幼児の英語学習で成功するためには、親の英語力が関係するのでしょうか?
また、英語教材や英語環境を手に入れるための親の経済力が必須条件でしょうか?
答は「いいえ」です。
では、英語育児を成功さすために必要な条件についてくわしく解説していきます。
目次
幼児の英語学習で成功するために必要な3つの条件
英語育児を進めていき、子供が英語習得のために必要な条件はこちらの3つです。
成功するために必要な3つの条件
- いろいろな教材にアレコレと目移りせずに「これだ!」という教材やメソッドを選ぶこと。
- 学習を継続すること。
- 一緒に頑張る仲間とよいコーチの存在。
3つの条件をそれぞれくわしく解説していきますネ。
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教材やメソッドを1つに絞り込むことの重要性
いくつもの教材があればより多くの知識が得られるかも、というこの考え方、教材を買っても、1冊すら満足に使いこなせずに次から次へと目移りして、英語教材コレクターになってしまう。
挙げ句の果てに、結果が出ないのは教材が悪いせい!というこの行動パターン、間違いだらけですよネ。
だれでも英語教材コレクターになってしまうことがありますが、コレクターになってしまうとまず成功しません。
どうやって継続していいのかわからない!
子育て、家事で忙しい毎日。
子供と一緒に英語に取り組む時間を作るのは至難の技ですよネ。
あなたが暇を持て余しているわけではないのはもちろんわかっています。
そんな中で、「どうやって英語学習を継続すればいいのか?」
突然ですが、ダイエットやトレーニングで話題になっている、このようなトレーニングをあなたは知っているでしょうか?
それは、HIIT(High-intensity interval training)と呼ばれていて、1日4~5分程度の短時間のトレーニンで、集中して負荷をかけ最大限の効果を出すというプログラムのことです。
長時間のジョギングよりも効果のあるトレーニングとも言われています。
このメソッドの考え方が、子供と取り組む英語学習にも 充分に応用できます。
たったの5分でもいい、とにかくその隙間時間にできる限りの集中力を持って、子供たちと楽しみながら英語に触れ 最大限にアウトプットを引き出すアプローチをする。
そしてそのスキマ英語時間を繰り返す。
それが継続の力となり、同時に英語の力にも繋がっていきます。
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子供との英語学習を継続するための工夫
小さなスキマ時間を活用し、ちょっとし小さなことから習慣をスタートさせることが、忙しいママが英語タイムを捻出するためにとても大事です。
成し遂げたいことがどんなに大きなことだとしても、やはり小さいことを、日々積み重ねるというところから始まるのです。
最初から無謀な目標を立てて、「1日3時間は家で英語に触れる時間を作ろう!」などとすると、やる気がある日はいいですが、面倒だな、やる気がおきないな、となり、自分が立てた目標があなたと子供にとって重い負担になってしまいます。
- 1日1時間英語で子供と話す → 1日トイレに行く時間やオムツ替えだけ英語で話す。
- 1日2時間かけっぱなし教材を流す → 1日5分のYouTubeアニメを親子で見る。
- 1日1冊の英語絵本を読む → 1週間で1冊の英語絵本を読み終える。
このように、まずはあなたのお家でも、これならば負担がないかも、というレベルに目標を定めるのが良いです。
負担がないので、「えっ?これだけでいいの?」と思うかもしれません。
この「えっ?これだけでいいの?」というレベルであることが、自然と日常にその時間を組み込む意味で非常に大事なのです。
まずは習慣化すること、自然にその3分、5分を取り組めるようになった後に、時間を延ばして負荷をかけることはいくことはいくらでもできます。
まずは、5分の時間を捻出する、そしてそれを1週間 そして2週間と続けてみる。
この小さな成功体験を積み、小さな自信を積み重ねていくことに意味があります。
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幼児英語学習で成功するコツは小さなことの積み重ね
叶いそうにないほど大きな目標だと思えることは、実は小さな行動と小さな結果の積み重ねで到達するということを証明する例え話があります。
あなたの目の前に厚さ0.1ミリの新聞紙が一枚あると想像してみて下さい。
この新聞紙を半分に折ります。
そしてもう一度半分に折ります。
これを37回繰り返すとどうなると思いますか?
たったの37回を繰り返したところでなんと、約12,756kmに達し、地球の直径である12,742kmを超えるのです。
これを43回繰り返すと 月に到着、そして100回折れば、新聞紙の厚さはなんと全宇宙の全長に匹敵する厚さになっているということです。
あなたも、「37回くらいなら私にも折ることができるかも!」「そんなに難しくなさそう!」って思いませんか?
