あなたは「明日の午前10時」と聞いて、翌日の10時までの時間の長さをすぐにイメージできますか?

 

時間のように、目に見えないものを認識しようとするときには、脳の中の「空間認知」がはたらきます。

 

この「空間認知」は、脳の老化と密接につながっていて、健康的な生活を保つためにとても大切なものなんです。

 

ちょっとした意識と簡単なエクササイズで「空間認知」を鍛えて、脳の老化を防ぐ方法をご紹介します。

 

 

脳の老化を防ぐエクササイズ「姿勢」と「目線」がポイント

 

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「姿勢」と「目線」を正せば空間認知が高まる

 

 

空間認知を鍛えるためのポイントは

 

・姿勢を正す
・目線を水平にする

 

この2点です。

 

加齢や運動不足で筋肉が衰えると、姿勢が悪くなりやすくなります。

 

すると、身体のバランスが崩れ、知らずのうちに目線が傾いてしまいます。

 

 

目に入った情報が傾いていると脳がそれを補正しなければならず、空間認知がうまくはたらかなくなってしまうのです。

 

目線が傾く原因の一つに、肩の位置がアンバランスになってしまうことが挙げられます。

 

 

「あなたはご自身の肩の位置のバランスについて、気にかけていますか?」

 

 

アスリートでない限り、なかなか自分の肩のバランスを気にする機会はないですよネ。

 

 

脳の老化を防ぐエクササイズ

 

 

それでは、肩の位置を整えながら姿勢を正す簡単エクササイズをやってみましょう!

 

1.足を肩幅に開き立ちます。

 

2.両腕をまっすぐ頭の上に伸ばします。

 

3.ゆっくりと肘を曲げながら、肩の高さまで左右同時に下ろします。

手のひらは前に向けた状態にしましょう。

 

 

4.再び、両腕をまっすぐ頭の上に伸ばし、2~3を10回繰り返します。

 

 

「とっても簡単ですよネ?」

 

肩の位置のバランスを整えながら、背中を伸ばすことができる一石二鳥のエクササイズです。

 

※ちなみに、イスに座ったままでもできますよ。

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目線を水平に意識する

 

さて、エクササイズで姿勢が整ったら、次はにすることを意識しましょう。

 

せっかく肩の位置が整ったのに、首が曲がってしまっていたら意味がありません。

 

姿勢と目線を意識すれば、身体をコントロールしやすくなります。

 

 

そして、見ているものを正確に捉えることができ、物事をより正しく理解できるようになることが期待できます。

 

 

「空間認知」が衰えるとどうなるの?

 

空間認知は、私たちが毎日生活する中で非常に多くの場面ではたらいています。

 

例えば、こちらです。

 

・歩くときに、自分の周囲のものの位置を把握する

・手順を考えながら料理をする

・地図を見て目的地まで行く

・本を読んでイメージをふくらませる

・目で見たものを絵に描く

 

 

などなど、これらはいずれも空間認知がはたらくことで行うことができる行動です。

 

そのため、空間認知が衰えると、これらのことが思うようにできなくなり、日常生活に支障をきたしてしまいます。

 

 

そうなると、

 

「要領よくものごとが進められなくなる」

 

「行きたい所に自分でたどり着くことができなくなる」

 

といったように、自分自身が困るだけでなく、周りの家族の助けが必要になったりすることも考えられます。

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お家の中で簡単にできるエクササイズ

 

 

実は、空間認知を鍛えるには、球技などの運動をすることが最も効果的なんです。

 

ですが、実際にやろうと思ってもなかなか実践できない方も多いと思います。

 

でも、日常の意識と、お家の中での簡単なエクササイズでも、空間認知を鍛えるトレーニングができるのです。

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まとめ

 

 

脳の老化を防ぐエクササイズはお家でできます。

 

さっそく、取り入れてみましょう。

 

空間認知を鍛えることで脳の老化をしっかり防いで、快適な毎日をお過ごしくださいネ。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。