骨舌筋など、複数の筋肉の総称)
あいうべ体操の驚くべき4つの効果
あいうべ体操では、口元を中心としたさまざまな筋肉を鍛えることができますから、多くの効果が得られます。
1.口呼吸の予防・改善
通常、正しい舌の位置は、舌が上あごのくぼみ(硬口蓋:こうこうがい)にピッタリとくっついている状態です。
でも、舌の筋肉が衰えると舌の位置が下がります。
なので、下顎が下がって自然にぽかんと口が開きやすくなってしまうのです。
あいうべ体操により舌や口周りの筋肉を鍛えることは、口呼吸の改善につながり、さまざまな効果が得られます。
口呼吸をやめることによる効果
口呼吸を改善することによって、次のような効果が得られます。
免疫力UP・ドライマウスや口臭の改善・虫歯や歯周病のリスク低下・見た目の印象がよくなる・いびきの改善など。
2.脳の活性化
舌筋には、舌下神経(ぜっかしんけい)が分布しています。
舌下神経は脳神経の一つであり、脳に直接つながっています。
そのため、舌を動かすことで効果的に脳を刺激し、活性化することができるのです。
3.小顔効果(顔のむくみ解消)
普段の生活で十分に使われていない口周りの筋肉を鍛えることで、引き締め効果やリフトアップ効果が得られます。
さらに、顔や首の血行が促進されるため、むくみを解消する効果もあります。
4.ほうれい線などのしわの解消
口元の筋肉のたるみは、ほうれい線などのしわができる原因になるため、あいうべ体操で口周りや舌の筋肉を鍛えることはしわの解消に有効です。
また、血流を改善し、新陳代謝を促進する効果も期待できます。
あいうべ体操はいつでもどこでも、誰もが簡単に取り組むことができるトレーニングです。
噛むことや飲み込んだり、話すための口腔機能が衰えることを「オーラルフレイル」といい、早期の老化のサインとされています。
口の機能が低下すること健康も損ねることになりますので、早めの「オーラルフレイル」予防が大切です。
口呼吸が癖になっていて鼻呼吸に改善したいという方、あごのたるみやしわなどで悩んでいる方、アンチエイジングに取り組みたいという方は、ぜひご自宅などでチャレンジしてみてくださいネ。
顔全体のたるみって何が原因?
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顔全体のたるみを引き起こす原因にはいろいろなものがありますが、その中で見落としがちなものが「頭皮の凝り」なんです。
頭皮の下には頭蓋骨を包む薄い筋肉が存在していて、肩や首と同じように凝りを生じることがあります。
とくにこちらのような状況は要注意ですよ。
・デスクワークなどで同じ姿勢をとり続ける
・ストレスを感じることが多い
・首や肩が凝っている
といった要素が頭皮の筋肉をこわばらせて凝りを生みだす主な原因です。
「あなたは、あてはまるものありませんか?」
凝りは頭皮の代謝を乱して筋肉、皮膚の柔軟性や弾力を失わせてしまいます。
なので、最終的には、皮膚で繋がっている顔にも全体のたるみを始めとするいろいろな悪影響を及ぼすのです。
自分の頭皮が凝っているかどうか、普段から意識している方は少ないと思いますが、簡単なセルフチェック方法がありますのでぜひあなたも試してみてくださいネ。
頭皮の凝りチェック方法!
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頭皮の凝りを自分でチェックする方法は下記の通りです。
・頭皮に両手の指を立てて、前後左右に動かしてみる→あまり動かない、という方は凝っている可能性があります。
・前髪の生え際をグッと指で押してみる→押した部分が痛い、また、指の跡が2分経っても残っている場合は凝っている可能性があります。
また、頭皮の凝りで、代謝が悪くなると集中力の低下にも繋がってしまう可能性もあるんですよ。
頭の凝りケア!簡単マッサージで柔らか頭皮に!
頭の凝りをケアする簡単マッサージをご紹介しますネ。
1.耳周辺の髪の生え際を指の腹で5秒ほど押します。(左右それぞれ)
2.利き手の手首を前髪の生え際に添え、手を開いた状態で頭を押さえます。
手の指が触れている部分の頭皮を5秒ほど押します。
上記の1~2を、3回繰り返してみてください。※イラストの赤い点は押す部分の目安です。
力は強すぎず、弱すぎず、「痛気持ちいい」くらいの力がベストです。
オリーブオイルや椿油を 少量手に取った状態で行うと、摩擦が抑えられてより頭皮や髪の毛に優しくマッサージができます。
入浴のとき、シャンプーの前に試してみてくださいネ。
顔全体のたるみピンポイントケア
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顔全体のたるみのケアをしながら、ドンヨリ目元、目の下のハリ不足には目元の“皮膚痩せ”対策!目周りの乾燥小ジワのケアも同時にやりましょう。
顔全体のたるみをケアしつつ…
気になる箇所には、ピンポイントケアもお忘れなく!
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目元の“皮膚痩せ”対策!
目の下用アイショットクリーム
アイキララ
目周りの乾燥小ジワには…
ヒアルロン酸と美容成分でできた超微細「針」が寝ている間にアプローチ!
ヒアロディープパッチ
あなたも頭皮の凝りをほぐして、イキイキと過ごしていきましょうネ♪
⇨“乾燥による小じわ”を目立たなくするクリームの記事はこちら
『リンクルノーヴァスの成分と効果は?抗シワ試験済みクリームで安心?』
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まとめ
「頭皮の凝り」が顔全体のたるみを引き起こす原因になることもある
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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