ここで言いたいことは、「あなたも早速新聞紙を持ってきて二つ折りを繰り返し、月まで行きなさい!」というお話ではありません。
「新聞紙を二つにおる」というシンプルな行動を37回繰り返す、「それだったら私にもできそう!」と思ったその感覚の重要性がこの話のポイントです。
現実に新聞を折ってみれば、7~8回が限度だそうで、これは計算上のお話で現実にはありえない話です。
でも、「この小さな積み重ね=私にも出来そうなこと」を継続していくことが、想像を絶する大きな結果をもたらすことがあるという例え話です。
これを意識することが この話の大きな役割です。
「これだったら私にもできる!」それを毎日地道に続ける。
それが遠くに見える「あの目標」へ近づく方法なのです。
イチロー選手の「小さいことを積み重ねるのがとんでもない所へ行く、ただ一つの道だと思っています。」があります。
野球選手のイチローのこの言葉はとても有名で、あなたも知っているかもしれませんネ。
あなたが願う結果を得るために必要なのは、これだけです。
英語の才能がある人だけが、家庭で子供英語に取り組んで結果が得られるのだ、とかお金があって環境が整えられる人だけが英語育児で成功するのだ、とか、それは実はほとんど関係ないのです。
できることは、小さなこと、毎日できることを繰り返すこと、それだけなのです。
到達できないような大きなゴールに一見思えることも、実際のところは小さな積み重ねの結果だということ。
それをまずは理解すること。
重要性を理解をしてはじめて、日々、小さな行動を積み重ねていくことができるのです。
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幼児英語学習で成功するために 長期ではなく短期から!期限を設定してみよう
英語教育を家庭で続けていくときに、挫折のきっかけとなるのが、モチベーションが落ちることです。
モチベーションをキープするためには、長期ではなく短期の期限を設定することです。
例えば、あなたに未就学児のお子さんがいる場合、「5年後には子供が〇〇できるようになっている。」とか
「小学校3年生で英検3級」 などの長期目標を掲げると、あまりに遠い未来のことなので、「あーまだまだ先のことだなぁ。先が長いなあ。」 とやる気が落ちてしまいます。
まずは1ヶ月、1週間、あるいは今日の1日、この小さなことを頑張ってみよう!と行動してみて下さい。
この 1日 1日の小さな行動を習慣化させていくことが最初の一歩となります。
目標や進歩を書き出してみよう!
まずはとにかく行動に起こすことが、目標達成へのファーストステップとなります。
行動を起こすことの1つに、文字に書き出すこと、得たい結果や目標を“見える化”させる方法があります。
- 1週間の進歩を目で見て確認する。
- 読んだ本を記録してみる。
- 使った英語の単語をとにかく書き出してみる。
このように、目標や進歩を“見える化”させることで、小さな成長を喜び、自分で自分を褒め、そしてそれらが次に歩みを進めるエネルギー源となっていきます。
語学学習で成功するには習慣が全て!
語学学習は、大人も子供も、欠かせないキーポイントは一緒です。
学習時間を作るという、小さな行動を習慣化し、それを長期に渡り継続すること。
- まずは、習慣化初めに意識を変えよう!
- それから、日々の小さな行動を変えよう!
- そして、毎日行う習慣を変えよう!
「習慣になったら、もうこっちのものです。」
英語習得の成功に向け、習慣化を邪魔しているものは何か?
子供と一緒に英語習得を目標にした時、行動を習慣化してしまえば、もうあなたは強力な味方を手に入れたことになります!
「そんな風に簡単にいうけど、習慣化するまでが大変なんだよ!」というあなたに、まずは習慣化の仕組みをお話します。
人間は、“コンフォートゾーン”といって、自分の居心地の良い空間や環境、快適な領域、いわゆる「ぬるま湯」から、外に出ることを嫌がる傾向にあります。
子供と英語を学習する30分があるなら、ソファーでゴロゴロしてバラエティ番組を見たい、子供に英語絵本を読んであげるよりも、YouTubeで子供が好きな動画を見せていた方が楽。
この、コンフォートゾーンにいることが、自分にとって気持ちいいと思うのは錯覚なんだ!と思えるようになることが、良いことを習慣化するために欠かせません。
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良い習慣を続け悪い習慣を止めることで成功が近くに!
習慣と言っても、実は私たちの生活の中には、良い習慣と悪い習慣というのが存在しますよネ。
なので、良い習慣を「続ける」ことと、日々ついついやってしまう悪い習慣を「止める」ことの二つの点に目を向けてみます。
- スマホでついゲームをしてしまう習慣を止め、その5分を、子供と絵本をめくる時間にする。
- ソファーでゴロゴロしてバラエティ番組を見る時間を、親子でソファに座り、NHKの子供英語番組を見る時間にする。
- 忙しい今日は「ありがとう!」という一言を「Thank you!」 と言い換える簡単なゲームだけをやってみる。
- 時間に追われてイライラしがちな朝の時間、3分だけ時間と心に余裕を持ち準備に充て、その日着る「洋服の色」と「天気」だけは、毎朝親子で一緒に英語で言う。
小さなことから始めても良い
このように、ほんの小さなことから始めても良いのです。
いきなり英語絵本を読むというのがハードルが高ければ、絵本をめくり、絵を見ながら対話することからスタートしてもいいでしょう。
この「小さなこと」をまずは今日やってみる。
それが2日目に突入、そして3日目以降も続け、なんと1週間できた!
