抹茶は、近年では健康に役立つとますます注目されている食品でもありますネ。

 

sushi(寿司)やtempura(天ぷら)など、海外でも通じる日本食が多くなりましたが、

 

その中の一つ「matcha(抹茶)」について、栄養素や効能、おすすめの食べ合せ、おすすめしない摂り方、保存方法などについて解説します。

 

抹茶の効能と栄養素

 

抹茶は乾燥させた碾茶(てんちゃ)をまるごと粉砕しているため、茶葉を湯に浸して成分を抽出する煎茶などに比べると栄養を効率よく摂取することができます。

 

碾茶(てんちゃ)とは:覆いをして育てた茶樹の若芽を蒸して、もまずに乾燥させた茶。臼で挽いて粉末にすると抹茶になる。

 

こちらでは抹茶の栄養素と効能について簡単に紹介します。

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カテキン

ポリフェノールの一種であり、緑茶の渋み成分。

強い抗酸化作用や殺菌・抗菌作用を持ちます。

 

ただ、カテキンは日光に当たることでより生成させるため、覆下茶園(ひふくさいばい)で育てられる抹茶は露天で育てる煎茶などに比べるとカテキンの量は少なくなります。

 

覆下茶園(おおいしたちゃえん)とは:茶葉に日光が当たらないように育てること。

 

 

テアニン

お茶のうま味や甘味に関わる成分で、リラックス効果が期待できます。

 

テアニンは日光を浴びることでカテキンへと変化するため、抹茶はカテキンが少ない反面、テアニンを豊富に含んでいます。

 

サポニン

サポニンは植物に含まれている有機化合物の一種で、苦味やエグみなどのもととなる成分です。

 

抹茶が泡立つのはこのサポニンによるもので、抗菌・抗ウイルス作用などが期待できます。

 

葉緑素

葉緑素(クロロフィル)は、コレステロール値を下げる効果のほか、消臭効果もあるため口臭予防にも役立ちます。

 

抹茶が濃い緑色なのは、少ない光で光合成を行うため抹茶には大量の葉緑素が含まれているからです。

 

カフェイン

利尿作用があり、体内の余分な水分の排出を促してくれるため、むくみ予防につながります。

 

また、覚醒作用があるため、眠いときなどに摂取すると脳を活性化してくれます。

 

若い芽に多く含まれるため、若い芽を摘んでつくられる抹茶や玉露には、比較的多く含まれています。

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抹茶の効能

上記の抹茶の効能と栄養素でも紹介していますが、効能をわかりやすくまとめておきます。

 

こうしてみると抹茶ってスーパーフードって感じで毎日摂れば、かなり期待できそうですネ。

 

・風邪予防(カテキン・ビタミンC)

・虫歯・口臭予防(カテキン・フッ素)

・抗アレルギー作用(カテキン・サポニン)

・血流改善(サポニン)

・高血圧改善(カテキン・テアニン)

・リラックス作用(テアニン)

・不眠改善・睡眠促進(テアニン)

・月経前症候群、更年期障害症状緩和(テアニン)

・疲労回復・覚醒(カフェイン)

・認知症予防(カフェイン)

・食中毒予防(カテキン)

・整腸作用(カテキン)

・ガンや生活習慣病予防(カテキン)

・血中コレステロール抑制(カテキン)

 

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抹茶との食べ合わせ

 

抹茶はきめ細かな粉末のため、お菓子や料理にも混ぜることができ、手軽に摂取することができます。

 

ただ食べ合わせによってはせっかくの栄養を打ち消しあってしまうこともあります。

 

控えたい食べ合わせ

牛乳と抹茶

よくある組み合わせですが、この組み合わせによって抹茶が牛乳の良質なたんぱく質を吸収しにくくしてしまいます。

 

 

プルーンと抹茶

プルーンの持つ鉄分の吸収を妨げてしまうため、鉄分補給を目的にプルーンを食べる場合は抹茶は控えたほうがいい。

 

 

おすすめの食べ合わせ

レモンと抹茶

レモンをはじめとした柑橘系の果汁を合わせると、抹茶のカテキンの吸収効果が高まることが期待できます。

 

抹茶の保存方法

 

 

抹茶は酸化しやすく、変色変質が早いため、生鮮食品の一つでもあります。

 

高温に弱いため、保存する際は封をしっかり閉め、常温ではなくできるだけ冷蔵庫などで保存しましょう。

 

また、開封・開缶後は早めに使うようにしましょう。

 

抹茶ってどんなもの?

 

抹茶とは「緑茶」の一種であり、もともとはウーロン茶や紅茶と同じ「チャの木」から作られています。

 

チャの木から摘んだ茶葉は蒸したあと揉まずに乾燥させることで、抹茶のもとである碾茶(てんちゃ)になります。

 

その後、石臼や微粉砕機で挽き、粉末にしたものが抹茶になります。

 

ちなみに中国茶の一つに、同じ読み方の「甜茶(てんちゃ)」がありますが、こちらとは全く別の種類です。

 

 

碾茶は玉露と同じように茶葉に日光が当たらないように育てられます。

覆下茶園(おおいしたちゃえん)または、被覆栽培(ひふくさいばい)といいます。

 

すると茶に含まれる葉緑素が増え、鮮やかな緑色となります。

 

この栽培方法によって抹茶は渋みが抑えられ、甘味・旨味を強く感じるのです。

 

抹茶味のデザートなどは身近に多くありますが、機会があればぜひ点てた(たてた)抹茶を飲んでみてくださいネ。

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まとめ

抹茶は栽培から加工まで手間暇がかかっているため、ほかの緑茶よりも高価ですが、魅力的な栄養が詰まっている食品でもあります。

 

ここまでお読みいただきありがとうございます。