実年齢よりずいぶん若く見える人っていますよネ。
そして、逆の人もいます。
その差は食べ物から生まれるものなのでしょうか?
若返りホルモンと呼ばれるDHEA(デヒドロエピアンドステロン)の働きや増やす食品、オリーブオイルの若返り効果と副作用についてまとめました。
「若返りホルモン」DHEA とは?
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「若返りホルモン」と呼ばれる「DHEA(デヒドロエピアンドステロン)」とは、男性ホルモンや女性ホルモンの材料となるホルモンで、最終的に 50 種類のホルモンに転換されるので、“ホルモンの源” “ホルモンの母”と呼ばれるほど、大切なホルモンなんです。
DHEAは「ご長寿ホルモン」と呼ばれることもあります。
「若返りホルモン(DHEA)」は、副腎から分泌されるホルモンで、思春期の前はとても低く、思春期を過ぎると増加、20歳で分泌量がピークになり、加齢とともに減っていきます。
加齢でDHEAは減少
・20歳で分泌量がピーク
・70歳でピーク時の 20%
・85歳~ 90 歳でピーク時の 5%
「若返りホルモン(DHEA)」の働き
免疫力の向上や生活習慣病の予防する働きで、DHEA が不足すると全てが機能しないと言われるほどの活躍です。
下記を見ると、加齢とともに心配になってくる体の不調に働きかけるDHEAは、若返りホルモンと言われるのも納得できますネ。
DHEAの働き
・ストレス緩和、やる気向上
・免疫を担うリンパ球を活性化、増産
・脂肪の代謝促進作用で肥満の予防
・インスリンの働きを助け糖尿病の予防
・動脈硬化の予防
・がんの抑制、細胞の再生、筋力の強化
・生殖能力全般の底上げ
・アルツハイマー病の予防(記憶力の強化、脳の神経細胞の結合を促す働き)
副腎を元気にする食べ物
若返りホルモンのDHEAが、副腎から分泌されるホルモンであることは説明しました。
では、しっかり分泌されるようにするためには、副腎を元気にした方が良いですネ。
そこで、副腎を元気にする食べ物を調べました。
副腎の疲れの回復に効果的な食品
自然薯(じねんじょ)・山芋・大和芋・レバー・ニンニク・脂身の少ない肉類・卵・玄米・わかめ・アーモンド・ゴマ
なるほどと思える食べ物ばかりですネ。
若返りホルモン(DHEA)を増やす食品
・山芋
・アボカド
・イワシなどの青魚
・納豆、豆腐、黒豆、きな粉などの大豆製品
ネバネバ系の山芋はどちらにも出てきました。
これらの食べ物をしっかり摂っていれば、副腎が元気になって若返りホルモンもたくさん分泌されるわけです。
健康寿命を延ばすためにもDHEAを増やす食品を毎日しっかり食べましょう。
オリーブオイルの若返り効果
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オリーブオイルの人気が高いのは、味や風味だけでなく、やはり健康効果が優れているからですネ。
オリーブオイルは、オレイン酸やトコフェロール、ポリフェノール類、体に必要な微量成分を多く含み、お肌の美容や心臓病、糖尿病、動脈硬化、癌などの発生予防に期待されています。
オレイン酸の働き
オリーブオイルはオレイン酸が豊富で、含有量は75%も含んでいます。
オレイン酸のよい働きは、コレステロールの中の善玉コレステロールの値をキープしつつ、悪玉コレステロールの値だけを低下させることです。
血液をサラサラにして血流をよくしてくれる働きもあります。
またオレイン酸は、酸化がしにくく、脂質の代謝を活性化させる働きがあるので、中性脂肪を付きにくくします。
他成分の働き
オリーブオイルは、不飽和脂肪酸やビタミンE、ビタミンA、ポリフェノール、トコフェロール、植物ステロールを含んでいます。
なので、抗酸化作用が高く、細胞の老化を防ぎ、内臓から若々しくするアンチエイジング効果も期待できますネ。
さらに嬉しいことに、虚血性心疾患、循環器疾患、脳疾患、老人性認知症、アルツハイマー病、乳癌、リウマチ性疾患などを予防する働きもあると言われています。
これらのことを見ると内臓から若返るには、オリーブオイルはベストな食品ですネ。
オリーブオイルは熱に強いので、調理にも使いやすいです。
体にいいことだらけのオリーブオイルですが、副作用はないのでしょうか。
オリーブオイルの副作用
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オリーブオイルを食べると体に良いことは説明しましたが、肌や髪に塗るなど、いろいろと食用以外でも用いられています。
でも、副作用などはないのでしょうか?