そして、三週間ほど経つと、逆にその小さなことをしない日はモヤモヤと気分の悪い日になるでしょう。
コンフォートゾーンの変化
これまでコンフォートゾーンにいた時の習慣を止め、自分が理想とする行動を一定期間続けてみる。
すると、その「小さなこと」を繰り返し行う行動が「気持ちいい!」「この達成感って快感!」となり、あなたのコンフォートゾーンに変化が起こります。
これが、習慣化のプロセスです。
お勉強や読書、日記をつけるなどの「行動習慣」にはおよそ1ヶ月。
運動やダイエットのためのエクササイズなどの「身体習慣」は約3ヶ月かかると言われています。
まずは「え?これだけで良いの?」と言いう程度の、小さな行動を1ヶ月続けるところからがスタートです。
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ルーティンと英語学習のドッキング作戦!
あなたのご家庭でも、育児、家事、仕事や幼稚園 学校への行き帰り、このような毎日のルーティンがありますよネ。※(ルーティンとは:「決まった手順」「お決まりの所作」「日課」などの意味。)
- 毎日、夕ご飯の準備でご飯が炊きあがるまでの5分間
- お風呂から上がってパジャマを着る3分間
- 朝起きて歯磨きをして着替えをする5分間
このように、すでに家庭内で習慣化されている行動を引き金にし、簡単な英語に触れるという行動につなげると、英語タイムの習慣化が一気に早まります。
これは、「さあ机に座って教材をセッテイングしてどうこう…」という準備が必要ありません。
日々の生活の中で欠かせないルーティンの場面を活用し英語タイムに置き換えるため、子育て中で時間がない、忙しいあなたには持ってこい!の習慣化大作戦です。
とは言え、この【習慣化大作戦】にも、もちろん敵が出てきてしまうんですネ。
敵と聞いてドキッとしたあなたも、心配する必要はありません。
孫子(そんし: 中国の戦国時代の武将)の言葉に「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」と言うものがあります。
「相手と自分の長所短所を見極めて事を処すれば、どのような場合でも失敗することはない」、という意味ですが、要するに、英語学習を習慣化する場面においても、あなたの前にどんな敵が立ちはだかるか?
これを事前にリサーチし、理解し、その対策を講じながら習慣化につなげていけばいいのです。
そうすれば、あなたとお子さんは、生活の中に英語環境を生活に取り入れ習慣化することにおいて、無敵になるのです!
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習慣化の敵は何か?その敵と戦うには?
習慣化の敵はこちらですネ。
- 習慣化の敵、それはあなたに怠け心が出てくること
- 毎日同じことをやっていて刺激がなくなること
- 日々の変わりばえしない習慣に飽きること
あなたも、これまでの人生を振り返り、心当たりがあるかもしれませんネ。
これらの問題を取り除くにはどうしたら良いか?
その答えは、同じ目標を持つ仲間やコーチを持つことです。
仲間とコーチがいることで、これらの問題を取り除き、一緒に頑張りながら、目標達成までのスピードを加速化させることができます。
仲間と一緒に英語学習を進めると成功しやすい
同じ目標を持つ仲間がいることで、あなたが目標達成へと進む力を強めてくれます。
目標や夢を共有し、一緒に歩き、切磋琢磨する仲間たちは、本当にかけがえない存在となります。
ともに学び励まし合った仲間との間には切っても切れない絆が生まれます。
同じ目標や夢をもつママやキッズたちと一緒に、歩みを進める中で、仲間に助けられることもあれば、自分が仲間の成功を応援することももちろん出てきます。
また、仲間たちを通して改めて自分を再発見することもあります。
仲間からの意見やアドバイスで自分にはなかった発想や手段が見えてきます。
仲間たちは十人十色、それぞれが違う視点やアプローチがあると発見したり、他人の意見に耳を傾け、客観的に自分の強みを発見することもできるのです。
このような発見は、孤独に英語学習に取り組んでいる環境では、なかなか見つけることができないでしょう。
幼児英語学習で同じ目標を持つ仲間をつくり、仲間同士互いに励まし合って向上することすることで成功が近くなってきます。
まとめ
幼児の英語学習で成功するためには、親の英語力や、英語教材や英語環境を手に入れるための親の経済力が必須条件ではない。
英語学習を継続するために習慣化のコツや基礎知識、そして一緒に頑張る前向きな仲間やコーチを持つことは、成功への近道 。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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