認知症予防にサウナやノビレチンが効果的と「たけしの家庭の医学」で紹介されました。
サウナ大国フィンランドの最新の研究では、サウナに週4回以上入っている人は66%も認知症のリスクが下がりました。
認知症予防に効果的なサウナの入り方や注意点、自宅でできる温冷交代浴の方法、シークヮーサーに多く含まれる成分ノビレチンの効能について紹介します。
目次
認知症予防に効果的なサウナの入り方と注意点
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まず、「たけしの家庭の医学」(2019年10月15日)で紹介された、自宅でもできる効果的なサウナの入り方の説明です。
名医は下記の「温冷交代浴」という入り方を紹介しました。
温冷交代浴【自宅のお風呂でできる方法】
下記がお家にサウナの設備が無くてもお風呂があればできる温冷交代浴の方法です。
簡単なのでお試しくださいネ。
【入り方】
① 41℃~42℃のお湯に約15分ほど浸かる。
少し汗ばむ程度に体を温めます。
② 30℃の低温シャワーを約30秒ほど浴びる。
③ 上記の①と②を繰り返すことで、サウナと水風呂のような効果が得られます。
ポイントは時間や回数を無理に増やそうとしないことで、2~3回繰り返せばOK。
なぜ温冷交代浴は効率的なサウナの入り方なの?
「脳の神経細胞が活性化することで認知症予防に効果的なんです。」
もちろん、体も爽快になりますネ。
今まで認知症の原因は、脳に溜まるアミロイドβの物質が溜まると発症すると言われていましたが、脳の表面を覆う神経細胞の塊が減るためという説が浮上しています。
サウナに入ることで温まり血管が広がり、血管のポンプ機能もよくなり血流量も増えます。
低温シャワーを浴びることで血管が収縮しますが、体にこもった熱で再び血管がゆっくり広がってきます。
この状態で、副交感神経のスイッチが入り、脳はリラックス状態になります。
脳がリラックスすることで、脳の神経細胞が活性化します。
※加齢などが原因で、脳の表面を覆う神経細胞の塊が減り始めている人は、近い将来、認知症を発症する可能性が高いんです。(国立循環器病研究センター)
温冷交代浴の実験結果
「たけしの家庭の医学」で実験されたのは、脳の老化が気になる60代から70代の男女9名が、お化け屋敷に入って出るというものでしたが、1人の方だけは怖くなってすぐ諦めて引き返してしまいました。
すぐリタイアされた方の診断は、「飽きっぽいや意欲の低下」ということで調べてみると、この方の脳の神経細胞が12%も減少していることがわかりました。
恐怖に対して諦めることが脳の神経細胞の減少と関係があるそうです。
この方は家事も億劫になっていて片付けもあまりできていませんでした。
しかし、この方が温冷交代浴を7日間実践したところ・・・
10年以上手つかずだった片付けをするようになりました。
そして、平常時の血流を測定すると血流が良くなっていたのです。
温冷交代浴を続けながら、ノビレチンも摂っていけばもっとよくなっていくのではないでしょうか。
あなたも元気な時から温冷交代浴を実践されて認知症予防しませんか。
認知症リスクのある人の特徴
あなたは下記のことにあてはまりませんか。
・新しい事を学ぶ気持ちがなくなる
・意欲が低下している
・飽きっぽい
どれかあてはまれば「脳の神経細胞である灰白質が萎縮している可能性があるんですって」
新しい事を学ぶ気持ちがなく、意欲が低下している人は脳の神経細胞である灰白質が萎縮している可能性がある。「国立循環器病研究センター」
心当たりのある方、注意しましょう。
サウナの【基本的な温冷交代浴】入り方
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「たけしの家庭の医学」で紹介された、自宅のお風呂でもできる温冷交代浴の入り方を説明しましたが、ここから「基本的な温冷交代浴というサウナの入り方」についても簡単に紹介しておきます。
サウナ温冷交代浴の入り方
まず、サウナに入る前には脱水防止のため水分補給(コップ1杯~)をするようにしてください。
また、体と頭を洗い、汚れを落としておきます。
① サウナに入る(目安は5~10分)
慣れていない方は、時間が短くてもOKです。
サウナは高い位置に座るほど熱く感じるため、自分に合った位置を見つけましょう。
② 水風呂でクールダウン
かけ湯をして汗を流したあと、水風呂に入りましょう。
水風呂の温度が低いところの場合は、心臓から遠い手足などから徐々に入ったり、30℃程度のぬるま湯をかけるだけでもOKです。
③ 休憩する(10分程度)
身体が冷えないよう、体の水分を拭いてからイスやベンチで休憩するようにしましょう。
その後、①~③を数回繰り返します。
サウナから出たあとも忘れずに必ず水分補給をしてくださいネ。
サウナの入り方の注意点
・体調が優れないときはすぐにサウナから出てください。
気分が悪くなった場合はすぐにサウナから出て、イスに座って安静にするか、誰かに手伝ってもらうなどして体を休めるところに移動しましょう。
(気分が悪い状態で水風呂に入ることは危険ですのでやめましょう。)
また、温冷交代浴は血管の拡張と収縮が繰り返されるため、心臓に負担がかからないように無理のない範囲で入るようにしましょう。
飲酒をしている方、妊娠中の方、体調がすぐれない方、持病があるため健康状態に不安がある方はサウナに入るのは控えるようにしてくださいネ。
サウナとは?