まず、食べたときや、お肌や髪に使ったときの副作用をみていきましょう。
オリーブオイルを食べたときの副作用
オリーブオイルも摂りすぎると個人差がありますけど、こちらの症状が出る人もいるので注意しましょう。
下痢をする
オリーブオイルを摂りすぎると下痢をする人がいます。
なので、便秘症の人には、オリーブオイルを上手に摂れば改善するかも知れません。
オリーブ油と納豆を一緒に食べれば、便秘にいいって聞いたので、1ヶ月間試したことがありますが、私には効果がありませんでした。
「やはり、個人差があるのでしょうネ・・・」
胸やけ・胃のむかつきが起きる
オリーブオイルは、やはり「油」なので、摂り過ぎると胃のむかつきやもたれ、胸やけがでる人がいます。
太る可能性あり
オリーブオイルはヘルシーと思われているかも知れませんが、油なので他の油と同じようにカロリーは高いです。
オリーブオイル100gで921kcalあります。
大さじ1杯約12gで約110kcalあります。
大さじ1杯でも約110kcalありますので摂りすぎには注意しましょう。
オリーブオイルを肌や髪に使ったときの副作用
肌や髪に使った場合も副作用が出る場合があります。
アレルギー反応が起きる
クレンジングや洗顔の前にオリーブオイルを使う場合ですが、肌に合わない人はアレルギー反応が出る場合がありますので注意しましょう。
アレルギー反応を防ぐには?
オリーブオイルを使う前にパッチテストをすることですネ。
パッチテストのしかたは、二の腕か太ももの内側に塗って1日放置します。
それでなんともなければ大丈夫です。
オリーブオイルをクレンジングや洗顔に使った後は、必ず温めて拭きとりましょう。
油は冷えていると流動性が悪く、そのまま毛穴をふさぐと、肌トラブルの可能性もあります。
油は温めるとサラサラになるので、温めた蒸しタオルなどで拭き取りましょう。
油焼けを起こす
オリーブオイルの精製度の低いものは、“油焼け”を起こす危険性があり劣化も早いので注意しましょう。
オリーブオイルをクレンジングや洗顔前に使う場合は、“精製度”の高いものを使いましょう。
精製度の目安
精製度の目安として酸度があります。
酸度が低いほど良く、目安は0.8%以下です。
エクストラヴァージンオイルが0.8%以下です。
※オリーブの実は種類がおおくて、味も香りも様々ですが、製法により大きく3つに分かれています。
・エクストラヴァージンオイル:オリーブの実をそのまま搾ったもの
・精製オリーブオイル:バージンオイルを精製処理したもの
・ピュアオイル:精製オリーブオイルに(エキストラ)バージンオイルを混ぜ合わせたもの
ニキビの原因にも
オリーブオイルを保湿として使う場合でも、塗りすぎるとニキビの原因になります。
オリーブオイルの主成分である“オレイン酸”は、お肌を汚れや乾燥から守ってくれて、肌をツヤツヤにしてくれますが、ニキビについては、アクネ菌の餌になり逆効果になる場合もありますので要注意。
特にニキビが化膿しているときのオリーブオイル使用はダメです。
肌の乾燥がひどくなる
オリーブオイルをお肌に使う場合ですが、洗浄力が強いので乾燥を激化させてしまうという可能性もがあります。
なので、乾燥肌の人は、オリーブオイルでのクレンジングは避けたほうがいいです。
髪のトリートメントに使った場合の副作用
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オリーブオイルをお肌に使ってここまでに紹介してきましたような症状がない人は、髪に使ってもまず大丈夫です。
ただし、頭皮の状態などはしっかり把握してから使いましょう。
不安であれば、パッチテストもしましょう。
オリーブオイルを髪に使う場合も精製度の高いものなら、食用のエクストラヴァージンオイルやヘアケア用を使用してもOK。
ただし、アケア用はメーカーにより独自の成分を配合していることもあります。
それが、あなたのお肌に合わなかったり、洗い流しが不十分だとトラブルのもとになりますので気をつけましょう。
オリーブオイルをお風呂で使うときの注意点
オリーブオイルを小分けして、その時使う分だけ持っていくことが重要なポイントです。
その理由ですが、お風呂場の水分でオリーブオイルが一気に劣化してしまいます。
劣化したオリーブオイルを使うと副作用の原因になるので注意してくださいネ。
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まとめ
若返りホルモンと呼ばれるDHEAを増やす食品は、山芋・アボカド・イワシなどの青魚・納豆、豆腐、黒豆、きな粉などの大豆製品。
DHEAを分泌する副腎を元気にする食品は、自然薯(じねんじょ)・山芋・大和芋・レバー・ニンニク・脂身の少ない肉類・卵・玄米・わかめ・アーモンド・ゴマなど。
オリーブオイルには体にいいとされる成分を多く含んでいます。
色素成分クロロフィルのデトックス作用で美肌効果や、ポリフェノールとビタミンEが多く含まれていて、アンチエイジング効果、オレイン酸やビタミンEの作用でコレステロール低下などなどいろいろな効果に期待されています。
ただし、過剰摂取は副作用の原因になりますので上手に摂りましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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