「アサイー」は、2013年に人気がでて「ベリー系の植物」として良く知られていますネ。
スーパーフードが広く知られるようになったことで、その名が一気に広まったアサイー。
ブルーベリーのような見た目のこのフルーツは、女性をはじめアスリートにも愛されている栄養たっぷりの食材です。
そこで、アサイーの成分と期待できる効能や、アサイーを食べることによる副作用はないのか調べてみましたので報告します。
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目次
アサイー食べることによる副作用はないの?
いろいろと調べてみましたが、副作用といえるような事例は発見できませんでしたが、以下のことには注意してくださいネ。
アサイーは「ヤシ科」に属しますので、“ヤシ科アレルギー”のある人は食べないようにしてください。
副作用ともいえますが、食物繊維が多く含まれているので、食べ過ぎるとお腹が緩くなる可能性がありますので、お腹の弱い人は注意しましょう。
妊娠中や授乳中の安全性や副作用については、まだはっきりしていないので、あなたのかかりつけの医師に相談してくださいネ。
これが1番副作用かなと思いますが、アサイーを食べるとMRIの検査結果に影響が出るとの報告があるので、MRI検査を受ける人は医療期間に確認してください。
厚生労働省の「統合医療」情報発信サイトでは、食用として販売されるアサイーの副作用は報告されていませんので、普通に食べる分には、アサイーは副作用の心配はないと言えますネ。
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アサイーに含まれる栄養素(成分)
アサイーは「ブラジルの奇跡」とか「ミラクルフルーツ」と呼ばれるほど豊富な下記の栄養素を含んでいます。
・食物繊維
・アミノ酸
・オレイン酸
・ミネラル類(鉄分、カルシウム、亜鉛)
・ビタミン類(ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE等)
・ポリフェノール類(アントシアニン)
アサイーに含まれる成分と期待できる効能
アサイーの栄養素(成分)と効能についてくわしく紹介します。
ポリフェノールと効能
アサイーは栄養価が高い食品で、特にポリフェノール類の含有量が多いことでよく知られていますネ。
ポリフェノールの一種、アントシアニンが他の野菜や果実と比較して多く含まれていますので比較してみましょう。
ポリフェノールの総含有量
・アサイー:100gあたり(4000mg~4500mg)
・ブルーベリー:100gあたり(300mg)
・ワイン100gあたり:(230mg)
アサイーのポリフェノールの総含有量は、ポリフェノールが多く含まれている食品として有名な、ブルーベリーやワインの約10~15倍と、非常に多くのポリフェノールが含まれているのが分かりますネ。
アサイーには、アントシアニンという強い抗酸化作用がある、ポリフェノールが含まれていて、効能としては、肌トラブルを防いでくれるはたらきのほか、眼精疲労などの軽減や回復にも期待ができます。
赤ワインやチョコレートにもポリフェノールは含まれていますが、アサイーに含まれる量はその中でも群を抜いています。
鉄分と効能
アサイーは果肉100gで、生のプルーン約50個相当の鉄分を含んでいるほか、新しい赤血球をつくるための栄養素である葉酸、鉄分の吸収をサポートするビタミンCなどもあわせて含まれているため貧血予防にもおすすめです。
オレイン酸と効能
オレイン酸は、一価不飽和脂肪酸、オメガ9系オイルとも呼ばれる脂肪酸です。
効能としては、血中の悪玉コレステロールを下げるはたらきがあります。
α-リノレン酸と効能
α-リノレン酸は、オメガ3系オイルと呼ばれる体内で作り出すことのできない必須脂肪酸です。
効能としては、血中の中性脂肪を下げたり、高血圧の予防、血管をしなやかにすることで、血管内に血栓ができることを防止するなどのはたらきがあります。
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アサイーはこんなフルーツ!
アサイーはブラジル原産のヤシ科の植物で、高さ25m以上にもなる木には黒紫色の実をつけます。
ブルーベリーに見た目が似ていて、「アサイーベリー」と呼ばれることもありますが、ベリーの仲間とは違います。
見た目は濃い色をしていますが、実は味が薄くクセがないのが特徴です。
1cmほどの実は、そのほとんどが種であり食べられる部分は全体の5%程度です。
でも、強い紫外線や激しい雨の降る厳しいアマゾンの環境で生き抜くために、その少ない部分に豊富な栄養素を蓄えています。
元々アマゾンの原住民の栄養源として、昔から食べられていた食材であり、現在ではその栄養価からスーパーフードとして重宝されているほどです。
※スーパーフードとは:主に栄養バランスに優れた栄養価が高い食品、特定の栄養素が突出して多く含まれる食品のことを指します。
生のアサイーは入手困難
栄養豊富なアサイーは、日本で生のままで買うことはほとんどできません。
アサイーは元々、収穫してから1日で鮮度が落ちてしまうため、栄養素を維持するためにも出回るもののほとんどが加工したものに限られるからです。
アサイーの加工品は手軽に入手できる
アサイーは栄養豊富なため、ちょっと栄養が偏っていたり、不足しているかも?というときには頼りになる食材の一つですネ。
クセがなく、いろいろな加工品も登場していますので、今では手軽に取り入れられるようにもなりました。
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まとめ
寒い時期は免疫力が下がると体調を崩しやすくなりますので、しっかりと栄養を摂りながら体調管理をしていきましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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