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日本でいうサウナは、一般的に温度が70~100℃、湿度が10~15%に設定されているドライサウナを指すことが多いようです。
ただ、最近では温度が低く、湿度が高いミストサウナや、塩を塗って入るソルティサウナ、ほかにも熱した石に水をかけて蒸気を発生させるロウリュと呼ばれるサウナなど、いろいろな種類が増えてきています。
サウナのメリット
温度や湿度、使うものなどが少しずつ違うサウナですが、「体を温める」ことで様々なメリットを得られます。
・血液のめぐりが安静時の2倍になる
・強張った筋肉がリラックスし、体のコリ解消につながる
・新陳代謝が促進される
上記のほかにも、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が活性化し、気分がスッキリするともいわれています。
認知症予防に「ノビレチン」ってなぜ!?
脳細胞の回路は数百億個ありますが、この回路が加齢で分断されると認知症の可能性が高くなる。
この途切れた神経細胞にノビレチンを投与して、20時間後に細胞同士が繋がりを見せていた。(国立長寿医療研究センター・愛知県大府市)
これらのことからノビレチンは認知症予防に有効な成分というわけです。
上記のことがなどが「たけしの家庭の医学」で紹介されました。
「ノビレチン凄いと思いました♪」
認知症の原因はいろいろとあるのだと思いますが、その原因の1つ1つに対処していけば、恐ろしい認知症予防になりますネ。
沖縄県大宜味村の高齢者の脳年齢が若い!
まず、テレビで紹介された大宜味村(おおぎみそん)の方々は、シークヮーサーを毎日食べている方達です。
なので、「ノビレチン」はしっかり摂れています。
「たけしの家庭の医学」で紹介された、長寿の村で有名な沖縄県大宜味村の高齢者の方の脳年齢はビックリするほど若かったです。
脳年齢を調べる実験は「STM-COMET」のチェック法:15個の単語を暗記し、15個の単語を60秒間でできるだけ思い出すという方法でした。
【驚愕のテスト結果】
・100歳の方の結果⇒脳年齢30代から40代
・90歳の方の結果⇒脳年齢70代
・77歳の方の結果⇒脳年齢50代
上記のように10人中8人が実年齢よりも、脳年齢が若かったのですから驚きますよネ。
シークヮーサーに含まれるノビレチンだけの効果とは思いませんが、それにしても凄いですよネ。
以前、違うテレビ番組でもシークヮーサーのことを紹介していました。
100歳を過ぎても畑仕事ができるおじいちゃんとか、頭もしっかりしていて尿漏れなどもなく紙パンツなども全く必要のない100歳を過ぎたおばあちゃんとか。
そして、とっても元気で顔色も良く「本当に100歳を過ぎてるのっ?」て思ったくらいでした。
共通点は、やはりシークヮーサーを毎日食べていることでした。
「ノビレチン」ってなに?
「ノビレチン」はシークヮーサーに含まれる成分でポリフェノールの一種なんです。
「シークヮーサー」とは、主に沖縄に自生する柑橘類でミカンの仲間です。
ノビレチンはシークヮーサーの果実の皮の部分に多く含まれています。
ノビレチンは認知症予防だけでなく他にも優れた効能があります。
くわしくこちらの記事でも書いていますので、ぜひご覧くださいネ。
⇒『ノビレチンはシークヮーサーの成分で認知症予防に人気沸騰中!』
⇒『【シークヮーサー】ノビレチン認知症予防の救世主になれるの!?』
ノビレチンの摂り方
ノビレチンの摂り方ですがレモンと同じように使えます。
刺身にシークヮーサーを絞ったり、サラダにかけたりジュースにして飲んだり。
身近なところで販売されていないので通販が便利です。
ジュースになっているシークヮーサーが多いです。
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リンゴ型体型の人は認知症に要注意
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体型がリンゴ型の人は内臓脂肪が溜まっています。
【脂肪に関連した人気の記事】
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内臓脂肪が溜まっていると、炎症物質がつくられて神経細胞を攻撃してしまう。
その目安はウエストの数値をヒップの数値で割り、男性だと1.0以上、女性だと0.9以上が認知症リスクが高いんです。
「計算が面倒なので簡単に知る方法を下記にご紹介しますネ」
①紐でヒップをはかり、はかったままで結びます。
②その結んだ紐を上にあげます。
お腹まわりを上に通過できますか?
ひどいメタボだと通らないと思います。
※メタボの原因と予防についてこちらの記事で説明していますので、ぜひご覧くださいネ。
⇒『メタボの原因と予防※早めの食事で肥満のリスクが軽減する!?』
「通らない人は認知症のリスクが高くなります。」
出演者で、そんなにメタボには見えなかったのですが、タレントの「ガダルカナル・タカ」さんは通らなかったです・・・
「ビートたけし」さんもやってませんが、通らないと思いますネ。
簡単ですから、あなたもチェックしてみてくださいネ。
まとめ
週4日以上サウナに入る人は入らない人と比べて、認知症の発祥数が約66%少なかった結果は、フィンランドで20年以上も追跡調査(約2,000人対象)して分かったことです。(2017年)
冬場はとくに新陳代謝を下げないようにサウナで体を温めてあげましょう。
認知症予防にサウナとシークヮーサーを上手に活用しましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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