「事故」というと交通事故などの外で発生するものを想像するかと思いますが、実は家の中で起こる事故も毎年多く発生しています。

 

家は安全と思うのが普通でしょうけど、事故が起きやすい危険な場所もあります。

 

そんな家庭内事故の原因や対策について紹介します。

 

乳幼児に多い事故の原因

12歳以下の子供による家庭内事故のうち、その半分近くは0歳から2歳までの乳幼児です。

 

 

転落、誤えん、転倒が大半で、この頃は心身ともにどんどんと成長していくため周りの予想を上回る行動から事故が発生しやすくなります。

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高齢者に多い事故の原因

 

高齢になるにつれ、筋力や骨の強度は少しずつ低下してしまいます。

 

そのためちょっとした段差につまずいたり、とっさに回避行動をとれない場合があります。

 

 

階段での転落や転倒、お風呂で溺れてしまう、といった事故が多く、また、怪我をした場合、重症化しやすいといったことがあります。

 

 

家庭内事故を防ぐための対策

 

家庭内事故を防ぎたいとは思っていてもリフォームなどは難しい……という場合ももちろんありますネ。

 

 

でも、大掛かりなものではなくても少し気を付けるだけで危険を回避することはできます。

 

 

こちらでは簡単にできる対策について紹介します。

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階段の事故対策

階段での事故の多くは足を滑らせたり、つまずいてしまうことが原因です。

 

 

手すりをつけることは効果的ですが、それ以外に適度に滑らないシートを敷いたり、足元がよく見えるように少しでも暗くなったら電気を点けるようにしましょう。

 

近年は人間だけでなく犬やネコも階段で滑って骨折するということもありますネ。

 

ペットにも人にも効果が期待できる人気の防音・階段滑り止めマットがこちらです。

居間の事故対策

 

居間はフローリングの床が滑りやすいことで事故が多く発生しています。

 

カーペットなどを敷くこともおすすめではありますが、高齢の方の場合は逆にカーペットに引っかかってしまうこともあります。

 

 

床に物を置かないようにし、段差にはわかりやすいようにテープなどを貼る、段差を埋めるといった工夫をするようにしましょう。

 

 

浴室の事故対策

浴室は床や浴槽が滑りやすかったり、浴槽の高さが合わないことなどがあります。

 

床に滑り止めのマットを置いたり、浴槽用のイスや踏み台を用意しておくと転倒や溺れるといったことを防ぐことができます。

 

 

浴室・脱衣室・トイレのヒートショック事故対策【冬の場合】

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脱衣室で衣服を脱ぐと、急激に体表面全体の温度が下がり、血圧が急激に上がります。

 

血圧が急上昇する事で、心筋梗塞、脳卒中を起こす原因にもなります。

 

そして、一度急上昇した血圧は、温かい湯につかると血管の拡張で、反対に急激に低下します。

 

この急激な血圧低下が失神を起こす原因となります。

 

 

浴室や脱衣室・トイレを暖房できる設備の設置が理想です。

 

脱衣室やトイレに置くにはすぐ温まる電気ヒーターが便利ですネ。

 

そして広い場所ではないのでコンパクトなものがおすすめです。

≫≫電気ヒーター『小型』
 

浴室のヒートショック対策

 

・シャワーを高い位置に設置してお湯をはると、浴室全体を温めることができます。

 

・日没前に入浴する。

・食後1時間以内や飲酒時は、血圧が下がりやすくなるので入浴しない。

・お湯の温度を41℃以下にする事で急激な血圧低下を防ぐことができます。

 

 

ほかにも、対策をしているご家庭も多いかと思いますが、乳幼児がいる場合は乳幼児の手の届く場所に物を置かない、とくに暖かい季節で窓を開けるときに落ちたりしないよう気を付ける、といったことも大切ですネ。

 

 

家庭内事故とは?

 

家庭内事故とは、簡単にいうと自宅などで起こる不慮の事故のことをいいます。

 

階段や段差による転倒、料理中などのケガや火傷……など原因は様々です。

 

 

発生場所は「居間」が約4割、そのほか階段、台所、浴室などが続きます。

 

 

また、溺死、窒息、転落・転倒の順で死亡事故も発生しています。

 

 

実は家庭内で起こった事故死は、交通事故死とほぼ同じ件数となっており、家の中だからといっても安心しすぎるのは禁物なのです。

 

 

中でも自分で危険を回避することができない乳幼児や、高齢者の方による事故率は家庭内事故の大半を占めています。

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まとめ

 

自宅が危険な場所というのはとても悲しいですよネ。

 

家を危険な場所にしないよう、特に小さなお子様や高齢の方がいる場合は少しずつでも改善をするようにしてみてくださいネ。

 

 

物が多いことでぶつかってしまったり、崩れてきたりということもありますので、事故防止のため整理整頓も心掛けるようにしましょう。

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。